2008年12月31日水曜日

とある文才

 社内の古い友人の元上司に、もんのすごい文才が居る。どれぐらいの文才かというと、副業で作家さんをやっていて、何かの賞を受賞してしまったほどの文才だ。で、友人の元上司ということで、全く関わりが無いような感じだが、意外と狭い会社社会なので、その友人とは関係の無いところで一瞬だけ仕事で絡んだことがあって、そのおかげでかろうじてお互い顔と名前が一致する程度ではある。

 何を唐突に書き始めているかというと、そのとてつもない文才が日記サイトを持っているので、ちょくちょく閲覧させてもらっている。それどころか文章の書き方を少なからず参考にさせてもらっているし、影響を受けていると言っても言い過ぎではないはずだ。

 それほどの存在なのだから、本来ならば、その文才の日記サイトを紹介したいところだが、無断でリンクを張ってしまえるほどの知り合いでもないし、わざわざ連絡を取って「僕のブログからリンクを張らさせてもらいたいのですが、いいですか?」と訊けるほどの関係でも無いため、残念ながら紹介することはできない。

 では、何のためにこんなことを書いたのかというと、このブログももうすぐ5年目に突入。いつまでも拙い文章で書いてても仕方ないし、少しでも文章力を向上させるために頑張っていかないといけないなと心に留めたことを書き残しておきたかったのである。(なんのこっちゃ)

2008年12月30日火曜日

T.M.Revolution T.M.R. LIVE REVOLUTION '08 -Strikes Back Ⅵ-@SHIBUYA-AX

 もはやこの時期恒例となりつつある、T.M.Revolutionのライブに今年も友人に連れられて(ここ強調ね)行ってきた。まあ、相変わらずのど迫力。まずはセットリストから。

01.ULTIMATE
02.夢幻の孤光
03.TO・RI・KO
04.Web of Night -English ver-
05.URBAN BEASTS
06.PIN UP LADY
07.IMITATION CRIME
08.Zips
09.魔弾
10.LOVE SAVER
EN1-1.Master Feel Sad
EN1-2.soul's crossing
EN1-3.resonance
EN2-1.SHAKIN' LOVE
EN2-2.VITAL BURNER
EN2-3.CHASE/THE THLILL
EN2-4.WHITE BREATH

 何が凄いかって、本編は10曲50分間完全ノンストップ。そこから1発目のアンコールが30分で、2発目のアンコールが35分。つまり、本編は50分でアンコールが65分という意味不明の時間配分。

 さらにはセットリストを見れば分かるように、コアなファン以外は完全無視の構成。唯一代表曲といえる「WHITE BREATH」もアレンジ変えまくりで、コアなファン以外は歌い出しまで何の曲か分からない有様。それもこれも、年末恒例のこのライブだからこそできることだ。

 終盤には西川君本人のテンション上がりまくりでTシャツを破る演出もあったが、裾の部分が破りきれなかったのは愛嬌か。

 とにかく圧倒的なパワーを見せ付けられた今回のライブ。知らない曲が多いのに相当楽しめた今回のライブ。西川君の「仲間」になってしまった以上、来年も行くしかないかな?(行った人にだけわかるネタで申し訳ない)

2008年12月29日月曜日

MSV Award 2008

 毎月独自の方法により集計して発表している月間ランキングを元にして、その年に活躍した20組を表彰するMSV Awardも、今年で19回目の発表。例年の如く、今年もミュージシャン名、受賞回数、受賞曲の順で発表する。

・青山テルマ(初)
 「そばにいるね」
・Aqua Timez(初)
 「虹」
・安室奈美恵(6)
 「NEW LOOK」
・嵐(3)
 「One Love」
・いきものがかり(初)
 「帰りたくなったよ」
・宇多田ヒカル(8)
 「HEART STATION」
・EXILE(6)
 「Ti Amo」
・KAT-TUN(3)
 「LIPS」
・キマグレン(初)
 「LIFE」
・GReeeeN(2)
 「キセキ」
・倖田來未(4)
 「anytime」
・コブクロ(3)
 「時の足音」
・サザンオールスターズ(9)
 「I AM YOUR SINGER」
・羞恥心(初)
 「羞恥心」
・JUJU(初)
 「素直になれたら」
・SMAP(11)
 「そのまま」
・NEWS(3)
 「SUMMER TIME」
・藤岡藤巻と大橋のぞみ(初)
 「崖の上のポニョ」
・Hey! Say! JUMP(初)
 「真夜中のシャドーボーイ」
・Mr.Children(12)
 「HANABI」

 圧倒的なCDセールス力を誇るジャニーズ勢が猛威を奮う結果となった今年のMSV Award。昨年4組のみだった初受賞ミュージシャンは8組に増え、フレッシュな顔ぶれとなったのも特徴か。

 来年も、素晴らしい音楽が届けられることを楽しみにしたいものだ。

2008年12月28日日曜日

2008年12月MSVランキング

1位 : LAST CHRISTMAS (EXILE)
2位 : 素直になれたら (JUJU feat. Spontania)
3位 : 気まぐれロマンティック (いきものがかり)
4位 : White X'mas (KAT-TUN)
5位 : 扉 (GReeeeN)
6位 : 弱虫サンタ (羞恥心)
7位 : 今宵、月が見えずとも (ポルノグラフィティ)
8位 : Days (浜崎あゆみ)
9位 : 大っきらい でもありがと (青山テルマ)
10位 : ORION (中島美嘉)

 さすが12月ということで、クリスマスソングが3曲もランクインした今月のランキング。クリスマスソングではないが、いきものがかりの3位は自己最高位となった。

2008年12月27日土曜日

今年最後の言い訳

 水曜日は忘年会で25時まで飲み&カラオケ。

 翌木曜日は職場の送別会で20時まで飲み。ちなみに、この人、かなりデキる契約社員さんで、この人は別の部署で本人都合により辞める人が居るため、その人の補充として異動するのだが、うちの担当には補充が無いので、1月からは1名減の体制となる。ニュース沙汰になっている「派遣切り」とはちょっと違うが、人が減ると言う意味ではどこかしら似た事象だし、どこもかしこも不景気ということか。

 で、その翌金曜日(昨日)は、仕事納めということで、仲間うちで27時半まで飲み&カラオケ。ちなみに27時半というのは、3時半である。

 15日に修理に出したプリンタは24日に修理完了して戻ってきたのだが、こんなアルコール漬けの日々を送っていたため、年賀状に着手したのは、ようやく今日になってから。

 ということで、今年の年賀状は元旦にはお届けできそうもない。友人の皆様には大変申し訳ないのだが、全てはプリンターの故障とお酒のせいである。僕は悪くない(こともない)。

2008年12月25日木曜日

性善説か性悪説か

 基本、性善説だと思っている。

 でも、性悪説だと思って仕事した方が、精神的にラクだろうな。ナンクセつけてくる分からずやに対して、「こいつは『悪』だから」って割り切って考えることができるから。

 なんてことを思ったりした、今日。

 少々疲れましたね。

 まあ、仕事納めまであと1日。

 踏ん張るとしますかね。

2008年12月23日火曜日

シネマレビュー 「地球が静止する日」

 プロモーションしまくりの話題の映画「地球が静止する日」を観てきた。

 とてもありがちなパニック映画。大スペクタクルで描く映像は見事だが、ストーリー的には平凡。あまり、頭を使わない映画なので、ヒマな年末年始の時間潰しにはちょうどいいかも。

 ちょっと酷評してしまっているが、平均的な面白さは充分にあるし、それなりのメッセージ性もある。

 「If the earth dies, you die. If you die, the earth survives.」

 このシーンでは、ゾクッとくるものがあった。

2008年12月22日月曜日

M-1面白かった~♪

 先週の金曜日。仕事が終わってから、お笑い好きの後輩と飲みに行った。そこでの会話。

後輩「今週末、M-1ですよね。楽しみですよね。」
僕「楽しみだけど、オードリー出ないよね。絶対、いま一番オモロイのに、何で出ないんだろ。結成して10年以上経っているんかな。」
後輩「へぇ。オードリーですか。知らないなぁ。」

 今更こんなことを書いても、後出しジャンケンっぽいが、でも、確かにこんな会話をしていた。だからこそ敗者復活でオードリーの名前が呼ばれたときには、鳥肌が立った。

 個人的には、敗者復活の勢いでオードリーが優勝して欲しかったが、キャラで押している感のあるオードリーよりも、正統派漫才で且つ超面白いNON STYLEが優勝して良かったんだと思う。ナイツは面白くないわけではないと思うけど、あれは果たして漫才と言えるのだろうか。

 キングコングは何故か審査員からの評価が低かったけど、僕は凄く面白いと思ったし、決勝に残って欲しかった。知名度の高いコンビには、採点が厳しくなるのかな。

 ともかく今年も最高に面白く、また、これまであまり知名度が無かった芸人にスポットを当ててくれるM-1グランプリ。これを観ないと年を越せませんな。

2008年12月21日日曜日

スタッドレスタイヤ買った

 いろいろと悩んだが、ついにスタッドレスタイヤを購入した。

 購入したのは、ブリヂストンのBLIZZAK REVO2。ヨコハマタイヤやミシュランという選択肢もあったし、実際、そっちの方が安かったが、ブランド嗜好もあって、ブリヂストンに落ち着いた。

 通常の路面を走る上では特に違和感無いし、これで雪道も恐くないのだから、嬉しいところ。ただ、劣化を抑えたいので、冬の間は、スキー以外の外出は少なくなりそうだ。あと、いくらスタッドレスを履いたからといって、念のためチェーンも買っておいた方がいいのかな。この辺はよく分からないところだ。

 ちなみにノーマルタイヤは、ベランダに保管することにした。3Fに住んでいるので、運ぶのが大変だった。

2008年12月17日水曜日

美味しくないお酒

 そんなに気遣いする必要の無いメンバーでの忘年会。そんなに多くないお酒の量。それでも、あまりいい気分にならずに悪酔いしてしまう自分が居る。むしろ、いま、この瞬間にここに居る。

 誰が言ったか、「春には桜 夏には星 秋には月 冬には雪。これだけで十分に酒は美味い。それでも酒が不味いなら、それは自分の何かが病んでいるからだ」。

 とあるマンガでの一コマだが、きっと、本当に歴史上の誰かの名言だろう。

 病んでるなぁ、僕。

2008年12月16日火曜日

2009WBC日本代表第一次登録メンバー候補選手発表!

