2018年8月17日金曜日

これが平田良介の完成形なのか?

 中日の平田が絶好調である。プロ13年目と中堅からベテランの域に達しようとしている今シーズンは開幕から安定したバッティングを見せ、16日試合終了時点でセ・リーグの首位打者。その16日にはサイクルヒットをやってのけた。日本代表に選ばれるほどの実力者でありながら、突き抜けた存在って感じでもなかったが、今シーズンでいよいよ完成形に近付いてきている印象だ。

 改めて今シーズンの16日時点の成績を見てみる。打率.333、ホームラン6本、打点42。さすが首位打者というだけあって、打率は凄いが、他の数字、特にホームラン数ってこれが平田の完成形でいいのかな。

 平田と言えば高校時代に甲子園で、1試合3本塁打という偉業を成し遂げた長距離砲。プロ入り後は、20本を超えたシーズンは無いがレギュラーに定着した2011年以降、規定打席に大幅に足りなかった昨シーズン以外は、毎シーズン二桁ホームランを放ってきた。数少ない和製大砲なので、本来ならば.333は打たなくてもいいから、20本いや30本を狙って欲しい存在である。

 このまま率は残すがホームランは二桁届かないアベレージヒッターに落ち着くのか。それともかつての長打力が戻るのか。世代を代表する大砲だった平田は、いったいどこに着地するのだろうか。

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