2018.8.3 中日×巨人@ナゴヤドーム
G 000 000 201│3
D 200 000 101X│4
リクエストがあれば申告敬遠もあったこの試合。先発は前回登板でノーヒットノーランを達成した山口俊と、中日は吉見。山口俊は立ち上がりが不安定で、平田とアルモンテに連続タイムリーを浴びた。やはり、先発投手にとって立ち上がりと言うのは難しい。
その後はテンポの良い投手戦になったが、7回についに巨人打線が吉見を捕まえる。マギーの三塁線を破るツーベースを足掛かりにして、亀井の芸術的な三遊間のタイムリーで1点を返すと、粗い打撃で確実性に欠いていたマルティネスがライト線へのツーベースを放ち同点。ところがその後のチャンスで高橋監督は小林に対して大城を代打に送る。ここがこの試合のターニングポイントだったと思う。
キャッチャーが変わった7回の裏、山口俊のリズムが突然崩れ、フォアボール二つでピンチを招くと、ビシエドに痛烈な勝ち越しタイムリーを浴びた。この後、一旦は同点に追いついたため、この失点は決勝点ではなくなったが、キャッチャーが小林のままなら、7回の失点は無かったように思う。
もちろん、優勝争いから脱落した現状を鑑みると、大城や宇佐見といった若いキャッチャーに経験を積ませるのも大事だという考え方は分からないでもないが、せめて小林をスタメンで起用した試合ぐらいは、最後まで小林を使って欲しい。そうしないと先発投手もかわいそうだ。そんなことを感じた今日の試合だった。
ちなみに、平日とは言え夏休み期間中の巨人戦だというのに、ナゴヤドームの5階席はガラガラ。9回には代打阿部のタイムリーで同点に追い付くという巨人ファンからするとたまらない盛り上がりがあったが、最後は澤村のサヨナラ押し出しで決着が付くという後味の悪いゲームだった。カミネロ、マシソン、上原が次々と離脱し、澤村もこの状態。リリーフ陣の壊滅は深刻な状況だ。
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