2018年8月12日日曜日

MLBのドラフトとドラフト外

 MLBに注目するようになったここ数年。毎日、Transactionのページを見て楽しむのが日課になっているのだが、ドラフトの動きとは別に、多くの選手が一斉に契約される時期があるのに気が付いた。

 その前にドラフトの話。毎年6月上旬に3日間程度に渡って開催され、各球団40人まで指名できる。また、詳しい規定はややこし過ぎて僕自身も理解できていないが、基本的には完全ウェーバー制のため、日本のようなくじ引きは発生しない。ちなみに、メジャーは30球団あるので、30球団×40人=1,200選手が指名される。日本のプロ野球が、育成選手含めても例年100人程度なので、やはりメジャーがスケールが違う。で、ここで指名された選手が、各球団と契約すると、Transactionのページには以下のように表記される。

 チーム signed ポジション 名前

 で、ここまでがドラフトの話。6月中は上記表記が大量にみられるのだが、ここからが本題で、7月2日以降、以下の表記が急増する。

 チーム signed free agent ポジション 名前 to a minor league contract.

 チームは、FA中の選手と、マイナー契約を締結した。ということで、どこのチームにも所属していない選手がマイナー契約を締結した場合に表記されるもの。マーリンズを自由契約になった田澤投手がタイガースと契約した際にもこの表記がされた。

 ただ、7月2日以降に大量に表記されているので、これが何か調べてみたところ、7月2日はドラフト対象外となっている海外選手の獲得が解禁される日ということらしく、日本風に言うとドラフト外入団。これら選手はInternational FAと言われているので、Transactionのページでもfree agentと表現されているようだ。

 これで、一つ謎が解明できた。Transactionページの表現には、まだまだ分からないことが多いので、一つずつでも解明していこうと思う。

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