 ドラゴンズの事実上のボイコットに揺れる、WBCの第一次登録メンバー候補34選手が発表された。候補選手はこちら。
 http://www.npb.or.jp/wbc/2009roster_1.html

 結構驚きの選出だ。

 まずは投手陣。若手中心でイキの良いメンバーという印象。特に先発投手陣では、成瀬の不選出が気になるが、それ以外は順当だろう。一方リリーフ陣には不安が残る。リリーフとしての実績が充分と言えるのは藤川と馬原ぐらい。サウスポーに至っては山口に頼らざるを得ない選出っていうのは、G党の僕から見てもちょっとおかしい。とはいえ、代わりに誰を選出するのかと言われても、パッと名前が出てこないのも事実。敢えて言うなら星野か岡島ぐらいか。いつのまに日本は左のリリーフ人材難の国になってしまったのだろう。

 次は捕手。日本が誇る2人の正捕手の一角であり、前回WBCベストナインにも選ばれている里崎が選出されていないのはどういうことか。阿部のケガの回復状況次第では、正捕手不在のまま大会を迎えることになってしまう。

 内野手では、日本の二遊間の一角である西岡の不選出が納得できない。代わりの正二塁手は片岡か。他には、個人的には今江を日本代表に復帰させてあげたいし、そろそろ鳥谷や田中賢を代表のユニフォームで見てみたい気もするが、このメンバーに割って入るほどでもないか。

 一方、外野手は、何故か亀井が入れちゃうほどの人材難。G党でありながらこんなことを言うのもなんだが、亀井を入れるぐらいなら、GG佐藤にリベンジの場を与えてあげた方がよかったし、福地の足を起用するという選択肢もあったはずだし、不足気味な右の好打者を補うと言う意味では、森本やサブローでも良かったのではないだろうか。

 木村拓、森野と続いたユーティリティプレイヤー枠だが、今回もその枠に内川が滑り込んだ。今年大ブレイクした内川は一塁手としてベストナインに選ばれているが、2007年は外野手として79試合出場、2006年は二塁手として60試合出場するほどのユーティリティプレイヤー。短期決戦の国際試合には欠かせない戦力だ。

 最後に、宮本と上原の代表引退により、誰がキャプテン役に就くかというところだが、野手では松中、小笠原といった実績充分のベテランが居るので心配なし。一方で投手陣ではベテランの域に達している選手では黒田、渡辺俊あたりだが、黒田は日本代表としての力は未知数、渡辺俊は実績充分も所属チーム内ですらあまり精神的支柱であるといった話は聞こえてこないだけに、少し心配。むしろ藤川あたりが引っ張っていくことになるのか。

 基本的にはこの中から6人の選手が外され、最終的に28選手で戦う今回のWBC。手に汗握る試合を期待したい。

2008年12月15日月曜日

CDレビュー Mr.Children「SUPERMARKET FANTASY」

 Mr.Childrenのニューアルバムがリリースされた。

 良くも悪くも期待を裏切らない作品っていうのが僕の第一印象。ラブソングあり、日常を描いたナンバーもあり。キャッチーなナンバーもあれば、壮大なバラードもあり。いろんな顔を持つMr.Childrenだが、それらを余すところなく凝縮されている感じのする一枚だ。言い換えれば、ベスト版とはまた違った意味で、彼らの名刺代わりになることができるアルバムとも言えよう。逆に、良い意味での裏切りも無いのだが、15年以上のキャリアを持つバンドに対して、さらなる裏切りを求めるのは、チョット違うのかも。

 日本を代表するバンドであるMr.Children。そんな彼らの今が凝縮されたアルバムであるからには、日本人ならば一度は聴いておくべきだ。大袈裟だが、本当にそう思う。

2008年12月14日日曜日

今年最後の大ピンチ

 今年も残すところあと2週間あまり。そろそろ年賀状作成の季節である。

 ヒマを持て余したこの週末。余りに余った時間をフル活用して、住所録のメンテから裏面の作成までを念入りに実施。そして日曜日の夜になって、いざ印刷しようとすると、ハガキがプリンタの給紙部分で空回りして中に入っていかない。

 色々とネットで症状と照らし合わせて調べて見たところ、どうやら給紙のローラー部分のゴムが劣化しているようで、部品の交換が必要っぽい。この季節にプリンターが故障するなんて、これは超大ピンチだ。

 果てさてどうしようか。とりあえず、明日会社が終わったら速攻で家電量販店に持っていこう。明日は残業厳禁だな。1週間ぐらいで直るといいけど。

2008年12月13日土曜日

外郎売り

 ちょっと前の話。

 業務上、一日中しゃべりっ放しの日があった。ところが、午前中、どうにも滑舌が悪い。そんな日の昼休みに、滑舌を良くしようとふと思い立ったのが外郎売り。

 思い立ったまましゃべり始めたら、冒頭部分から1割ぐらいは自然と口にすることができた。でも、それ以降は忘れていた。

 約10年ぶりに口にした外郎売り。当時は全部覚えていた。1割でも覚えていて自然と口から出てきたことに対して記憶力が凄いと捉えるのか、それとも1割程度しか覚えていなくて残りの9割は忘れてしまっていることに対して記憶力の低下と捉えるのか、果たしてどっちなのかよく分からないが、いずれにせよ、何だか懐かしい気分に浸った一瞬であった。

 当時、毎週のように外郎売りをやっていた、MSKさん、いかりやさん、hiroshiさん。皆さん、当時は全部暗記していたと思いますが、今でも覚えていますか?

2008年12月11日木曜日

安全運転

 先日「めざましテレビ」でも紹介されていたが、日本損害保険協会のウェブサイトにて都道府県別で交通事故多発地点ベスト(ワースト?)5を発表している。

 https://www.sonpo.or.jp/about/useful/kousaten/2008/

 三重県の5地点のうち1つは津市内にあった。それが津警察署入口交差点。

 確かにこの交差点は危ない。よく丸の内方面から来て右折するのだが、坂の関係で対向車線から直進してくる車の距離感が掴みにくく、危ない思いをしたのも一度や二度ではない。事故多発地点にはそれなりの理由があるものだ。

 何かと慌しい年末。交通安全には気をつけましょうね。

2008年12月10日水曜日

冬休みのご予定は

 今年の年末年始は、カレンダーがいい感じのためぶち抜き9連休。その間の僕の予定はこんな感じ。

 津→東京→津→春日井(実家)→津→長野→津

 「誰と何しに行くの?」というツッコミが聞こえてきそうだが、それ以上に、「正月ぐらい実家を拠点にしろよ」っていう指摘を受けそうだ。

2008年12月9日火曜日

本気かネタか?ネタだとしても評価したいベテランのコメント

 まずはニュース記事から。

 「山本昌、WBCメンバーに立候補!…中日」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 ドラゴンズと言えば、来年のWBCをチームぐるみでボイコットしたチーム。今、一番バッシングを受けているチームと言えるだろう。

 そんな逆風の中にいるチームを代表するベテラン選手からのこのコメント。これは、山本昌投手からのチーム首脳陣への警鐘だと思う。そういう意味では凄くいいタイミングでのコメントだったと思うし、ファンチームの枠を超えて、山本昌という投手を今後応援していきたいと思った。

2008年12月8日月曜日

思惑蠢く忘年会

 忘年会。一年の労をねぎらい、来たるべく新年に向けて英気を養い、一年の締めくくりという意味で要はただただ飲んだくれる行事。忘年会とはそんなものだと思っていた。

 でも、今の職場は違う。

 同じ職場の同期社員。この人は、人一倍出世欲が強い。この人にとってみれば、忘年会もまた上司へのアピールの場。上司が気に入りそうな出し物を提案して、それを部下に仕切るようパワハラチックに命令し、あたかも自分が全て段取りしました的な感じで、上司に報告。こんな世界って昭和の時代か、若しくは三流サラリーマン漫画ぐらいでしか存在しないと思っていたのだが、まさか、身近にあるとは。

 そんな忘年会は来週開催。参加したくないし、関わりたくない。

2008年12月6日土曜日

秘蔵映像食傷気味

 この時期になると毎年放送される音楽特番。一年を振り返るのに丁度いい番組なのだが、特にここ数年、番組中に秘蔵映像と称して、懐かしの映像を流すのが恒例となっている。

 最初の頃は結構楽しめたが、何年も同じ企画をやっていると、そこで出てくるミュージシャンは固定化されるし、貴重な映像の放出というよりは、むしろマンネリだ。

 ということで、先日放送されたFNS歌謡祭。全放送時間の4時間17分のうち、実に丁度60分間は古い映像を流していた。これは時間の無駄。放送時間を短縮するか、もっとたくさんのミュージシャンに出てもらうようにしたらどうだろう。(ちなみにCMは45分。)

 有線大賞もレコード大賞もFNS歌謡祭と同様に過去の映像を流す番組構成。そう考えると、あくまでも今年のヒット曲にこだわり、昔の映像に頼ることのないMステのスーパーライブが、とても素晴らしい番組に思えてくる。この番組には、この路線を守り、今の音楽にこだわった姿勢を保ち続けてもらいたいものだ。

2008年12月4日木曜日

飲み過ぎ

 今日は年末の音楽特番の中でも、かなりのハイクオリティを誇るFNS歌謡祭の日。仕事も残したまま残業を拒否して、放送開始の19時にはテレビの前にスタンバイ。この種の番組は、近年、過去の秘蔵映像の放送時間が長くて間延びする傾向にあるため、そのことに触れつつ、そういった無駄な演出をしない、テレ朝のMステスーパーライブがいかに素晴らしいかという記事をブログに書こうと意気込む。数字でその状況を表現するために、今年のFNS歌謡祭での、過去の秘蔵映像の放送時間数を記録しようと時計を片手に番組を楽しみ始める。

 突如、携帯に着信アリ。それは飲みの誘い。意思の弱い僕としては、断りきれず。結果、1時半まで飲むことに。あ~あ。

 FNS歌謡祭はビデオ録画しているので、これに関するレポートはまた別途。明日(今日?)も、同じメンバーで飲む約束をしてしまったので、FNS歌謡祭を観るのは週末かな。

2008年12月2日火曜日

レコード大賞展望2008

 今年も、そろそろ終わり。年末恒例のレコード大賞の各賞が発表された。金賞は次のとおり。

・愛のままで… (秋元順子)
・アメあと (w-inds.)
・江戸の手毬唄Ⅱ (℃-ute)
・ギリギリHERO (mihimaru GT)
・玄海船歌 (氷川きよし)
・JUNGLE DANCE (谷村奈南)
・そばにいるね (青山テルマ feat. SoulJa)
・Ti Amo (EXILE)
・どうして君を好きになってしまったんだろう? (東方神起)
・Moon Crying (倖田來未)
・やぁ 無情 (斉藤和義)
・輪島朝市 (水森かおり)

 相変わらずクエスチョンマークを付けたくなる選出も多いが、大本命は青山テルマだろう。今年No.1ヒットを記録した「そばにいるね」が受賞すれば文句なしといったところ。対抗は今年を「PERFECT YEAR」と銘打ち、失敗が許されないEXILE。事務所の強力な後押しがあれば受賞も夢ではない。注目は斉藤和義。滅多に音楽番組に出ない大物が、大衆性の強いレコード大賞に突如出演。どのように口説き落としたのか、むしろ、そっちに興味ある。

 新人賞は、GIRL NEXT DOOR、キマグレン、桜井くみ子、ジェロ、福井舞の5組。ハイレベルな争いとなった今年の新人賞だが、その中でもキマグレンとジェロの一騎打ちになることは誰もが認めるところだろう。とは言え、久しぶりの演歌界からの大ヒットなだけに、ジェロが受賞する可能性の方が高そうだ。

 「第50回輝く!日本レコード大賞

2008年12月1日月曜日

スタッドレスタイヤ買ってもいいけど

 ちょっと前から真剣に検討を始めているスタッドレスタイヤの購入。カー用品店巡りやディーラーとの相談など、色々とやったが、その結果、かなり買う方向に気持ちが傾いてきている。

 でも、ちょっと待てよ。この冬に買うとして、一緒にスキーに行くのは、主には三重の会社のメンバーだ。だとすると、メンバーの大半はボーダー。bBの貧弱な収納力ではボードが積めないので、もしかしてキャリアとかまで揃えないとダメってこと?

