サザンオールスターズがデビュー40周年を記念したベストアルバムをリリースした。初回限定盤はボーナストラック含めると2枚組全33曲という大ボリュームである。
サザンオールスターズのベストなので、聴き応えあるに決まっているし、誰もが知っている名曲から、アルバム収録の隠れた名曲も収録されていて、ファンにしても新たな発見がありそうなアルバムである。
何よりも凄いのは、これはデビュー20周年を記念してリリースされた前回のベスト盤「海のYeah!!」以降にリリースされた曲のみで構成されていること。これぐらいのベテランミュージシャンのベスト盤は、一般的にキャリアベストであることが多いと思うが、そうではないところに、サザンオールスターズが今でもヒット曲を生み出し続けていることが分かる。これぐらいのキャリアがありながら、こういうベスト盤をリリースできるミュージシャンはせいぜい片手で数えられるぐらいでは無いだろうか。
40年ものキャリアがありながら、今でも現役バリバリでシーンのトップを走り続けるサザンオールスターズ。彼らがそんな稀有な存在であることに、改めて気付かされたアルバムだった。
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