5回目を迎える家族Fes。今回から開催時期を春に変更し、かつてない豪華ラインナップが揃った。10時50分頃に始まったフェスが終わったのは20時40分頃。約10時間に全79曲。夢のような時間はあっという間に過ぎた。
なお、今回はブロック指定が無く、一部のファミリーエリア以外は、全エリア共通のオールスタンディングと言う、ちょっぴり雑な運営。4大フェスこそ経験ないが、僕もそれなりに野外フェスを経験しているが、このスタイルは初めて。あと、下手なライブハウスよりも密集度合いが凄かった。これまで、家族フェス含め、フェスではゆったりとしたスペースを確保できていたので、これにもちょっと驚いたが、でも、その方が熱気があっていいかも。特に最後の2組ではそうだった。
○lol
M01.fire!
M02.GIMME GIMME
M03.HEARTBEAT
男女混成のダンス&ボーカルユニットで、AAAっぽい。メジャーデビュー前なのに、バックダンサーがついていたのには驚いた。
○HOME MADE 家族
M04.少年ハート
M05.Sun Shade Love
毎年恒例、オープニングアクトとしての登場。
○ケラケラ
M06.マシュマロ
M07.夢コンシェルジュ
M08.ケラケラじゃんけん
M09.スターラブレイション
M10.幸せ
「スターラブレイション」の一発屋の印象が強いが、むしろ「ケラケラじゃんけん」がキラーチューン。この曲はライブで盛り上がりますね。いきものがかりと立ち位置が重なっているからなのか、音楽シーンでの存在感は薄れているが、なかなかのボーカル力があったし、いつ再ブレイクしてもおかしくないと思った。
○BOYS AND MEN
M11.バリバリ☆ヤンキーロード
M12.ヤンファイソーレ
M13.ARC of Smile!
M14.なごやめしのうた
M15.stand hard!
ご当地男性アイドル。DISH//の名古屋版って感じかな。
○Silent Siren
M16.Sweet Pop!
M17.ラッキーガール
M18.ハピマリ
M19.ぐるぐるワンダーランド
M20.ビーサン
HMKU以外では、今回期待度No.1で、期待が高すぎたので、イマイチだった。ボーカル力が弱く、野外フェス向きではないのかも。
○チームしゃちほこ
M21.Twilight
M22.首都移転計画
M23.OEOEO
M24.colors
M25.抱きしめてアンセム
前回に引き続き、2回連続の出場。前回はメジャーデビュー直後で、完全にイロモノ扱いだったが、地位を確立した今は、名古屋代表のアイドルとして堂々のパフォーマンス。メンバーの一人が負傷中で車椅子での登場だったが、メンバーのサポートによる立ち位置変更が微笑ましかった。
○クリス・ハート
M26.Brand New Day
M27.続く道
M28.どんなときも
M29.道
M30.糸
M28~30はカバー曲。テレビで観る機会の多いミュージシャンなので、歌が上手いことは分かっていたが、生で聴くと本当に凄い。「糸」では、鳥肌が立った。でも、家族フェスなのに、「Home」歌わないの?
○Dream
M31.Unbelievable
M32.こんなにも
M33.ダーリン
M34.Catch A Wave
M35.ヒマワリ
M36.I love dream world
実は、2004年のa-nationで観てるので、11年ぶりのDream。M36はdream時代の曲で、かなり懐かしい。周りからも、昔はこんな曲調の曲をよく聴いていたというような会話が聞こえてきた。
○きゃりーぱみゅぱみゅ
M37.ぱみゅぱみゅレボリューション
M38.インベーダーインベーダ―
M39.キミに100パーセント
M40.もんだいガール
M41.にんじゃりばんばん
M42.PONPONPON
M43.ファッションモンスター
全体的に、妙に重低音を響かせた、まるでU-ICHIリミックスかと思うようなアレンジ。中田ヤスタカの曲は、ライブでノリにくいなと感じたが、それでも、そんなのお構いなしの大ヒットシングルメドレーのようなセットリストで、凄かった。でも、家族フェスなのに「ファミリーパーティー」歌わないの?
