以前にシーズンの振り返りの記事でも書いたが、今年のペナントレースは全日程を9月中に終了した。長くプロ野球のマニア的なファンをやっているが、こんなことは記憶にないと思って調べたら、自分が本格的にプロ野球ファンになった90年代前半以降では初の出来事。プロ野球史においても2リーグ制以降は2度目の出来事だった。
1度目は東京オリンピックの開会式までに日本シリーズも含めた全日程を終わらせる必要があった1964年で、いわば特殊事情によるもの。つまり、特別な事情も無く、9月に全日程が終わるのは、事実上、史上初となる。
そもそも、概ね毎シーズンともに、開幕時点では9月中に全日程が終了するように日程が組まれる。ただ、雨天中止による振り替えが10月以降に組み込まれ、結果的に9月中には消化しきれないというのが例年のパターン。当然、屋外球場を本拠地としているチームの試合消化が最後まで残り、パ・リーグでは楽天とロッテのカードが最後まで残るというのが、ここ最近のお決まりのパターンだった。
ところが今年は天候が安定していたのか、試合消化がとてもスムーズで、逆にロッテが12球団で一番最初に全日程を終了。今年は、さほど天候が安定していたという印象は無いのだが、プロ野球の試合消化からそんなことも垣間見える結果となった。
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