2021年3月26日金曜日

ナ・リーグ順位予想 2021年版

  MLBも開幕まであと1週間。昨シーズン、ドジャースがワールドチャンピオンになったことに敬意を表し、今年はナ・リーグから順位予想。

○東地区
1位:アトランタ・ブレーブス
2位:ニューヨーク・メッツ
3位:ワシントン・ナショナルズ
4位:マイアミ・マーリンズ
5位:フィラデルフィア・フィリーズ

 団子状態で、どこが勝ってもおかしくないし、どこが最下位に転落してもおかしくない地区。昨シーズンは前評判が低かったマーリンズがポストシーズンに進出したことで、今年の順位が全く読めない地区となった。

 その中で頭一つ抜け出しそうなのがブレーブス。アクーニャ・フリーマンという打線の軸がしっかりしているし、オスーナの残留が大きい。リンドーアのトレード等、積極的な補強で前評判の高いメッツだが、オフシーズンのゴタゴタがあったので、一体感に欠けるか。

 ナショナルズはストラスバーグがローテを守れれば昨シーズンのように最下位に沈むことは無さそう。アルカンタラやサンチェスの台頭でマーリンズも面白い。フィリーズは、どこか戦い方がちぐはぐ。

○中地区
1位:シカゴ・カブス
2位:セントルイス・カージナルス
3位:シンシナティ・レッズ
4位:ミルウォーキー・ブリュワーズ
5位:ピッツバーグ・パイレーツ

 4強1弱、と言うより、単に1弱の地区。

 年俸総額削減のためダルビッシュを放出し、戦力ダウンが叫ばれているカブスだが、リゾー・バイエズ・ブライアントと内野はスター揃い。シュワーバーは放出したが、ピーダーソンを獲得しているので、少なくとも打撃陣に戦力ダウンは無い。

 アレナードの獲得で優勝候補筆頭と言われているカージナルスだが、外野が弱いので、打線の厚みは無い。バウワーが抜け、守護神イグレシアスを放出したレッズだが、ドゥーリトルを獲得しているので、何とか戦える。ブリュワーズはイエリッチの復調とケインの復帰が何よりの補強。パイレーツはヘイズの成長ぐらいしか楽しみが無いか。

○西地区
1位:ロサンゼルス・ドジャース
2位:サンディエゴ・パドレス
3位:アリゾナ・ダイヤモンドバックス
4位:サンフランシスコ・ジャイアンツ
5位:コロラド・ロッキーズ

 圧倒的な2強。地区優勝を逃した方も、ワイルドカードの1枠目を獲ることはほぼ確実だろう。

 優勝予想は迷ったが、選手層の厚さと安定感でドジャースとした。ただ、ダルビッシュ・スネル・ラメット・マスグローブ・パダックで構成されるパドレスのローテーションは魅力的だし、タティス・マチャドの三遊間もワクワク感がたまらない。

 ダイヤモンドバックスは全体的にまとまっていて、大崩れは無さそう。ジャイアンツは主力が昨シーズン並みの成績を残せば3位も充分にあるが、ベテラン揃いなので成績を落としそう。オプトアウトから復活するポージーはどれぐらいやれるのか。ロッキーズはアレナドを放出し、チームが崩壊気味。ブラックモン・ストーリーと言った、リーグを代表する選手はまだまだ残っているが、モチベーションが心配。

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