2018年8月16日木曜日

サマータイムとプロ野球

 サマータイム導入議論が展開されているが、よく考えたら、もしも現在議論されている通り、2時間のサマータイムが導入されたら、プロ野球はけっこう厳しいことになりそうだ。

 この時期、普通の野外の球場の試合は、平日・週末限らず、ナイターで行われる。試合開始は18時が一般的で、標準的な試合の場合は21時頃に終了する。これが2時間のサマータイムが導入されると、現在の16時相当の時間に試合が始まり、終わるのが19時頃相当。つまり、ナイターではなくそこそこ暑い薄暮ゲーム。暑いだけではなく、試合終盤の緊迫した場面で、薄暮による打球の見え難さが発生し、それによる思わぬドラマが発生する可能性もある。

 野球に限らず、サッカーも同様かな。欧米と違って夏のプロスポーツが盛んだし、夕方になってもそんなに気温が落ちない日本の気候を鑑みると、特にスポーツ界から見ると、日本にはサマータイムは実は馴染まないのかも知れない。

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