チャットモンチーの新作はカップリングコレクション。最近は、ベスト盤を出さずともカップリングコレクションを出すミュージシャンが増えているが、これはどういう意図があるのだろうか。
さすがカップリングコレクションだけあって、とにかく収録曲がバラエティに富に富みまくっているこのアルバム。M9「コスモタウン」のような疾走感溢れる王道ポップチューンがあれば、M10「バスロマンス」のようなポカポカ陽気にピッタリのミディアムチューンもある。かと思えばM14「決まらないTURN」のようなチャットモンチー特有の重厚ロックサウンドも。
これらは全てシングル曲でも見せている彼女らの魅力の一つ。なのでカップリング曲だからと言って特別なことはせず、手も抜かないという彼女らの音楽に向き合う真剣な姿勢が表れていると言える。
彼女らの魅力をシングルとは別の楽曲で、しかし同じ角度で表現したカップリングコレクション。聴けば聴くほど好きになりそうなアルバムである。
そんなアルバムから前述の3曲をご紹介。
https://www.sonymusic.co.jp/artist/chatmonchy/discography/KSCL-1604(後日追記:オトフレームがリンク切れのため、リンク先変更)
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