 僕自身はファンスキーヤーなので、自分の荷物の運搬にキャリアは不要。だとするとキャリアこそ無駄な買い物だし、トータルで考えると、とりあえず今のメンバーとスキーに行く分には、レンタカーで行った方が良いかも。

2008年11月30日日曜日

2008年11月MSVランキング

1位 : Beautiful days (嵐)
2位 : 時の足音 (コブクロ)
3位 : 無責任ヒーロー (関ジャニ∞)
4位 : 想 (福山雅治)
5位 : 真夜中のシャドーボーイ (Hey! Say! JUMP)
6位 : ORION (中島美嘉)
7位 : Ti Amo (EXILE)
8位 : 連れてって 連れてって (DREAMS COME TRUE)
9位 : ニホンノミカタ (矢島美容室)
10位 : あしたの空 (SPEED)

 リリースラッシュで激戦となった11月ランキングを制したのは嵐。7月の「One Love」に続き、今年2回目の1位獲得だ。

 そして何といっても注目は10位ランクインのSPEED。再結成して初のシングルとなった「あしたの空」は、前回の期間限定再結成時にリリースした前々作「Be My Love」以来、約5年ぶりのランクインとなった。

2008年11月29日土曜日

サラリーマンですから

 とあるプロジェクトの方向性で上司と意見の食い違いが発生。激論交わすも落としどころが見出せず、お互いが譲らない。でもね。だんだんメンドクサクなってくるし、最終的にはポリシーも捨てて上司の意見に従いますよ。サラリーマンですから。

 今週末は、他担当の応援で両日出勤。しんどいけど、支店にとって大きな取組だから仕方ない。ところが、そのプロジェクトの中心となっている人物の態度が気に食わない。忙しいんだからヒマな人が手伝うのは当たり前だろ、というニュアンスが節々で伝わってくるし、彼らの都合で打ち合わせの時間も当日になって二転三転する始末。そっちも忙しいのかも知れないけど、こっちだってヒマしているわけではないし、色々と業務を調整して打ち合わせの時間を作っている。だから、そんな態度をされると手伝おうというモチベーションは急降下するし、ハッキリ言って頑張ろうって気は起こらない。でもね。120%の力を出そうという努力はしなくても、100%の力は出して、淡々と協力はしますよ。サラリーマンですから。

 そんな一週間。

2008年11月28日金曜日

最強のライオンは?

 古いネタシリーズということで、今回もちょっとタイミングを外したネタということで。

 テレビ中継が無かったこともあり、全然盛り上がらなかった今年のアジアシリーズ。ところが、あらためて出場チームを振り返ると、面白い共通点が。
 日本 : 埼玉西武ライオンズ
 韓国 : SKワイバーンズ
 台湾 : 統一ライオンズ
 中国 : 天津ライオンズ

 惜しい。

 韓国代表がサムスンライオンズだったら、これはもうアジアシリーズではなくて、ライオンシリーズだ。

 ちなみに、4ヶ国全てに存在するのは「ライオンズ」のみ。アジアでは最もポピュラーなチーム名なのに、本場MLBにはこのチーム名がないのも不思議。(アメリカ4大スポーツ全体でも、NFLのデトロイトライオンズのみ)

 ということで、アジア4ヶ国のチーム名をご紹介。台湾は八百長騒ぎの影響で来シーズンからは4チームでリーグ運営を行う模様だ。

○日本
 埼玉西武ライオンズ
 オリックスバファローズ
 北海道日本ハムファイターズ
 千葉ロッテマリーンズ
 東北楽天ゴールデンイーグルス
 福岡ソフトバンクホークス
 読売ジャイアンツ
 阪神タイガース
 中日ドラゴンズ
 広島東洋カープ
 東京ヤクルトスワローズ
 横浜ベイスターズ

○韓国
 SKワイバーンズ
 斗山ベアーズ
 ロッテジャイアンツ
 サムスンライオンズ
 ハンファイーグルス
 起亜タイガース
 ウリヒーローズ
 LGツインズ

○台湾
 統一ライオンズ
 LA NEW ベアーズ
 兄弟エレファンツ
 中信ホエールズ(今季限りで解散)
 米迪亞T-REX(今季限りで解散)
 興農ブルズ

○中国
 天津ライオンズ
 上海ゴールデンイーグルス
 北京タイガース
 広東レオパーズ
 四川ドラゴンズ
 江蘇ホープスターズ

2008年11月27日木曜日

奇跡の番組

 ちょっとネタが古くなってしまったけど、この「事件」について、このブログで触れないわけにはいかないだろう。

 11月25日のフジテレビ「笑っていいとも!」内の「テレフォンショッキング」にTBSアナウンサーの安住紳一郎が出演した。これは凄い。奇跡的な出来事だ。

 前日よりネットニュースを賑わせていたので、僕も録画して観たのだが、安住アナのおとぼけ&真面目キャラが存分に発揮されていて、すごく面白かったし、テレビ好きの僕としては単なる面白さだけではなく、ある種の興奮さえ覚えた。それに、心なしかいつもよりコーナーの時間が長いように感じられた。

 永久保存版間違いなしである。

2008年11月26日水曜日

紅白歌合戦の出場歌手決まる!

 この時期恒例ということで、今年も大晦日のNHK紅白歌合戦出場歌手が発表された。まずは、公式サイトでチェック。
 https://www.nhk.or.jp/kouhaku/history/history.html?count=59

 何と言っても目玉はMr.Children。国民的バンドがついに出てきた。北京五輪のテーマ曲「GIFT」を唄うのは確実。オリンピック選手との共演もありそうだ。

 avex勢は事務所の力を痛感。浜崎あゆみEXILEは当然としても、問題発言で物議を醸し出した倖田來未が出れば、例年ほどのヒット曲には恵まれなかった大塚愛も出場。さらに東方神起も送り込み、話題先行の新鋭GIRL NEXT DOORまで出してしまう(東方神起はBoAの流れを汲む「韓国枠」か?でも、東方神起は「韓国」というより「韓流」だよな)。それと忘れちゃいけないSPEEDもavex。でもこれは僕の中では別格。SPEEDの復活は嬉しいし、安易にヒットメドレーとかに走るんではなくて、完全復活を印象付けるためにも、新曲を歌って欲しい。

 絢香コブクロは揃って今年も出場。昨年と同様「絢香×コブクロ」としてのパフォーマンスはあるのか?

 発表前から噂されていたとはいえ、フジテレビから飛び出した企画モノユニットの羞恥心が出るのは、あたらめてビックリ。ポケビ&ブラビも出たこともあるし、この辺はNHKの懐の深さか。

 初登場組では、青山テルマいきものがかりPerfumeキマグレンあたりは当然の選出。ここにGReeeeNが加わっていれば、ここ近年にブレイクして且つ今年もヒット曲を飛ばしたミュージシャンはほぼ網羅されていると言っても過言ではないだろう。演歌界の新鋭ジェロも出るし。

 最後に気になる不出場組。噂されていたサザンオールスターズ、B'zは出場ならず。常連だったDREAMS COME TRUEが出ないのも残念なら、一世を風靡したハロプロ勢も今年はついに出場ならず。

 ともかく、全体的には、例年以上に、今年のヒット曲をちゃんと抑えてきたという印象。一年を締めくくるのに相応しい番組になりそうだ。

 ※ ちなみに、個人的には、Mr.Children、SPEED、キマグレンの3組がぶっち切りで注目度高。まあ注目度とは関係なく最初から最後までしっかり観る予定ですけど。

2008年11月24日月曜日

CDレビュー YUI「MY SHORT STORIES」

 YUIのB面コレクションが大ヒット中だ。

 デビュー当時のアコースティックスタイル。「Rolling star」で見せたロックスタイル。そして近頃のとことんポップなスタイル。デビューから僅か3年半なのに、YUIはいろんな表情を見せてくれていて、そしてそのどれもが才能に溢れている。

 デビュー曲「feel my soul」から最新の「SUMMER SONG」までの全てのカップリングを収めたこのアルバム。その全てがこれまでのオリジナルアルバム未収録曲というこのアルバム。それでありながら、耳にしたことのある曲もたくさん収録されているこのアルバム。B面コレクションでありながら、普通のベスト版と同じぐらいの満足感を得られる一枚だ。

 今回は、唯一新曲として収録されているM1「I'll be」、インディーズ時代にシングルとしてリリースされた名バラードM14「It's happy line」、ロックテイスト全開のM5「Jam」、爽快感溢れるM6「Skyline」を一挙ご紹介。

https://www.yui-net.com/discography/SRCL-6899
(後日追記:オトフレームがリンク切れのため、リンク先変更)

2008年11月23日日曜日

CDレビュー Sotte Bosse「Tomorrow knows Yesterday」

 「この曲を聴くと、その時の状況や気持ちを思い出す」

 音楽の力を表現する際に、よく用いられる表現だが、Sotte Bosseの場合、その声を聴くと、その時々の状況や気持ちを思い起こさせられる。彼女の声は、それだけ特徴的だし、存在感がある。

 Sotte Bosseの4thアルバムは、初の全曲オリジナルのアルバム。どんな歌でも彼女が歌えばそれはSotte Bosse節にしてしまうだけの存在感のあるボーカル力。それはこのアルバムでも遺憾なく発揮されている。

 カバー曲により、いきなり音楽シーンに飛び出してきたSotte Bosse。ここに来てオリジナル曲にも力を入れてきているので、カバーで彼女らを知った方にこそ、是非とも聴いてもらいたい一枚である。

