今シーズンの守備を見れば、この日が来るのがそう遠い日ではないことは薄々と感じていた。それでも、いざその日を迎えると、敵チームの出来事とはいえ、寂しさが込み上げてくる。
金本の連続フルイニング出場が、1492試合でストップした。代打で出場したため、連続試合出場は継続される。
心配なのは金本のモチベーション。ここ数年はこの記録を継続させること自体が金本を奮い立たせていたはず。記録が途切れたことにより、気持ちが切れて、一気に衰える可能性も低くない。下手したら、今シーズン途中での引退表明もありえるのではなかろうか。
それよりも残念なのは、2003年から丸7年間金本が守りとおした阪神のレフトを、8年ぶりに守ったのが葛城だったということ。別に葛城が悪いわけではないが、金本がレフトから外れるということは、いろんな意味で象徴的な出来事なのだから、藤川俊のような未来の阪神を託すべく、そして、金本の状態が良くならなければ、このままレギュラーを奪い取るぐらいの勢いのある選手に守ってもらいたかった。
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