2010年4月10日土曜日

独立リーグ観戦記 ~エースの貫禄~

 2010.04.10 三重スリーアローズ×長崎セインツ@伊勢倉田山球場
長崎 000 000 000│0
三重 002 000 000│2

 エース洪成溶が8回を3安打9奪三振の好投。この試合はこれが全てだった。しかも常にストライク先行で長崎打線に付け入るスキを与えない。27人の打者に対して、初球打ちも含めるとストライクから入ったのが、23回。これがテンポの良さを生んだ。

 これで洪成溶は、開幕2連勝。防御率1.20で奪三振はイニング数とちょうど同じ15個。四国・九州アイランドリーグのチームが相手でも危なげない投球で、まさに大黒柱である。

 ここで恒例のスタメン紹介。今回、不覚にもカメラを忘れてしまったので、写真はなし。その代わり、今日の試合が終了した時点の成績を併せて掲載。

1二 奥本 .000 0本 0点
2遊 宮田 .333 0本 2点
3三 川咲 .300 0本 3点
4一 美濃 .091 0本 2点
5左 奥脇 .200 0本 1点
6指 二口 .167 0本 2点
7右 前田 .400 0本 1点
8捕 北園 .556 0本 3点
9中 石田 .333 0本 1点
先発 洪成溶 2勝0敗 1.20

 不動のトップバッターに定着するかと思われていた桑島が3試合目にして早くもスタメン落ち。これまで打率.111と不振なだけに致し方なしか。一方好調なのはキャッチャーの北園。勝負強さも見せており、今後のキーマンになりそう。

 なお、長崎セインツの3番は陽耀華という選手だった。プロ野球ファンならすぐにピンと来ると思うが、この選手は、陽耀勲・陽岱鋼と兄弟である。

 これで開幕直後のホーム3試合が終了。四国・九州アイランドリーグのチームに対しての1勝1敗を含んで、2勝1敗と勝ち越すことができた。ロードの試合まで応援に行くことはできないが、この勢いをもって、来週末の愛媛3連戦を戦ってきてもらいたいものだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