「さよならONKYO」と「こんにちはTEAC」で紹介したとおり、約2年半前に購入したTEACのMDデッキ。この時点で、調べた限りではこの機種は現存する唯一の民生用MDデッキだった。ただ「ティアックはなぜMDデッキを作り続けるのか?」の記事にも書かれている通り、当面は業務用MDデッキとともに、この機種も生産を続けるとのことだったので、MDデッキが絶滅することは無いだろうと思い込んでいた。
ところが、先日、こんな記事が目に飛び込んでくる。
何と、1年前に生産終了していたとのこと。調べたところ、ティアック社からの公式発表は見付からず、こんな大事なことが、特にアナウンスも無く、ニュースとして取り上げられることも無く、ひっそりと起こっていたということである。これは本当に寂しい。
このまま、MDは絶滅していくのか。旧来のレコードやCTは存在意義を失うことなく生き残っているのに、何故MDだけは終焉を迎えなければいけないのか。8,500曲を超えるライブラリに加え、連盟時代の作品もMDで保持しているのだが、これらが聴けなくなる時代が来るなんてことは、想像したくない。
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