2022年8月8日月曜日

村上の連続4番先発出場記録が止まったが

 ヤクルトの村上が体調不良を訴え、コロナ特例により登録を抹消。連続4番先発出場記録は360試合で途切れた。

 まあ、仕方ないと言えば仕方ないけど、何とかならんものかなと思う。例えば、普通のケガなら本人や監督の判断で、多少無理して試合に出ることはできる。金本が骨折した状態でも試合に出続けたのが代表的な例で、試合に出るか出ないかはチームの判断で決めることができるものである。

 ところが、このコロナ特例の場合、本人のコンディションとしては充分に試合に出られる状態であっても、規定により試合に出ることができなくなる。チームでコントロールできない状況なのだから、記録面でも何らかの特例措置があってもいいような気がする。

 例えば、以前には、オリンピックに派遣された選手は、その期間中の試合数分については規定打席及び規定投球回数の試合数からカウントされない、といった特別措置があった。コロナで抹消になった選手は、少なくとも隔離期間中の試合についてはカウントしないとか、連続記録についてもその期間は継続していることにするとか、そういった措置はあってもいいような気がする。

 更に言うと、試合を中止にするか予定通り開催するかの基準も不明確なのも気になる。基本的には中止にせずに日程通り消化していくべきだと思うし、選手数が足りない場合、特例措置としてコロナ特例で抹消している人数分は育成から特別昇格させることができる、といったルールにすれば良いのではないだろうか。

 もっとも、来シーズンが始まる頃には、コロナがインフルエンザ同等の扱いに見直されるだろうし、そうなればこんなことで一喜一憂することも無くなるんでしょうけどね。

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