2008年5月9日金曜日

5月7日の巨人-阪神戦について

 5月7日の巨人-阪神戦では、いろんなことが起こった。ちょっと振り返ってみたい。

○金本への頭部死球
 かなりいただけないコントロールミスである。木佐貫にはもっとコントロールを磨いてもらいたいものだ。しかし、頭部死球というプレーが発生してしまうのも野球というスポーツ。一部報道や評論で「金本に対して」の頭部死球だから、より許せないというような論調があるが、状況からして故意でないことは明らかだし、それは論点が違うと思う。

 金本だろうが、一軍上がりたての選手だろうが、どちらも一人の選手だし、誰にぶつけていようと等しく批判されるべきだ。ましてや、「連続フルイニング出場が続いている金本」の記録が途切れるかも知れないプレーだったことに焦点があたっているコメントもあるが、これはお門違いもいいところ。

 選手は記録のためにプレーしているのではない。全力プレーの結果、たまたまついてくるのが記録のはずだ。今回のこのプレーで救いだったのは、報復行為が無かったことか。

○ホームランをスタンドのファンが叩き落す
 これはヒドイ。阪神ファンのマナーの悪さは相変わらず。敵味方の違いはあるが、以前に横浜スタジアムで新庄が佐々木から放ったホームランを応援旗で叩き落したシーンを思い出したのは僕だけではないはず。ちなみにこれは1995年6月20日の出来事。ともかくファンは最低限のマナーを守って観戦するべきだ。

○その他
 ここのところ、巨人の1・2番は亀井・坂本を起用しているが、両選手にとって慣れない打順であるとともに、坂本は初めての一軍定着シーズンということもあり疲労の色が見える。ここは、坂本は7番あたりで楽に打たせて、代わりに現在好調で昨シーズン2番で好成績を残した谷を2番で起用したらどうだろう。

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