元巨人で、現在は西武に在籍している内海投手が現役引退を発表した。球団からの公式発表はこちら。
巨人ファンからすると、一つの時代を築いてくれた大エースということもあり、とっても寂しい気持ちがする一方で、近年はほぼ一軍で姿を見ることが無かったので、とうとうこの時が来たか、という印象。しゃべりが達者なので、解説者としても引っ張りだこだろうし、指導者としても活躍が期待できそう。
引退にあたり、改めて通算成績を見てみたのだが、勝利数は意外にも135勝と200勝どころか、150勝にも到達していない。また、イニング数は2004 2/3イニングということで、生涯規定投球回2,000イニングを何とかギリギリ到達ということで、長い間、巨人のエースの座に君臨し続けた選手なのに、それでもこんな数字なのかと、驚いてしまった。
こうしてみると、やっぱり200勝の壁は厚い。過去の偉大な記録の価値を下げたくは無いので、名球会の入会基準を見直す必要は無いと思うが、例えば、150勝で準会員みたいな形にするのはアリなのかも知れない。そうしないと、会員の打者と投手のバランスがかなり悪くなりそう。それでも内海は入れないけど。
あと、以前にも「生涯規定打数と規定投球回数」でも書いたが、生涯規定投球回数は1,500イニングに引き下げてもいいのではないだろうか。内海ですらギリギリ到達というのは、2,000イニングはさすがにレベルが高過ぎると思う。
記録を振り返ることにより、そんなことを感じた、内海の引退だった。
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