2008年11月22日土曜日

津で5時

 今日(昨日?)は、名古屋で、学生時代にお世話になった先輩と飲みました。

 万全を期すために午後から休みをとって、18時には名古屋到着。飲む前に、海外に住む友人に送るためのクリスマスカードを東急ハンズで買いました。

 19時過ぎから飲みはじめ、津に帰る終電間際の22時半ぐらいまで飲んだくれました。とても楽しいひと時でした。

 終電で24時ぐらいに津駅に到着して、そこからテクテクと歩き出しました。

 途中、ちょうど会社の前ぐらいを通りがかったときに、かわいい後輩から電話がありました。

 その着信に反応してしまったのが運の尽きでした。

 その後、2時ぐらいまで、その後輩の仕事に付き合わされました。

 さらに、仕事が終わってから、5時前ぐらいまで、津駅前の魚民で飲み明かすことになりました。

 あんまりです。

 楽しかったからいいけど。

 ということで、明日(今日?)からの3連休。

 もともと特に予定は無かったですが、それにしても、初日は寝て終わりそうです。

2008年11月21日金曜日

ストーブリーグ2008 その1

 FAの宣言期間が終了し、いよいよストーブリーグも本格化。しかし、今年は既にビッグネームのトレードがあり、例年以上ににぎわっている。ということで、これまでのストーブリーグ情報をまとめてみる。

○FA宣言選手
 上原、野口、川上、中村紀、高橋建、三浦、相川

 巨人は、内海が次世代エースとして育ってきているので純粋な戦力としてはそれ程のダメージはない。とは言え投手陣のリーダで精神的な支柱であったことには間違いないので、そちらの面でのアナは気になる。川上の場合は、昨年の黒田と同レベルのアナがありそう。中田・朝倉・吉見あたりの成長が不可欠だろう。中村紀は、本人には申し訳ないが、少し人間性を疑う宣言。ドン底の時に救ってもらった恩をもう忘れたのか?三浦と相川に逃げられた横浜は、絶望の淵。今からでも鶴岡は返すべき。

・村松←→大村
 既にこのブログでも紹介済。超大型トレードだけど、似たタイプ同士なので、印象が薄いトレード。

・河原→D(テスト入団)
 1年のブランクがあっての入団。大きな期待はできないだろうが、全盛期は巨人のストッパーを担った実績があるので、少しでもその片鱗は見せてもらいたい。

・小坂→E(金銭)
 球界を代表する名手も、高須・渡辺直・内村で争うハイレベルな二遊間に割ってはいるのは難しいか。むしろ若手のレベルアップのための手本的な存在として期待。

・石井琢→C(自由契約)
 こちらも、東出・梵・小窪で争うハイレベルな二遊間のため、レギュラー獲得は難しそう。それでももう一花咲かせて欲しい。

・土肥→L(トライアウト)
 古巣に復帰。年齢的にもまだまだやれる。先発・リリーフ共に左腕の層は厚いが、戦力として期待したい。

・小山(F)→D(トライアウト)
 谷繁・小田に続く第3の捕手が見当たらないチーム事情。今シーズン23試合マスク被っているし、ポスト谷繁になる可能性は秘めている。

・森岡→S(トライアウト)
 かつてのドラ1。第二の川島慶となるか。

・加藤康→YB(トライアウト)
 かつての10勝投手も気付いてみたら3球団目。投手不足が深刻な横浜なので、登板機会は増えそう。

・歌藤→G(トライアウト)
 後述するが、林を放出し左のリリーフに不安を感じていたが、歌藤の獲得でその不安は払拭された。山口はいるが、藤田は年齢的にも大きな期待はできない状況。大車輪の活躍を期待したい。

・二岡、林←→MICHEAL、工藤
 巨人にとっては共に貴重な右打者と左のリリーフ。日ハムにとっては絶対的なストッパーと、手薄な外野手陣において走攻守3拍子揃った欠かせない戦力。ハッキリ言って両チームともメリットよりデメリットの方が大きそうな大型トレード。

・清水→L(金銭)
 若手の成長もあって出場機会が激減している清水にとって非常にいいトレード。今後の西武の外国人補強次第ではあるが、DHとしてレギュラーを獲る可能性は非常に高いだろう。しかし、仁志放出の時も思ったが、人気もチームへの貢献度合いも高い選手がこうも簡単にチームを離れていってしまうのは、ファンとしては寂しい限り。

・森笠→YB(金銭)
 金城、吉村に次ぐ外野手が居ないチーム事情。これまで1軍クラスではあったものの、それ以上の存在になれなかった森笠にとっては、これは大きなチャンス。

2008年11月18日火曜日

昇格試験

 本日、会社での昇格試験なるものを受験するために本社ビルに行ってきた。

 試験の内容に関する感想、一緒に受けた仲間(ある意味ライバル?)に関する感想、その他諸々語りたいことはあるが、書き残すと公開することになるそうな気が何となくするので、やめておく。(誤変換だが面白いので敢えてそのまま残しておく。そりゃ書き残せば公開することになるわな。)

 一つだけ残しておくとすれば、予想外にめちゃめちゃ疲れた一日だったということ。

2008年11月17日月曜日

CDレビュー ポルノグラフィティ「PORNO GRAFFITTI BEST ACE」「PORNO GRAFFITTI BEST JOKER」

 好きなミュージシャンはたくさんいるが、男性ボーカルのバンドで好きなミュージシャンをあげろと言われたら、迷うことなくMr.Children、ポルノグラフィティ、BUMP OF CHICKENの3組をあげる。

 そのポルノグラフィティのベスト版が2枚同時にリリースされた。期待しながら聴いてみたのだが、前述の2組とポルノグラフィティでは、ちょっとした違いを感じた。それは、ポルノグラフィティの楽曲は、シングル曲で馴染みのある曲以外の曲は、あまり印象に残らず耳に入ってこないということ。

 Mr.ChildrenやBUMP OF CHICKENの曲は、アルバムの曲とかで初めて聴いた曲でもスッと耳に入ってくるし、印象に残ることが多い。この違いは何だろう。楽曲のクオリティの差なのか、それとも、僕のファン度合いの違いなのか。

 理由はよく分からないし、究明しようとも思わないが、とにかくそのように感じてしまったアルバムだった。

 そうは言っても、2枚とも名盤であることには代わりない。Tama脱退以降のナンバーを収録した今回のベスト版は、キャッチーでポップな楽曲を中心とした「ACE」、ハードでコアな楽曲を中心とした「JOKER」と、コンセプトも明確で、あらためて彼らの幅広い音楽性を感じさせられる。

2008年11月16日日曜日

ドライブメモ1116

・鶏鳴の滝
 日本の滝100選に選ばれているわけでもない普通の滝。落差も水量も極々普通。滝つぼ近くまで行けるところはポイントかな。紅葉もキレイ。
 https://www.e-shigaraki.org/nature/

・たぬき村
 信楽焼と言えば、たぬきが代表格。たぬき→他抜き→他を抜きん出るという語呂合わせにより、商売繁盛を願って店頭に飾ると縁起がいいとか。
 http://www.tanukimura.com/top.html

・器の店蓮月
 信楽焼の窯元が直営する店。なかなかオシャレな器が揃っているようだが、正直言って、ダイソーで売っている食器との区別がつかない。こういう感性ってどうやったら磨かれるのかな。
 http://www.rengetsu.co.jp/

・手打ちそば処黒田園
 昔ながらの風情ある建物で営業しているソバ屋。たっぷり茹でているためか、麺はかなり柔らかめ。

・榊原温泉 湯の瀬
 清少納言の枕草子でもうたわれた日本最古の温泉の一つ。その割には観光地化されてなくて、地元の人が集まってくる温泉って感じで、落ち着く。
 https://www.info.city.tsu.mie.jp/www/sp/contents/1001000011710/index.html

・ジャズドリーム長島
 日本で初めてアウトレットモールが開業されたのは1993年。一般的には2000年の御殿場プレミアムアウトレットが開業されたのが皮切りとなって、今や全国どこにでもあるアウトレットモール。そんな数あるアウトレットモールの中でも、店舗数で全国最大規模を誇るのがここ。私服なんて地元のイオンかユニクロで充分足りている僕からしてみると、こういうところのショッピングなんて何が楽しいか全然分からないけど、好きな人は好きなんでしょう。CALIFORNIA grillという店で食べたロコモコは美味しかった。日本離れした雰囲気のある場所だし、ここで食べるアメリカンな食べ物は、雰囲気がマッチしていて美味しく感じる。
 https://mitsui-shopping-park.com/mop/nagashima/

・なばなの里
 以前にもこのブログで取り上げたが、ここのウィンターイルミネーションは何度見ても感動。二流のテーマパークなら、一度行けば充分と感じ二回は行きたいとは思わないのだろうが、ここは何度行っても飽きない。イルミネーションの内容が年々変化しているのも、そう思える要因だろう。他の観光客の会話を聞き耳立てているとリピーターも多い模様。こういう観光地は強い。
 https://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/index.html

2008年11月14日金曜日

日本シリーズ2008を振り返る

 凄いシリーズだった。近年のシリーズは、一度流れがどちらかに傾くと一気に勝負が決してしまうことが多く、ハラハラドキドキ感をあまり感じられないことが多かったが、今年のシリーズは違っていた。勝負の流れは行ったり来たり。結局、最終戦のゲームセットまで、どう転ぶのか全く読めない熱戦が繰り広げられたと思う。こんなに面白かったのは92年・93年のSL決戦以来ではないだろうか。

 その中で感じたのは、やはり短期決戦には短期決戦なりの戦い方があり、シーズン中のそれとは全く違うということ。ジャイアンツもシーズン中には見られないような早めの投手交代を見せたが、西武は第6戦の岸、第7戦の石井一、涌井の投入に見られるように、とにかく死にものぐるいで勝ちにきた。その投手起用は、完全分業制が確立した現代プロ野球ではお目にかかれないものだったし、80年代の日本シリーズを見ているようで、その辺りもワクワク感が増した点だった。ジャイアンツも、第7戦に上原を投入するぐらいの投手起用を見せていれば、結果は全然違ったものになっていたのではないだろうか。(そういえば、昨年の山井降板・岩瀬投入も短期決戦でしか見ることのできないウルトラ采配だったかな。)

2008年11月13日木曜日

SK戦を見ようとしたのに

 日本シリーズのVTR観戦もいいが、やはりスポーツ観戦はリアルタイムに限る(当たり前)。

 今日は珍しく定時に帰れたので、今日から開幕するアジアシリーズを観ようと、テレビの前にスタンバイしたのだが・・・中継してないじゃん。

 どうやら、今年は予選のみならず、決勝も放送しないらしい。

 マジかよ。

 アジアのNo.1チームを決める大会ですよ。せっかく野球界の国際交流を進めるためにも大きな前進となる大会であり、しかも今年で4回目と徐々に定着してきているイベントなんだから、マスコミも協力してもっと盛り上げていかないといかんでしょ。そうしないと、ファンの間にも定着しないし、アジアNo.1を決める名誉ある真剣勝負という位置付けではなくて、日本シリーズのおまけでやっている単なる親善試合みたいなものになってしまいますよ。

 こんな風にやる気ないなら、こんな大会もうやめた方がいいんじゃないですか?

