2021年10月6日水曜日

MLBセイバーメトリクス2021 野手編

  日本のプロ野球はオリンピック期間中はペナントレースを中断していたので、まだまだ公式戦が続いているが、MLBは通常通りの日程消化だったため、既にレギュラーシーズンは終了。ということで、恒例のセイバーメトリクス企画。今年も例年通り、130打席以上の選手でOPSトップ30を紹介する。

1.Mike Trout (LAA) 1.090
2.Bryce Harper (PHI) 1.044
3.Byron Buxton (MIN) 1.005
4.Vladimir Guerrero Jr. (TOR) 1.002
5.Juan Soto (WSH) .999
6.Ronald Acuna Jr. (ATL) .990
7.Fernando Tatis Jr. (SD) .975
8.Brandon Belt (SF) .975
9.Shohei Ohtani (LAA) .965
10.Frank Schwindel (OAK/CHC) .962
11.Jesse Winker (CIN) .949
12.Luis Robert (CWS) .946
13.Yasmani Grandal (CWS) .939
14.Nick Castellanos (CIN) .939
15.Joey Votto (CIN) .938
16.Kyle Schwarber (WHS/BOS) .928
17.Kyle Tucker (HOU) .917
18.Aaron Judge (NYY) .916
19.Corey Seager (LAD) .915
20.Bryan Reynolds (PIT) .912
21.Tyler O'Neill (STL) .912
22.Matt Olson (OAK) .911
23.Trea Turner (WSH/LAD) .911
24.Ketel Marte (ARI) .909
25.George Springer (TOR) .907
26.C.J. Cron (COL) .905
27.Darin Ruf (SF) .904
28.Austin Riley (ATL) .898
29.Freddie Freeman (ATL) .896
30.Max Muncy (LAD) .895

 全体トップはトラウト。1年を通じて、この選手が大谷の後を打っていたら、大谷の成績も全然違うものになっていたのだろう。

 ナショナル・リーグトップはハーパー。オリックスの吉田正が憧れているということでも有名なスーパースター。

 バクストンやアクーニャは、ケガでシーズンを全うできなかったが、特に毎年ケガしているバクストンは、そろそろシーズン通しての活躍を見てみたい。

 大谷はトップ10入り。10位は彗星のごとく現れたカブスのシュウィンデル。てっきりフラッグディールでどこかから獲った選手だと思っていたのだが、そうではなく、シーズン途中のウェイバー経由でのカブス入団だったとのこと。こういうのがあるのもMLBの面白さの一つ。

 ボットーは、突如、全盛期に戻ったような大活躍。レッズには他にもウィンカーとカステヤノスも居て、なかなか強力な打線だったはずなのに、ポストシーズンには届かなかった。

 クロンがこんなに打っていたとは全然知らなかった。ロッキーズは、あまり日本では報道されることが無いが、こういったデータから隠れた逸材を見つけていきたい。ちなみにこのクロンは、今シーズンカープに所属しているクロンの兄。

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