2020年6月11日木曜日

2020年シーズンの特別ルール

 19日に開幕を迎えるプロ野球。異例尽くめの今シーズンと言うことで、幾つかの特別ルールが適用されることが報じられた。主なものは以下の通り。

 1)出場選手登録が2人拡大され31人
 2)ベンチ入りが1人拡大され26人
 3)延長は10回まで
 4)トレード期限は2ヶ月延長され9月30日まで

 その他、外国人枠の1人拡大(5人) についても協議中とのこと。

 いずれも、選手の負担軽減が目的とのことだが、戦い方が大きく変わるルール変更も含まれていて、不公平な感じがするし、納得感が無い。そもそも負担軽減って必要なの?

 従来、概ね6.5ヶ月程度で143試合を消化していたので、1ヶ月あたり22試合程度。今シーズンは5ヶ月程度で120試合を消化しようとしているので、1ヶ月あたり24試合。ただ、今シーズンは、地方球場での試合はおそらく開催されないと思うので、これまでのシーズンより移動による負担が少ないので、日程上の負担は、あまり変わらないと思う。

 ただ、開幕までの準備期間を充分に取ることができていないため、負担軽減を考慮する必要があることは、少なからず理解できないことも無いので、延長を10回までにすることは、100歩譲って理解できなくもない。

 ただ、ベンチ入り枠を増やしたり、外国人枠を増やすようなことは、選手層が厚いチームが圧倒的に有利になるので、これは不公平だと思う。シーズンオフの秋の段階から、ベンチ入りは25人、外国人枠は4人と言う前提で、各チームとも編成しているのだから、そこは変えるべきではないと思う。

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