2008年11月12日水曜日

日本シリーズレビュー準備中

 日本シリーズの振り返りを書こうと思っているのだが、週末の外出と月曜日以降の激務のせいで、まだ6戦までしか観れてなくて、書けない状態が続いている。

 もちろん、試合結果は知っているので、わざわざ負け試合を観る必要はないんじゃないかというツッコミもありそうだが、熱戦に次ぐ熱戦で、歴史に残る名勝負を演じた今年の日本シリーズ。ここまで来たら勝敗は二の次で、その激闘ぶりをしっかりと目に焼き付けたいと思うし、それが真のファンのあるべき姿だと個人的には思っている。

 てなことで、今晩は持ち帰り仕事が大量にあるため、今から仕事モード。明日こそは7戦を観たいな。

2008年11月9日日曜日

串本でダイビング

 週末、串本に会社の仲間4人でダイビング行ってきた。6月にライセンス取得して以来、2度目のダイビング。海の中は2ヶ月前の季節だと聞いていたものの、さすがに11月にウェットで潜るのは、ちょっと無理があったかも。

 まず、串本に行く途中、検問に遭遇。こんなのにぶつかるなんて、ある意味凄い経験だ。

 「県警が22カ所で一斉検問 強化月間に合わせ」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 見るからにバカ4人組って感じの我々だったため、検問をあっさりクリアして、いざ串本へ。

 初日は2本。ソラスズメダイ、オトヒメエビあたりが印象的だった。相変わらず、カメラ撮影のスキルとかは持ち合わせてないので写真は掲載できないが、どんな魚か気になる方は、googleのイメージ検索でもご利用いただければと。あと、安全停止中にニジギンポが僕の周りに集まってきていたらしいが、当の本人はそれに気付くことができず、無念。

 二日目は、初日より更に寒さがましたため、僕を含む4人中2人はダイビングを取りやめ。残る2人は断固として潜りたいということだったので、近隣の観光地ということで那智の滝と落合博満記念館に行ってきた。

 それにしても、今回2回目のダイビングだったが、やっぱり難しい。おそらくもう少しBCDにエアを入れるべきなんだろうし、実際そうアドバイスをされているのだが、どうしても浮くのが恐いから、エアを入れきれないし、そうなるとフィンキックが多くなって、エアの消費が早くなってしまう。何度も潜って慣れるしかないんだろうけど、ダイビングにそこまでのめり込めるほどの魅力を感じているかというと、正直微妙なところだ。

 ちょっとネガティブなことを書いてしまったが、基本的には、もの凄く楽しかった2日間。最後は、大宮大台IC近くにある「まるたんぼう」で晩飯を食べて帰ってきた。ここ、美味しいしボリュームもあるし、雰囲気もいいし、かなりオススメです。

2008年11月7日金曜日

日本シリーズ2008 巨人王手へ!?

 まだ試合途中だが、流れからすると巨人の王手で間違いなさそうだ。

 日本シリーズは、西武ドームに舞台を移してからも熱戦に次ぐ熱戦。その中でも打つべく人が打って、試合が決まっている印象だ。

 第3戦は鈴木尚のワンマンショーのように見えるが、試合を決定付けたのは1点差に攻め寄られた後に飛び出した小笠原の一発。満身創痍の小笠原から飛び出した一発には、並々ならぬ凄みがあった。

 第4戦は岸の完封が目立ったが、強烈だったのは中村の2連発。特に1発目は中島への死球によるもみ合いの直後だっただけに、中村のメンタリティーの強さを感じさせたし、逆にグライシンガーのメンタリティーの弱さも見えてしまった。

 第5戦は、現時点(7回表)では、逆転した7回に口火を切ったラミレスの激走がキーポイント。もしあれが出てなければ、逆転は無かっただろうし、逆転が無ければ、この試合の決勝点は坂本のエラー絡みということになるので、若い坂本の今後に変な影響が出る心配もあるだけに、そういう意味でも大きい逆転劇だった。

 GL決戦に相応しく、素晴らしい試合が続く今年の日本シリーズ。6・7戦の先発は、2・3戦の先発投手がそのまま出てくるだろう。中島と細川の状態は心配だが、残る試合も5戦までと同様の好勝負を期待したいし、むしろ、せっかくこんな素晴らしい激闘を繰り広げているのだから、6試合でシリーズを終えてしまうのはもったいない。7試合フルで見てみたいと思うのは、いくらシリーズを優位に進めているからとは言え、ちょっと贅沢すぎるリクエストか。

 それにしても、ラミレス、クルーン、グライシンガーと、大型補強をした今シーズンのジャイアンツだが、一番の補強は鶴岡だったなと思ったり。

 しかし、今日、このまま勝つことを前提に書いているけど、もし逆転食らったらどないしよ。

2008年11月6日木曜日

沢村賞

 ちょっと古いニュースになるが、今年の沢村賞は岩隈に贈られることになった。まずはニュース記事。

 「岩隈に初の沢村賞=21勝、楽天から初」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 沢村賞の選考基準は、1)登板数25試合以上、2)完投数10試合以上、3)15勝以上、4)勝率6割以上、5)投球回200イニングス以上、6)150奪三振以上、7)防御率2.50以上の7項目。とは言え、これが絶対的な基準ではなく、あくまでも目安。というのは、プロ野球ファンなら誰でも知っていることだろう。

 岩隈は、28試合・5完投・21勝・勝率.840・201 1/3イニングス・159奪三振・防御率1.87と6項目をクリアした。しかし、実にダルビッシュは、25試合・10完投・16勝・勝率.800・200 2/3イニングス・208奪三振・防御率1.88と全てにおいてクリアした。全項目クリアは昨年のダルビッシュ以来だが、その前に達成したのは93年の今中ということで、いかにダルビッシュが突出したピッチャーかということが分かる。(上原も松坂も斉藤和も井川も野茂も一度も達成していない!)

 それでも、今年は岩隈が受賞した。何と言っても21勝という23年ぶりの快挙が評価されたのだが、ダルビッシュには悪いが、今年のこの選出判断は正しかったと言えよう。それだけ21勝というのは凄まじい記録なのだ。極端な話、中6日間隔・100球降板が当たり前で、20勝というのが最大の目標と化している現在日本プロ野球界において、20勝投手は出ても、21勝というのはもう二度と出てこないと思う。それほど、凄いことを岩隈はやったのだ。

 ダルビッシュとのダブル受賞も考えられたようなのだが、セ・パ両リーグに選考対象が拡大された89年以降、ダブル受賞したのは03年の井川と斉藤和のみ。異なるリーグで比較が難しい03年のようなケースならともかく、ナンバーワン投手を選出する沢村賞の性格を考えると、同一リーグからのダブル受賞は似合わない。

 そうはいっても、どこかスッキリしない感が残るのも事実。それは、ダルビッシュがオリンピックで1ヶ月戦列を離れていたのに対し、岩隈はフルシーズン投げ続けたというところにあるだろう。やはり、シーズン途中にチームの主力選手を戦線離脱させるような大会は、その在り方について再考した方が良さそうだ。(当面は、そのような大会はないので、そんな心配も要らないのでしょうけど。)

2008年11月5日水曜日

小室哲哉

 90年代J-POP界のトップに君臨していた小室哲哉氏が詐欺容疑で逮捕されたのは、さんざん報道されているので、今更このブログで取り上げることでもないだろう。

 どこまでが事実で、どんな事情があって、何故このような事態に至ったのかは知らないし、あまり知りたくもない。

 ただ、90年代にはプロデューサー時代とも言われたJ-POP界。ボーカリストよりもクローズアップされることも多かった音楽プロデューサー達。そんなJ-POPを席巻したミュージシャンの中から同じような凋落人生を辿る人が出てこないことを祈りたい。一人のJ-POPファンとして。

2008年11月4日火曜日

ドラマチックインテルラゴス

 スタート直前のスコール。1ポイントの攻防。レース終了直前に降雨という天候のいたずら。ラスト2週でオーバーテイクされ希望から絶望へ。そしてファイナルラップ最終コーナーでの奇跡の大逆転。全てがドラマチックだった。こんなレース・こんなシーズンは、もう二度と無いだろう。あまりの凄まじさに、お腹一杯だ。

2008年11月3日月曜日

DVDレビュー HOME MADE 家族「RAINBOW LIVE 2007 ~NO RAIN NO RAINBOW~」

 ついにあの伝説のライブがDVD化された。

 昨年12月22日に行われたHOME MADE 家族の日本ガイシホールでのライブがついにDVD化。準地元にもかかわらず、津のCDショップでは何件かまわってみたものの、どこにも置いてなかったため、Amazonで購入した。どうでもいいけど、Amazonでの購入分って、オリコンなどのヒットチャートには反映されるんだろうか。

 前半はMC部分も含めてほぼノーカットで、まさにあの日の興奮が鮮明に蘇るもの。さすがに「Shall we 乱舞!?」は編集が入ったようだが、さすがにあの長さはカットせざるを得まい。そして後半はMCと一部の曲を除く形で収録。後半は面白いMCが多かったように記憶しているが、あれはライブ会場に実際に足を運んで楽しむべきものだろう。

 残念だったのは、代表曲「少年ハート」や、「ホームシック」がカットされていること。収録時間の都合なのか、それ以外の何らかの都合なのかよく分からないけど、ちょっと納得いかない。

 特典映像には、昨年末にメ~テレで放送された密着ドキュメンタリー映像が収録されていて、これもまた見応えがある。それだけに、聴かせどころの曲がカットされているのは、重ね重ね残念だった。


RAINBOW LIVE 2007~NO RAIN NO RAINBOW~RAINBOW LIVE 2007~NO RAIN NO RAINBOW~
価格:¥ 5,250(税込)
発売日:2008-10-22

2008年11月2日日曜日

日本シリーズ2008 序盤戦を振り返る

 やはりGL決戦は面白い。

 日本シリーズは2試合を終え、1勝1敗のタイ。2試合とも1点差であり、しかも、主軸を担う中島とラミレスの一発で試合が決まると言う、分かりやすくも面白い試合展開だ。しかも、先発投手全員が文句なしの好投。投げるべき人が投げ、打つべき人が打つ。これぞ最高峰の戦い、日本シリーズだ。さすが球界の盟主同士の対決である。

