2023年9月11日月曜日

最新の広告戦略

 本日の通勤電車で、とあるイベントの広告が車両をジャックする形で大量の中吊り広告として掲示されていた。

 驚いたのは、その広告にはイベント名と日時・場所ぐらいの情報しか書かれてなかったこと。それだと名称から何となくはどんなイベントなのか想像はつくが、それでも想像の域を脱しないし、詳しいことは何にも分からない。

 ひと昔前なら、どんなイベントなのかを想像させるようなキャッチコピーが大きな文字で目立つように書かれ、詳しめの説明文も付記され、目玉となる企画や、ゲストが居るのならその人の名前も書かれているのが一般的な広告のフォーマットだったと思う。そうしないと、そのイベントの魅力が分からないので、必然的にそれが必要だったのである。

 でも、今はみんなスマートフォンを持っているので、イベント名さえ分かって、しかも今回みたいに車両ジャックするくらい目立つ広告であれば気になってその場で検索して調べるんですよね。そうすれば、イベントの詳細な情報はすぐに手に入るので、わざわざ中吊り広告に色々と書く必要は無し。

 広告事業者も色々と考えますね。

0 件のコメント:

コメントを投稿