2010.04.23 三重スリーアローズ×大阪ゴールドビリケーンズ@津球場
大阪 010 100 001│3
三重 000 300 01X│4
先発はエース洪成溶。立ち上がりは不安定だったが、4回にクラッチヒッター二口の2点タイムリーで逆転すると別人のように立ち直り、以降は安定したピッチング。8回を2失点にまとめて、見事3勝目をあげた。これでチームも3勝3敗で5割復帰。明日は高知ファイティングドックスとの交流戦である。
今日のスタメンはこちら。
ここまで.294と好調なキャプテン前田がスタメン落ち。代わって内野手登録の二口をレフトで起用したのだが、この二口が勝ち越しタイムリーを放ったのだから、采配ズバリといったところである。
この試合で光ったのが2番の宮田。ノーアウト1塁で2度打席が回ったのだが、2回とも送りバントを試み、その2回とも相手の守備の乱れを招き見事出塁(1回は記録上は相手のエラー)。これは、明らかに宮田の足を警戒してのもの。それぐらいとにかく宮田の足は凶器と言えるぐらい速い。昨日まで1番の桑島が.118(四球も1つ)と不調だったため、いまひとつ機能しなかった1,2番だが、この試合では桑島が2回出塁すると、2回とも得点に絡むという理想的な形を見ることができた。桑島の調子が更に上がれば、相手にとって驚異の1,2番が完成するかも知れない。
冒頭でも触れたとおり、洪成溶は立ち上がりと、逆転後はまるで別人。4回までは打者16人に対し、初球打ちを含めても7回しかストライクから入ることができなかったが、5回以降は打者15人に対し、初球打ちを含めて12回がストライク先行。勝てる状況になったときにスイッチが入ってワンランク上のピッチングできるのは、ある意味プロ向き。
これでチームは6試合消化したが、いまだホームランはゼロ。そろそろ一発を見たいところだが、チーム打率.201という状況の中、なかなか期待できそうもない。逆にこれだけ打てないのに勝率5割を保っているのは、良く言えばそつのない攻撃ができているということだが、やはり迫力不足は否めない。
なお、この試合、最後のバッターとして代打で素晴らしい平下が出てきたが、サブマリン大島に三振に切って落とされた。
(2回の攻撃時、打者村上の5球目のファールが打撃妨害じゃないかと猛抗議する村上監督)
(ヒーローインタビューを受ける洪成溶投手)
0 件のコメント:
コメントを投稿