 両チームとも3番が絶好調。しかし、小笠原は死球を受け途中退場。3戦目以降の出場が危ぶまれるが、西武ドームではDH制が採用される。最悪、3番DH阿部という選択肢もあるので、万が一のことがあっても打線の破壊力は保たれる。

 一方、両チームとも4番が絶不調だったが、ラミレスが最後の最後で大仕事。この一発で気を良くして復調してくれば、3戦以降、巨人の方が打線に厚みがでるか。

 とは言え、基本的には投手戦になっているこれまでの2試合。3戦以降も、巨人は内海・グライシンガー、西武は石井一・岸という安定感ある投手の先発が予想されるだけに、引き締まった試合になることが期待できるし、それどころか、92年・93年のSL決戦のような歴史に残る日本シリーズになりそうな予感さえする。

2008年11月1日土曜日

超大型トレードなんだけどそんな気がしないトレード

 日本シリーズ開幕直前のこの時期に、レギュラークラス同士の超大型トレードがまとまった。

 「タカ大村とオリックス村松、それぞれ古巣へトレード」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 名前だけ見ると、インパクト満点だが、似たタイプ同士だし、お互い古巣への出戻り(大村は厳密には古巣ではないが、合併によりチームが吸収されているので、事実上の出戻り)。ビッグネーム同士の割には衝撃が少ないトレードという印象だ。

 むしろ、「ソフトバンクの大村」「オリックスの村松」の方が、イマイチ定着していなかった感もあるので、これで逆にしっくり来るファンの方が多かったりして。

 しかし、小久保といい村松といい、ダイエー時代に資金難によりチームから出ていった選手が、資金充分のソフトバンクに親会社が代わり、続々と戻ってきているので、井口・城島あたりのメジャー組もそろそろ戻ってくるのかも。

2008年10月30日木曜日

スタッドレスタイヤ買いたいけど

 かなり気が早いが、あと数ヶ月もすれば雪山シーズン。今シーズンは、車も新しくなったし、いい加減、レンタカーで雪山行くのを卒業して、マイカーで行きたいと真剣に思い始めている。

 で、真剣に思えば思うほど、以前よりギモンに思っていたことが、いよいよ現実の悩みとして浮上してくる。それは、スタッドレスタイヤに履き替えている期間、ノーマルタイヤはどこに保管しておくのかということ。

 今の僕の住処は、会社の寮であり、とてもタイヤ4本を置いておけるスペースはない。それに、あったとしても僕は転勤族。引越しのたびにタイヤ4本を持ち運ぶのはめんどくさそうだ。かといって、実家に置いておくのも、それはそれで色々とめんどくさくて、あまり現実的ではない。

 ということで、普通に考えると、今の生活スタイルではスタッドレスタイヤを購入することは、事実上不可能という結論になってしまう。いい妙案はないものだろうか。

2008年10月29日水曜日

日本シリーズ予想2008

 2年ぶりの真の頂上決戦となった今年の日本シリーズ。巨人と西武の日本シリーズを大予想する。

 非常に似通ったこの両チーム。両チームの売りは、強力な打線だ。チームホームラン数の巨人177本、西武198本は、いずれもダントツでリーグ1位。この爆発力でリーグを制してきた。

 しかも、中心選手がケガで戦線離脱しているという状況も似ている。巨人は好守の要である阿部に加え小笠原もCSでチェンから死球を受け、万全ではない状態。一方、西武も4・5番を担っていたブラゼルとG.G.佐藤が出場を危ぶまれている。ポッカリ空いた打線のアナを埋めることができるのはどちらのチームか。

 先発投手陣が安定しているのも似ている。シリーズでは先発投手が4人必要となるが、巨人は、グライシンガー、上原、内海、高橋尚と磐石だし、西武も涌井、岸、帆足、石井一とスキがない。安定した投手陣に手負いの強力打線が挑むという図式は、両チームに当てはまるというわけだ。

 似ていないのはチーム状態。巨人は最大13ゲームをひっくり返したというのにも表れているとおり、後半戦は絶好調。オールスター以降を33勝15敗1分の勝率688という超ハイペースで勝ち進んできたのに対して、西武はオールスター以降、22勝23敗3分の勝率.489と失速気味。このチーム状態がどう影響するか。

 2002年以来の激突となるこの両チーム。この年は、屈辱の1990年の悪夢を振り払うかのように巨人が4タテを食らわせた。となると、やり返したいという思いは、西武の方が強い。メンタル的には西武の方が少し優位か。

 最後に今年の直接対決。交流戦の結果は3勝1敗で西武の勝ち越し。しかもそのうち2勝が大勝で、いずれもグライシンガーを打ち崩してのもの。この点でも西武の方に強みがある。

 ということで、似通った戦力でありながら、今年の交流戦における相性の良さと、6年前の雪辱に燃える強い思いで、西武が紙一重のところで4勝3敗でシリーズを制す・・・と、ちょっと待てよ。ファンとしてこんな弱気なことを言っていてはいけないな。紙一重であることには変わりないが、後半戦のチームの勢いを考えて、ここは4勝3敗で巨人が日本一になると予想しておきましょう。

 いずれにせよ、我々世代にとって、「日本シリーズと言えばこのカード」という印象が強いはず。それだけ、80年代・90年代とこの両チームは死闘を繰り広げてきた。新世代のGL決戦になるが、伝統のGL日本シリーズの名に相応しい好ゲームを期待したい。

2008年10月28日火曜日

WBC監督について

 WBCの監督が事実上、原監督に決まった。ニュース記事はこちら(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)。

 今更こんなことを書くと後出しジャンケンみたいなのでずるい感じだが、実は僕はWBCの監督は、原かバレンタインしかあり得ないと考えていた。というのも、いろんな報道の中で僕が知る限り、これまで名前があがった監督候補の中で、就任に後ろ向きな発言をしてなかったのはこの二人だけだからだ。(バレンタインは前向きな発言。原は本人のコメントは出てないがオーナーから容認の発言)

 ディフェンディングチャンピオンとして迎える今回のWBC。オリンピックのリベンジの場という位置付けでもある今回のWBC。国民からの注目や、かけられる期待は半端なものではない。これだけのプレッシャーの中で指揮をとるのだから普通のメンタリティーでは、とてもじゃないけど務まらないはずだ。そんな重大な任務を、就任に後ろ向きな発言をしている人に任せられるはずがないし、そんなことでは任務を全うすることは到底できないだろう。

 その意味では、原監督は期待できる。ジャイアンツファンとしては来期のチーム状態についても気になるところではあるが、そんな小さなことを言わず気持ちよくWBC監督として送り出したいし、正式に決まれば、原監督にはジャイアンツの監督という立場を忘れてでも、WBC連覇に向けての構想をめぐらせてもらいたい。

 そこで、気になるのは原監督の周りを固める首脳陣。星野内閣の破綻で分かるように仲良し内閣で勝ち進めるほど、国際試合は甘いものではない。ここは、今季のジャイアンツを原監督と共に支え、良き参謀でもある伊原、国際試合での指導経験豊富な大野、次期日本代表監督候補No.1の古田あたりで固めるのはどうだろうか。

 いずれにせよ少しずつ形になってきたWBC日本代表の姿。監督は現段階でベストな人選だったと思うし、あとは本当の意味での全日本と言える選手の選出を期待したい。

2008年10月27日月曜日

ポストシーズン考察

 相変わらず廃止されないクライマックスシリーズ。それどころか、毎年のようにルールが変わり、今年は1位通過チームにアドバンテージの1勝が与えられるなど、とにかくファン置き去りのこの制度。何とかならないものだろうか。

 とは言え、昨年もブログで書いたが、一度導入された制度が簡単に無くなるとも思えない。そこで、CS大反対という僕の考えはひとまず置いといて、CSの、更に広げてポストシーズンをどうしていけば、プロ野球界がもっと良い方向に進んでいくか。そんなことを考えてみたい。

 今年気になったのは、とにかくポストシーズンが長いということ。ちょっと前までは10月の第3週か第4週には日本シリーズが開催され10月中に公式戦は全て終了していたのに、今年は、アジアシリーズを含めると、全日程が終了するのは11月16日。レギュラーシーズンはパ・リーグは10月7日、セ・リーグでも10月12日に全日程が終了しており、実に1ヶ月以上もポストシーズンが続くことになる。これはいくら何でも長すぎだ。

 しかも、今年はドラフト会議が10月30日に開催される。来シーズンの戦力を整えるうえで大切なイベントであるドラフト会議が、日本シリーズに挑む2球団にとってはまだまだシーズンの戦いの最中であるこの時期に開催されるというのは、何とも違和感を覚える。本来なら、アジアシリーズが終わってから行われるべきものであろう。

 そして、これには改善の余地が充分にあると考えられる。パ・リーグのCSは10月11日に開幕しており、第1Sから第2Sまで中3日、第2Sから日本シリーズまでは実に中8日も空いている。セ・リーグも同様に中1日、中4日(いずれも最終戦までもつれ込むことが前提)となっており、セ・リーグの第1Sから第2Sまでのインターバル以外は、ハッキリ言って空きすぎだ。ここを詰めれば、少なくとも1週間程度はポストシーズンが短くなる。これぐらいの改善なら、すぐにできるはずだ。

 ペナント終了からクライマックスシリーズ、日本シリーズ、ドラフトと、流れよく、且つ、話題を欠かすことなく提供し続けてもらうことが、野球ファンにとって嬉しいことだろうし、NPBとしても一つ一つのイベントを単体で見るのではなくて、プロ野球界全体の流れの中で、いつどのようにやるべきなのか考えてもらいたい。

2008年10月26日日曜日

2008年10月MSVランキング

1位 : Ti Amo (EXILE)
2位 : あなたと (絢香×コブクロ)
3位 : 最愛 (KOH+)
4位 : Happy Birthday (NEWS)
5位 : HANABI (Mr.Children)
6位 : 手紙 (アンジェラ・アキ)
7位 : TABOO (倖田來未)
8位 : 素直になれたら (JUJU feat. Spontania)
9位 : 赤い糸 (新垣結衣)
10位 : 足跡 (BAReeeeeeeeeeN)

 1位のEXILEは「Together」以来、約5年半ぶり2回目の1位獲得。この間、数々のヒット曲を世に送り出していたのは紛れもない事実であり、いかにMSVランキングとの相性が悪かったかということを物語る記録だ。

 また、目立つのはコラボ曲の多さ。秋が深まるこの季節に、次々とコラボ曲がヒットチャートを賑わすのは何だか興味深い。

2008年10月25日土曜日

真の頂上決戦へ!

