クライマックスシリーズの最中ではあるが、29日にはいよいよドラフト会議が開催される。注目の菊池投手の行方に注目が集まっているが、果たして、菊池投手は言われているように、10年に1人の逸材なのか?
検証するために、過去20年に渡って、その年の高校生ナンバー1投手をリストアップしてみた。ドラフト1位又はそれに準じた順位で指名されたことを基準にし、それに僕自身の記憶を加味した選出なので、異論はあるかと思うが、御了承願いたい。
H01 井上一樹
H02 長見賢司
H03 上田佳範
H04 安達智次郎
H05 平井正史
H06 嘉勢敏弘
H07 斉藤和巳
H08 前川克彦
H09 川口知哉
H10 松坂大輔
H11 河内貴哉
H12 内海哲也(入団拒否)
H13 寺原隼人
H14 高井雄平
H15 内竜也
H16 ダルビッシュ有
H17 辻内祟伸
H18 田中将大
H19 佐藤由規
H20 赤川克紀
こうして並べてみると、3つのタイプに分類されると言えよう。
1つ目は即戦力としてプロでバリバリ活躍する選手。これに当てはまるのは松坂と田中。20分の2だから、これぞ10年に1人の逸材である。
2つ目は即戦力にはなれないが、徐々に頭角を現し、チームの中心選手になる選手。斉藤和、内海、ダルビッシュと、この例に当てはまる選手は多い。
3つ目は期待されるほどの成績を上げることができない選手。川口はその代表だろう。
こうしてみると、高校生ナンバー1投手と言われる選手は、時間がかかる場合もあるが、いずれはプロ野球界を代表する投手になる可能性が高いことが伺える。但し、「10年に1人」のレベルに達しようと思ったら、1年目から即戦力として活躍する必要がありそうだ。
そして、松坂と田中の両投手は、甲子園でも圧倒的な力を見せ付けてくれた。「10年に1人」とはそういうものだ。しかし、菊池はケガの影響もあったが、一発を食らうことも多く、結果的には評判ほどの成績はあげられなかった。
何が言いたいかというと、菊池は即戦力としては、期待できないだろうと僕は踏んでいるということである。もちろん、入団後の育成方法によっては、日本を代表する投手になる可能性はあるだろうが、マスコミもあまり煽らず、長い目で見守ってもらいたいと思う。それぐらいのレベルの選手なのだから。
��S勝利おめでとう。
返信削除菊池は直接見てないからわからんけど
��年に1人とか7年に1人と言うよりは
��0年に1人といったほうがすごそうで
商売になるからいいんじゃないの?
しかしこう並べられると知らんやつが多いなぁ。
菊池を甲子園で見ましたが、はっきり言います。
返信削除「球が速いだけ。」
そんなに騒ぐほどの投手じゃないな、と。
コントロールはないし、球は速いけど軽いので、下半身を鍛えないと一軍では通用しないでしょう。背中に爆弾を抱えているならなおさら。
彼が10年に1人の逸材ならば、毎年そういうのが出る矛盾になりますが。(笑)
追伸
巨人の日本シリーズ進出おめでとさん。おいらは日ハム大嫌いなので、陰ながら応援してます。
ポテンシャル+センスだけなら寧ろ今宮健太の方が...
返信削除ポテンシャル+センスだけなら寧ろ今宮健太の方が上だと思うんですけどね。
>RNさん
返信削除ま、仰るとおり、10年に1人って言わないと、迫力が無いんでしょうけど、でも、こうやって並べてみると、安易に”10年に1人”っていう表現を使って欲しくないなぁとも思いますね。それほどの力を持ってない選手に対して、その表現を使うことによって、変なプレッシャーや、変な過信を与えてしまうことにも繋がりそうですし。
>MSKさん
実際に見て、そう思ったのなら、間違いないでしょうね。これは、辻内コースにはまるかな(^_^;)
>いかりやさん
この辺はいかりやさんの得意分野ですよね。隠れた逸材を、たくさん知ってそう・・・。
そう。私の素人の目では、全くすごい投手とは思え...
返信削除そう。私の素人の目では、全くすごい投手とは思えないですねえ・・。ただ、スカウトさんとかの評価が10年に1人の逸材なのであれば、「へえ、そうなん?」と思うしかなくて、じゃあ、結果を見てみたい、と興味はそそられますね。もしくは、菊池さんが、期待されることによって、能力以上の能力が出せる、っちゅうことを期待されてるのかも?
>まりすけさん
返信削除「期待されることによって、能力以上の能力を出す」よりも、能力以上の評価をされることによって、変な過信をしてしまう危険性の方が高い気がするんですよねぇ。そうなっちゃうと、かわいそうかなと思います。
何にしろ、ドラフト会議は明後日!注目の存在であることには変わりないので、会社でネット速報をチェックしながら仕事しますよ~♪