MLB'S BESTの1年を振り返る、これまた恒例の企画。いつまで、NHKのBS1で「MLB ザ・ベストプレー」としてやってくれるのか分からないが、注目選手を見つけることができる貴重な番組なので、番組が続くうちは、注目し続けたい。それにしても、時間を見つけては、この番組がもともとどこで放送されている番組なのか調べているのだが、全く情報が見付からない。
そんなことはともかく、今シーズンは26週×50プレーで、合計1,300プレーが紹介された。放送するプレーは、おそらく人が選んでいると思うので、注目度の高い、いわば人気投票のような要素も含んでいると思う。
ということで、球団別ランキングと、その球団で最もプレーが取り上げられた選手を紹介する。
1.メッツ(71) Michael Conforto
2.レイズ(64) Randy Arozarena, Wander Franco
3.パドレス(62) Fernando Tatis Jr.
4.カーディナルス(56) Nolan Arenado, Tommy Edman
5.ロッキーズ(53) Trevor Story
6.ロイヤルズ(49) Andrew Benintendi
7.レッドソックス(47) Enrique Hernandez
8.オリオールズ(46) Cedric Mullins
8.アスレティックス(46) Tony Kemp
8.マリナーズ(46) J.P.Crawford
8.フィリーズ(46) Andrew McCutchen, Didi Gregorius, Ronald Torreyes
12.ツインズ(45) Byron Buxton
12.レッズ(45) Jonathan India
14.レンジャース(43) Adolis Garcia
15.ヤンキース(42) Gio Urshela
15.ブルージェイズ(42) Lourdes Gurriel Jr.
17.タイガース(41) Miguel Cabrera
17.マーリンズ(41) Jazz Chisholm
19.エンゼルス(40) Shohei Ohtani
20.ブリュワーズ(39) Luis Urias
21.ホワイトソックス(38) Billy Hamilton, Jose Abreu
21.ナショナルズ(38) Trea Turner
23.ブレーブス(37) Dansby Swanson
24.アストロズ(35) Jose Altuve
24.ジャイアンツ(35) Brandon Crawford
26.インディアンス(34) Ernie Clement
27.ドジャース(33) Albert Pujols
28.カブス(31) Javier Baez
29.ダイヤモンドバックス(28) Nick Ahmed
30.パイレーツ(27) Ben Gamel, Bryan Reynolds, Kevin Newman
チーム別トップはメッツ。ちょっと意外。コンフォートは、あまり日本の番組では報じられることが無いし、今年は125試合で.232/14本と、成績はパッとしないが、依然として注目を集める存在ということか。
個人別トップは12回のパドレス・タティス。言わずと知れたスーパースター。ちょっとスペ体質なのが心配だが、今後、10年単位で、MLBを代表する選手として名前を残すことになるのだろう。
以下、概ね、強いチーム順に並んでいるが、不思議なのが6位のロイヤルズ。日本での露出は少ない球団だが、アメリカでは人気あるのかな。
我らがレッズからは、ルーキーのインディアのプレーが最も多く紹介された。ムスタカスのケガで出場機会を得た形だったが、もう完全にセカンドのレギュラー。来シーズン以降も期待。
レンジャースから最も多くプレーが紹介されたのは、ルーキーのガルシア。元巨人。巨人時代のプレーは、全然覚えてないけど。
エンゼルスからは大谷。トラウトのケガがなくても、きっと同じ結果だったと思う。それだけ、今年の大谷は本当に凄かった。
シーズン100勝以上をあげた、西海岸の人気チームジャイアンツとドジャースは、揃ってこのランキングでは下位に沈んだ。これも意外。
ニューフェイスはインディアンスのクレメント。突如現れたルーキー。プロスペクトランキングも決して高くなく、ほぼ無名の選手だと思うが、MLB'S BESTによって発掘された逸材とも言えると思うので、来シーズンから注目していきたい。
参考までに、昨シーズンの結果はこちら。
「MLB'S BEST 2020」
0 件のコメント:
コメントを投稿