 これぞ4番の仕事だ。

 セ・リーグのクライマックスシリーズ第2ステージの第4戦。同点に追いつかれた直後に飛び出したラミレスの勝ち越しツーランは、試合に与える決定力はもちろんのこと、ドラゴンズに与えたダメージも超重量級。まさにこれこそが4番の仕事である。願わくば、このような一発を放つことができる選手が生え抜きか、他球団を介さずに入団してくる外国人選手から現れると嬉しいが、それは贅沢な悩みか。

 ともかく、これで我がジャイアンツが日本シリーズへ進出決定。何よりも、これで2年ぶりに日本シリーズが真の頂上決戦になったのが嬉しいことだ。

 ポストシーズンの在り方については、色々と書きたいことがあるし、シリーズ予想もしたいが、その辺はまた改めて。

2008年10月21日火曜日

UFJショック

 津市内には三菱東京UFJ銀行のATMは2箇所にしか設置されていない。このうち、僕の生活圏内にあるのは津サティ内にあるATMだけ。確か21時まで利用できるように記憶しているが、ここのところ、そんな早い時間にはとても帰れない状況が続いているので、今日は昼休みにお金をおろしに出掛けることにした。

 津サティに着いてみると、ATMコーナーの風景が、いつもと何だか違う。

 ガビ~~ン

 三菱東京UFJ銀行のATMが撤去され、代わりにイオン銀行のATMが設置されているではないか!(正確には取替えの工事中)

 確かに、手数料無料で引き出しができるから、実質的な使い勝手は変わっていない。それでも、何だか寂しいな。

2008年10月20日月曜日

CDレビュー HOME MADE 家族「HOME」

 HOME MADE 家族4枚目のオリジナルアルバムのタイトルは「HOME」。ほぼセルフタイトルと言ってもいいアルバムだが、それだけに内容も凄い。

 全15曲中、シングル曲が4曲。そして、東海地方の人ならミミタコ状態になっている地デジキャンペーンソングの「RISE & SHINE」「フロンティア」まで収録された豪華版。ここまで豪華だと、もうベスト版に近いと言ってもいいだろう。

 そして、これだけ思い入れのあるミュージシャンの思い入れのある曲がたくさん詰まったアルバムは、聴く方も全曲全力投球。このため、聴き終わった頃には良い意味で疲れてしまった。こりゃ、いつの日にか本当の彼らのベスト版が出たとすると、その時は大変だ。

 もちろん、新曲も聴き応えあるものばかり。特に彼らお得意の前向きソングM3「CHANGE」やユニークな歌詞のM13「RUSH」は要チェック!

 今回は、ノリノリの地デジキャンペーンソング2曲を一挙ご紹介。

https://www.sonymusic.co.jp/artist/HomeMadeKazoku/discography/KSCL-1297
(後日追記:オトフレームがリンク切れのため、リンク先変更)

2008年10月18日土曜日

セイバーメトリクス2008

 これも毎年恒例なので、紹介しておきましょう。2008年度成績でのセイバーメトリクス各指標です。それぞれの意味は、以前の記事「マネー・ボール」をご覧あれ。

 今回も、これまでと同様で100打席・30イニングス以上を対象としてランキング。

 まずは打者部門。

○出塁率
 1.内川.416 2.青木.413 3.中島(L).410 4.セギノール.408 5.橋本.404 6.赤星.398 7.村田.397 8.中島(E).397 9.嶋.394 10.カブレラ.394 11.ローズ.394 12.森野.394 13.金本.392 14.栗原.389 15.松中.382 16.小笠原.381 17.稲葉.380 18.田中(F).379 19.ベニー.378 20.ウッズ.377

 けっこう多彩な顔ぶれだが、その中でも一番の注目は日本を代表するキャッチャーの影に隠れて存在感の薄い橋本が5位であること。FA宣言が噂されているため、捕手に困っているチームによる争奪戦が繰り広げられるかも。8位の楽天中島は、来シーズン以降の更なる飛躍を期待したい。

○OPS
 1.セギノール1.069 2.村田1.062 3.ラミレス.990 4.カブレラ.987 5.ローズ.977 6.後藤(L).972 7.内川.956 8.小笠原.954 9.森野.950 10.青木.942 11.橋本.939 12.中島(L).937 13.金本.919  14.G・G・佐藤.914 15.栗原.904 16.ウッズ.903 17.ボカチカ.901 18.稲葉.894 19.中村(L).889 20.松中.871

 何と12球団のトップはセギノール。CSで、故障したブラゼルに代わり4番を任されている後藤は実はチームトップのOPSを持っているので当然の起用だと言えるのかも。

○NOI
 1.セギノール628 2.村田619 3.内川596 4.カブレラ592 5.青木589 6.ローズ588 7.中島(L)586 8.橋本582 9.森野579 10.ラミレス579 11.小笠原572 12.後藤(L)570 13.金本567 14.栗原560 15.中島(E)552 16.ウッズ552 17.稲葉551 18.G・G・佐藤550 19.松中545 20.嶋540

 ヒットメーカーの印象が強い内川だが、長打力もあることを証明。あまり印象に残っていない今シーズンの嶋(C)だが、好成績を残していたことが分かる。来シーズン以降、若返りの進むチームにあって、ベテランの存在感を示すかも。

 続いて投手部門。

○DIPS
 1.藤川1.63 2.クルーン1.90 3.シコースキー2.39 4.岩隈2.41 5.山口(G)2.47 6.ウィリアムス2.48 7.浅尾2.52 8.越智2.53 9.ルイス2.58 10.豊田2.60 11.杉内2.60 12.ダルビッシュ2.63 13.寺原2.66  14.岩瀬2.67 15.五十嵐2.72 16.MICHEAL2.90 17.建山2.92 18.シュルツ2.95 19.永川2.97 20.伊藤(M)2.98

 シコースキーの好成績はかなり意外。巨人の優勝は山口と越智によるところが大きいと報道されているが、数字でもそれが証明された形だ。

○WHIP
 1.藤川0.74 2.ダルビッシュ0.94 3.永川0.95 4.阿部(T)0.97 5.五十嵐0.98 6.松岡1.00  7.岩隈1.00 8.寺原1.00 9.東野1.00 10.石井裕1.01 11.杉内1.02 12.横山(C)1.02 13.山口(G)1.03 14.小松1.03 15.ルイス1.03 16.クルーン1.05 17.グラマン1.05 18.大隣1.07 19.MICHEAL1.08  20.成瀬1.09

 かなりバラエティに富んだ面々。シーズン途中に移籍した石井裕は横浜にとってはかなりオトクなトレード。阿部・松岡・東野といった意外な名前がこういうところでクローズアップされるのは嬉しいし、こういった選手が、来シーズン以降、今シーズン以上に重要な場面で起用され、そこで結果を残してくれると、セイバーメトリクスを紹介した甲斐があるというものだ。

2008年10月17日金曜日

プロ野球順位予想2008の結果発表

 この時期恒例ってことで、今年も振り返っておきますか。

 まずは、いつも通り予想記事へのリンク。セ・リーグがこちらでパ・リーグがこちら

 では、セ・リーグの振り返り。
 予想:1巨 2中 3横 4神 5ヤ 6広
 結果:1巨 2神 3中 4広 5ヤ 6横

 横浜は三浦・寺原の二枚看板とクアトロKのうちクルーン以外は健在という風に予想していたが、シーズン始まると、寺原はストッパー転向、クアトロKは全滅という状況で、結果、ダントツの最下位に沈んでしまった。一方、阪神は先発投手陣を不安からBクラスと予想したが、安藤・下柳・岩田と3選手が2桁勝利を達成し、見事に優勝争いを演じた。

 続いて、パ・リーグ。
 予想:1ソ 2ロ 3楽 4西 5日 6オ
 結果:1西 2オ 3日 4ロ 5楽 6ソ

 これはヒドイ。

 AクラスとBクラスが完全逆転。優勝を予想したソフトバンクは最下位。ここまで外すと、逆に気持ち良い。

 プロ野球の順位予想を始めてからそろそろ20年近く経つが、いまだ12球団的中したことはない。まだまだ修行が足りないようだ。

2008年10月16日木曜日

今週のFMどうする?

 「今週のFMどうする?」

 これ、MSV-Radioがまだオンエアされていた頃、毎週のように相棒のMSK氏と交わしていた会話。

 解説しよう。MSV-Radioは、原則、第2・第4火曜日の深夜25時から27時の番組だった。ところが、スタジオ(サークル室)の使用状況や、お互いの個人的な予定によって、オンエアできない週も珍しくなかったし、放送が飛んだときは穴埋め放送をやろうとしていたため、実際は、ほぼ毎週のように、やるかやらないかをお互いで確認していたのである。

 そして2008年。意味合いは全く違うし、会話している相手も違うが、それでも十数年の時を越えて、全く同じ台詞を口にすることになるとはね。不思議なものだ。

2008年10月14日火曜日

鈴鹿グルメ備忘録

○インド村
鈴鹿市西条6丁目97-1
http://indomura-suzuka.com/

○鞍馬サンド
鈴鹿市住吉町6557-1
https://tabelog.com/mie/A2402/A240202/24000117/

○めんくいくん
鈴鹿市江島本町14-16
https://tabelog.com/mie/A2402/A240202/24002244/

 せっかくいいお店を見つけたと思って喜んでいたのに、よくよく見ると、鞍馬サンドとめんくいくんは三重ではお馴染みのグルメ本「三食三重三昧」で紹介されていた。リサーチ不足だったか。

2008年10月13日月曜日

第11回安濃津よさこい速報!

