三重在住の頃は、夏休みにドラゴンズの二軍の試合を観に行くことが恒例行事になっていた。これを踏襲するため(?)、オリックスの二軍の試合を観に行ってきた。
2010.8.14 Bs×T @あじさいスタジアム北神戸
T 002 310 100 │7
Bs 200 020 000│3
オリックスの二軍の本拠地はあじさいスタジアム北神戸。一応神戸市内だが、市街地からはかなり遠い。公共交通機関があまり発達していない地域なので車で行くしかないのだが、案内板とかは出てなくて、行くまでがかなり大変である。
なお、オリックスの本拠地は大阪府の京セラドーム、阪神の本拠地は兵庫県の甲子園球場だが、この試合は、兵庫県の球場で開催されながらも、オリックス主催試合なのは、おかしな話でもあり、しかしながら、かなりしっくりくるのは、プロ野球ファンなら誰もが納得いただける感覚かと思う。
少し話がそれた。スタメンを発表する。
阪神の二軍とオリックスの一軍が試合やっているのかと思わせるようなラインナップ。これでは阪神に勝ち目はないと思ったのだが、結果は阪神の圧勝だから野球は分からない。
序盤はオリックスペースだった。先頭バッターのバイナムが初球をスリーベースにすると、続く大引があっさりとタイムリー。どうなることかと思っていたら、オリックスの先発梶本が3回に突如連打を食らい同点に。
まだここまではよかったが、4回には、犠牲フライをはさんで4者連続四球を与え、そのうち2つが押し出し。何ともつまらない形で試合の大勢が決まってしまった。こういう形で試合が決まると、誰かが打って決まったのではないため、どうにも試合の印象が残らない。
途中、オリックスは3番手として加藤を投入。
さすが、日本代表候補までいったことがある選手だけあって、モノが違っていた。不運な内野安打が続いて7回に1点を失ったが、6回の3者連続三振は圧巻だった。早く一軍に戻ってもらいたい選手だ。
また、9回は、7月に育成枠で緊急獲得したバイエスタスが登板。コントロールが定まっていなかったが、伸びのある速球とブレーキが効いたチェンジアップは、なかなかのものだった。規定により今シーズンは一軍登録できないが、来シーズン以降、楽しみな存在である。
あと、どうしてもスリーアローズと比較してしまうのだが、この試合、阪神は6本のショートゴロをさばいたのだが、阪神のショートの坂は、スリーアローズのショートの宮田と比べて、動き、グラブさばき、送球の安定感、肩の強さと、どれをとってもレベルがかなり上だった。当たり前のことかも知れないが、スリーアローズの選手は、もっと頑張らんと、NPBには追いつけそうもない。
最後に気になるショット。
別に夏休み特別企画で、小学生が3塁ベースコーチ役をやっているわけではない。3塁ランナーは公称193cmのセギノール。3塁ベースコーチは近鉄・オリックス・楽天で活躍した公称167cmの大島コーチ。そんだけのことである。
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