2021年3月22日月曜日

パ・リーグ順位予想 2021年版

  オープン戦が終了したということで、今年も恒例の順位予想。今年はパ・リーグから。

1位:福岡ソフトバンクホークス
2位:オリックスバファローズ
3位:東北楽天ゴールデンイーグルス
4位:千葉ロッテマリーンズ
5位:北海道日本ハムファイターズ
6位:埼玉西武ライオンズ

 優勝はホークス。とにかく圧倒的な戦力。千賀と東浜が開幕に間に合わなくてもハンデにすらならない。日本シリーズMVPの栗原ですら、レギュラーが確約されていないほどの層の厚さで、今年もぶっちぎりそう。

 2位はバファローズ。7~8年に1回ぐらいのペースで、ノーマークの状態ながらAクラス入りするこのチーム。今年がその年だと思う。山本・山岡のダブルエースに加え、田嶋・山崎福・宮城とサウスポーが3枚加わるローテーションは、12球団見渡しても随一。今年はジョーンズもやってくれそうだし、台風の目になりそう。

 3位はイーグルス。涌井・田中将・岸・則本昂・早川のローテーションで前評判は高いが、石井監督の采配に不安があるので、この順位とした。ただ、内野は銀次・浅村・鈴木大・茂木・小深田と、レギュラークラスが5人も居る層の暑さだし、外野は辰己・小郷が一皮剥けそうなので、戦力そのものはかなりの充実ぶり。采配次第では優勝の可能性もあるだろう。

 4位はマリーンズ。今年のパ・リーグは3強2弱だと思っていて、その真ん中に居るのがロッテだと見てる。順位争いに絡むことなく、安定して4位に落ち着きそう。注目はやはり安田・藤原・佐々木朗の若い力。ここに平沢の名前が出てこないのが寂しいところだが、魅力ある野球を見せてくれそう。ただ、サードはレアードのケガが治った時にどうするのか、監督の采配に注目したい。

 5位はファイターズ。有原が抜け、先発がとにかく苦しい。杉浦を抑えに転向させたようだが、後は秋吉・宮西・玉井・堀など、それなりにコマが揃っているので、杉浦は先発で使った方がいいような気がする。上位打線が西川・渡辺・近藤・中田・大田とリーグ屈指のメンバーが揃っているし、野村がブレイクしそうなので、最下位は無いか。

 6位はライオンズ。弱い投手陣を補ってあまりある打線の存在だったり、伝統的に勝てる野球を知っていたりと、悪くてもAクラスはキープしているこのチームだが、もうさすがにこの先発投手陣では勝ち続けるのは難しいだろう。森脇・平良・増田のリリーフ陣は強力だが、それ以前の問題として先発が試合を作れない。唯一頼りになるニールは来日が遅れており、開幕からローテの谷間が続くことになる。栗山の2,000本安打達成だけが見せ場となるシーズンになりそう。

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