hide没後10年を記念して開催された追悼公演「hide memorial summit」の1日目に参加してきた。ライブはhideに縁のあるミュージシャンが次々と登場するフェス形式。
追悼公演ということもあり、各ミュージシャンがhideの曲をカバーするのかと思っていたのだが、カバーしたミュージシャンも居れば、オリジナルのみの演奏だったミュージシャンも居て、追悼色100%って感じではなかった。そのおかげで僕自身は楽しめたけど、コアなファンはどうだったのだろうか。
開演予定時刻は14時。東京ドームでの一件があったので、無事に始まるか心配したが、予定どおり開演。以下、セットリストともに振り返る。
○DJ OZMA
01.アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士
02.超!
03.ever free
04.Spiderman
05.疾風迅雷
06.純情(イントロ部分のみ)
07.アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士
本人、ダンサーともに髪の毛をピンクに染めhideに扮して登場。さすがエンターテイナーですな。トップバッターということもあって、彼らのように会場を巻き込むパフォーマンスをやるには、まだ場内が温まりきってない状態。会場がもっと温まってからの登場ならもっと会場が一体となった盛り上がりを見せたかも。
○Daizy Stripper
08.Misery
09.ダンデライオン
10.decade
正真正銘のヴィジュアル系バンド。バラードにアレンジされたMiseryはなかなか良かったです。
○Ra:IN
11.Indicator To The Future
12.METAL BOX
13.382
X JAPANのギタリストPATAが結成したインストロックバンド。楽器壊しすぎでしたね。
○RIZE
14.LADY LOVE
15.American Hero
16.Live or Die
17.Television Song
18.GHOST
19.ピンク スパイダー
20.Why I'm Me
頭振りすぎ!と思っていたら、このあと、もっと強烈なバンドが出てくることに。
○Versailles
21.The Love from a Dead Orchestra
22.Shout & Bites
23.The Revenant Choir
これもまた正真正銘のヴィジュアル系。
○MarBell
24.テノ鳴ル方ヘ
25.Miss All Birthday
26.Tokyo Spider
27.最果ての灯
トイレに行っていたため、観てないが、サウンド、声質ともにJUDY AND MARYに似ていた印象。
○マキシマム ザ ホルモン
28.What's up, people?!
29.絶望ビリー
30.ぶっ生き返す!!
31.シミ
32.恋のメガラバ
ただただ強烈。インパクトだけならNo.1でしょう。扱いは「ら」ですが。ところで、ドラムの方は大阪のおばちゃんですか?
○Phantasmagoria
33.神歌
34.幻想曲
昨年8月より活動休止となっているバンドがこのイベントのために急遽再結成したということらしく、他のバンドに比べてファンの熱狂ぶりはピカイチだった。
○T.M.Revolution
35.ignited
36.Zips
37.vestige
38.resonance
39.夢幻の孤光
40.LOVE SAVER
41.HIGH PRESSURE
今回のイベントにおける彼は、そのサウンドがかなり異質な存在。それゆえファン層も異なり、あまり盛り上がらないのではないかと少し心配したが、そんなことはお構いなし。さすが彼のライブパフォーマンスは超一流である。僕自身、一番楽しんだのはここだったかも。
○hurdy gurdy
42.LEMONed I Scream
43.FRAKE
44.FLAME
この方もこのイベントでは他のミュージシャンとは全然違ってアコースティックギターによる弾き語りによるパフォーマンス。それでもhideの曲が多かったこともあり、会場のいたるところで口ずさむファンの声がこだましてた。
○hide with Spread Beaver
45. HURRY GO ROUND(VTR)
46. ROCKET DIVE
47. POSE
48. ピンク スパイダー
49. DOUBT
50. CELEBRATION
51. DICE
52. ever free
53. TELL ME
54. MISERY(VTR)
いよいよ真打ち登場。どんな感じのパフォーマンスになるのかと思っていたら、生前のhideの映像・音声とシンクロさせてバンドが演奏するという逆カラオケ状態。hide信者にはこれでも良かったのかも知れないけど、僕には何だかhideの幻影にしがみついているような感じがして、ちょっと興ざめした。
hideの楽曲は生き続けているが、hideという人物が亡くなったというのは紛れもない事実。ここは、代わりのボーカルを入れるとか、バンドメンバーの誰かがボーカルを務めるとか、この日に参加したミュージシャンが交代で唄うとか、そういった形態をとって、前に進む姿勢を見せた方が、ファンにとっても周りのスタッフにとっても良かったのではないだろうか。
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