○クマムシ
M44.あったかいんだからぁ♪
つなぎ。
○三浦大知
M45.Right Now
M46.Touch me
M47.Unlock
M48.未来予想図Ⅱ
M49.ふれあうだけで
M50.Get Up
M51.I'm On Fire
ある意味、きゃりーぱみゅぱみゅとは逆。特にヒット曲は無いのに、ライブパフォーマンスだけで観客を魅了。独特の声に歌唱力もバツグン。おまけにダンスにもキレがあって、ヒット曲が無いことが不思議。M48はもちろんDreams Come Trueのカバーだが、ちょっと三浦大知風にアレンジし過ぎかな。
○Micro from HOME MADE 家族×常田真太郎 from スキマスイッチ
M52.空にはいつも
スペシャルコラボレーション。MCの内容からすると、Microが詞を書いたようだが、そのままスキマスイッチとして歌っても違和感がないような、見事なバラードナンバーだった。
○SEAMO
M53.SEAMO行進曲 feat. シーモネーター
M54.その手は何のためにある? feat. シーモネーター
M55.不景気なんてぶっとばせ!! feat. シーモネーター
M56.万華鏡 feat. シーモネーター
M57.SCRATCH SHOW CASE
M58.翔べ!ガンダム
M59.ルパン・ザ・ファイヤー
M60.汚れた翼で
M61.Cry Baby
M62.ROCK THIS WAY
M63.Continue
もはや、シーモネーターとしての登場は定番。地元だけあって、人気の高さも凄くて、M53、M59、M62での自然発生的なシングアロングは、まるでSEAMOの単独ライブに来ているかのよう。「Cry Baby」が聴けたのも良かった。
○ナオト・インティライミ
M64.ナイテタッテ
M65.おまかせピーターパン
M66.タカラモノ
M67.いつかきっと
M68.The World is ours!
M69.カーニバる?
今回、HMKU以外では、この人が一番良かった。テレビでの姿からライブが面白そうだとは思っていたが、そんな想像をはるかに超えていた。まさに天性のエンターテイナー。もちろん、曲も素晴らしいが、キラーチューンでもある「カーニバる?」の盛り上がり方は普通ではなく、スタンディングエリアは興奮のルツボ。そして時事ネタをパロディしまくるのはまるでサザンオールスターズの観ているかのよう。ラッスンゴレライから、妖怪ウォッチから、アナ雪から、ランニングマンまで。もう何でもあり。とにかく楽しすぎた。
○HOME MADE 家族
M70.Introad
M71.Hands Up
M72.横恋慕
M73.サルビアのつぼみ
M74.fantastic 3 feat. SEAMO
M75.N.A.M.A. feat. AK-69
M76.HOME SWEET HOME
M77.サンキュー!!
M73とM76は家族フェスには欠かせない曲なので、実は自由度が少ないのが、彼らの家族フェスにおけるセットリスト。あまり単独ライブではやらないので、この2曲を聴けるだけでも、充分嬉しいのだが、やっぱりM74「fantastic 3」には、どの曲も敵わない。この曲のイントロが、スタンディングエリアに与えるインパクトはメガトン級。他の76曲の記憶が吹き飛びそうになるほど、この曲は極限までトランス状態に持って行ってくれる。
~アンコール~
EN1.Laughin' Road (Laughin' Road)
EN2.キミガイタカラ
アンコールを煽る合唱は、「サンキュー!!」ではなく、「キミガイタカラ」。HMKU第2章はこれである。
ということで、最高のフェスは終了。あまりにも豪華すぎるラインナップで、次回以降もこんなに呼べるのかちょっと心配だが、次回ももちろん行きたい。
最後に、周りにライブ中に写真撮影をするマナー違反者が多くて、それだけがちょっと残念だった。