 まずは結果から。

1位:だったらあげちゃえよ
2位:あっぱれ!踊り隊!! ~ボディパンプ編~
3位:天狗ぅ
4位:花昇舞
5位:皇學館大学”雅”
6位:舞
7位:神鬼龍
8位:笑楽 -eraku-
9位:めっちゃええやんず
10位:三重情熱組

 安濃津ファンならこの結果を見た瞬間に違和感を抱くはず。そう。極津がファイナルに残っていない。衝撃の予選結果はこちら。

 決して悪い演舞では無かったと思うし、むしろコンセプトが面白くて、良かったのに残念だ。そんな今年の極津の演舞から、津新町会場での名物ピラミッド。

 ファイナルステージでの極津を観ることはできなかったが、応援用のグッズを配っていて、それをゲットできたから、まあいいか。

 ファイナルに目を向けると、予想通りだったらあげちゃえよが大賞受賞。これは、会場に居た人なら異論は無いだろう。それだけエンタテインメントを極めたと言ってもいいぐらいの素晴らしい演舞だった。パレードの様子と大賞受賞後の演舞をパシャリ。

 土曜日の演舞を見て準大賞間違い無しと思った三重情熱組は10位に沈んだ。迫力あって良かったのにな。極津と同じく、日曜日の津新町会場より。

 お気に入りの笑楽 -eraku-も8位と平凡な成績。ファイナルでトップバッターだったのがマイナスに働いたのかも。一日目のメインステージより。

 あと、雅は動きが美しくて凄く良かった。写真を撮り忘れてしまったのが、残念である。

 ということで、今年も凄く楽しんだ安濃津よさこい。奇しくも僕が楽しみにしているF1日本グランプリも本日開催で、来年以降も同日開催が予想されるが、安濃津よさこいを観に来ないという選択肢は今の僕には考えられないので、当分、F1日本グランプリを観に行くことはなさそうだ。

 そうそう。最後に、新玉亭には、もう二度と行きません。

2008年10月12日日曜日

第11回安濃津よさこい初日の感想

 ちょっと入り込みすぎたかな。仕事の関係もあって、先入観を持ちすぎて観ることになってしまった今年の安濃津よさこい初日。でも、そんな先入観を差し引いてもやっぱりだったらあげちゃえよは別格だ。むしろ、今年の大賞はだったらの返り咲きだと断言してもいいかも。もう、あのエンタテインメント性は別格。だったらが踊りだすとメインステージでも裁判所前でも観客倍増の勢いだし、観客からは自然と手拍子が湧き上がり、みんな自然と笑顔になる。こんなチーム、他には無いですよ。

 その他のチームだと、三重情熱組が昨年よりさらにパワーアップした印象。ど迫力の演舞は観てて鳥肌が立つほど。準大賞争いに食い込んでくると見た。極津と天狗ぅは今年も期待通りの楽しい演舞。花昇舞はちょっと芸術性を追い求めすぎている感があったが、それが吉と出るか凶と出るか。むしろ笑楽や春の風咲き乱れといったアットホームな雰囲気のするチームが魅力的に映ったが審査員の判定はいかほどか。

 残念なのはディフェンディングチャンピオンのあっぱれ!踊り隊!!の演舞を観られなかったこと。だって、同じ時間帯に極津が別会場で演舞する(しかもそこで見逃すともう極津の演舞は今日は観られない)ってことになれば、そっちに行かざるを得ないしね。

2008年10月11日土曜日

巨人優勝で嬉しさ爆発

 ジャイアンツがセ・リーグ史上最大の13.0差をひっくり返しての優勝を達成した。G党としてはこんな嬉しいことはない。

 ところが、今日、僕自身は会社の飲み会のため、試合経過はリアルタイムで知るすべも無し。試合が気になりつつも、飲み会を盛り上げないわけにもいかないため、ひとまず試合のことは忘れて、飲み会に集中。

 そんな状況の中、優勝が決まった瞬間から、G党・ドラキチ・トラキチの友人から祝福メールが連続して届く。これって、いかに僕のG党ぶりが浸透しているか・いかにそんなG党の僕を気にしてもらっているかということを表しており、これほど嬉しいことはない。

 ちょっと大袈裟になるかもしれないけど、今まで生きていた中で、一番幸せな一日かもと思わされた、そんなメールの着信だった。

 個別にメールを返信しているし、今日メールをくれた人でこのブログを読んでくれている人は、多分居ないと思いますが、それでも、この場を借りてお礼を申し上げます。祝福メッセージをどうもありがとうございます。巨人が優勝したことももちろん嬉しかったですが、皆さんからのメッセージが本当に嬉しかったです。

2008年10月7日火曜日

10.8同率決戦!!

 今日(7日)の阪神戦は降雨ノーゲーム。これにより明日の巨人vs阪神は、両チーム81勝56敗3分の同率で迎えることになった。そう。10.8同率決戦である。

 両チーム残り4ゲーム。当然、明日勝ったチームは1.0差で首位に立ち、残り3試合となるのだから、明日勝ったチームは絶対的有利になる。「国民的行事」の10.8ほどではないが、それに近い状態だ。

 14年前と今とでは野球も変わってきている。でも、同じ日に同じような状態になるのは、何か運命を感じる。縁起を担ぐためにも、明日の試合ではジャイアンツは10.8を倣った戦い方をしてみてはどうだろう?

 当時の先発三本柱は、御存知、斎藤・槙原・桑田。10.8では、この3投手を、槙原-斎藤-桑田のリレーでつないで勝利した。10.8の戦い方とはこれなのだ。

 ということで、明日は内海-グライシンガー-上原のリレーでいきましょう!分業制とか言っている場合ではありません。原さん!頼みますよ~!!

 参考までに「国民的行事」10.8のオーダーを。

・中日ドラゴンズ
(左) 清水
(二) 小森
(遊) 立浪
 走遊 鳥越
(一) 大豊
(中) パウエル
(三) 仁村
(右) 彦野
(捕) 中村
(投) 今中
 打 ジェームス
 投 山田喜
 投 佐藤秀
 打 川又
 投 野中
 打 前原

・読売ジャイアンツ
(中) コトー
 中 屋鋪
(遊) 川相
(右) 松井
(一) 落合
 三 岡崎
(三)一 原
(左) グラッデン
 左 緒方
(二) 元木
(捕) 村田真
(投) 槙原
 投 斎藤
 投 桑田

 今も日本で現役で頑張っているのは立浪だけ。10.8ってホンの少し前の出来事だと思っていたのに、こうして見ると随分と変わったものだ。監督やっているのも2人も居るし。

2008年10月6日月曜日

CSってテレビ局のための制度なのかも

 悪い予感は当たるもの。快進撃を続けたジャイアンツも連勝が止まると、勢いが止まったのか勝ったり負けたりの一進一退。ところが阪神も勝ちきれないため、追い抜かれないけど突き放せない状況。ここ1週間ぐらいはゲーム差無しから1.0差を行ったり来たりだ。奇しくも10.8は東京ドームでの直接対決。日程上、この日に優勝決定することはあり得ないが、大きなキーとなる試合になることは間違いない。

 そんな状況なのに相変わらず世間的には盛り上がる様子は無し。かろうじて10.8直接対決はテレビ中継があるようだが、ここのところ、地上波での中継はメッキリ減った。特にこの時期はシーズン中の雨天中止の試合が振り返られているので、事前に放送予定が立てにくいという事情もあるのだろう。

 ん?あ、そういうことか。

 テレビ局というのは、視聴者が大切なのはもちろんだが、それよりも大切なのはスポンサー。番組の編成は半年ぐらい前から決まっていて、スポンサーの承諾なしに勝手に番組は変えられない。つまり、「半年前」の段階で「スケジュールが決まってない」のに、その時期に「佳境を迎える」「ペナントレース」というのは、テレビ局にとって実に扱いにくいコンテンツだということは、容易に想像つく。

 そこでCS。この制度により、実質的な優勝決定戦日は、1年前から決まっていることになり、番組の編成も実にやりやすい。そう考えると、CSってテレビ局の都合で導入された制度なのではないだろうか。

 半年にも及ぶ戦いの末、全チームの半分のチームは進出できるという、何とも緊張感の無い制度。ペナントを冒涜し、形骸化させていると言っても言い過ぎではないこの制度。こんなくだらない制度を、プロ野球ファンが望んで導入したとはとても思えない。これは絶対にテレビ局の仕業だな。

2008年10月5日日曜日

音楽ば~かにちょっぴり失望

 随分と気になって、ほぼ毎週観てた「音楽ば~か」。普通の番組では絶対に取り上げないような超個性的な素人ミュージシャンに焦点を当て、ほんわかとしたペースで面白おかしく紹介していく様子は、テレビ東京ならではの視点で、とても興味深かった。MCのCharaのコメントも面白かった。取り上げられていた3人の素人ミュージシャンは、決して歌がうまいとは言えないが、個性的で耳に残る曲を歌っていた。

 ところが、10月から雰囲気を一新。それなりのクオリティを持った女の子達が、デビューを勝ち取るために頑張るという、いつぞやのASAY○Nのような感じの番組になってしまった。

 ちょっと残念だ。

 テレビ東京「音楽ば~か」
 http://www.tv-tokyo.co.jp/ongakubaka/

2008年10月3日金曜日

仕事

 目の前に面白そうな仕事が転がっていて、しかもその仕事を自分が取るか取らないか選択できるというシーンは、あまりあることではないがマレにある。でも、この場合、この仕事はやらない方が良さそうだ。

 というのも、仕事というのは、その大半がつまらなくて辛くて厳しくて大変なもの。なので、楽しい仕事なんてものを経験してしまうと、通常の仕事が相対的な意味で、更につまらなく辛く厳しく大変なものに感じられてしまい、モチベーションは限りなくゼロになってしまうからだ。

 ということで、現在、そんな状態。滅多にあるものではないが、マレに登場する楽しそうな仕事には、これからは近付かないようにしよう。うん、そうしよう。

2008年10月2日木曜日

戦力外通告の時期についてルール化されたって知ってましたか?

 ペナントレースも佳境を迎えるこの時期。一方でにわかに騒がしくなってくるのがストーブリーグ情報。例年、9月に入るとBクラス確定球団を中心に、戦力外通告のニュースが流れ始める。

 ところが、今年はあまりそういう話を聞かない。不思議だなと思っていたら、どうやら戦力外通告の時期について、NPBとJPBPAの間で協議があり、合意に至っていたらしい。僕としたことが、こんなニュースを見落としていたなんて。

 「戦力外通告時期合意 プロ野球組織と選手会」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 これによると、戦力外通告ができる時期は、FA資格選手を除くと、1)10月1日からレギュラーシーズン終了翌日まで。2)CS終了翌日から日本シリーズ終了翌日まで。つまり、今日が今シーズンにおける戦力外通告初日である。

 早速、本日5球団より28選手に対して戦力外通告がなされた。これ以外にも既に外国人選手で解雇された選手や、自ら引退を表明した選手も居るが、今シーズンは例年になくビッグネームが多い気がする。もちろん現役続行する選手も居るだろうが、少なくともこれら選手全員が来シーズンは同じユニフォームを着ることはない。(いつかの小倉や坪井のように戦力外通告後に出戻りするパターンもあるが、超マレなケースだろう。)

 ということで、公式非公式に関係なく、1日現在で戦力外通告・解雇・引退を発表された選手をリストアップしてみよう。以下、シーズン年齢(12月31日現在の年齢)別で。

 21才 加登脇(G) 末永(M) 柳田(M)
 22才 橋本(YB) 木興(M)
 23才 姜建銘(G) 三島(M)
 24才 浅間(M)
 25才 梅田(G) 西川(L)
 26才 染田(YB) 西崎(YB) 田中良(M) 東(L)
 28才 ウッド(YB) 河野(YB)
 29才 ジェイジェイ(YB) ウィリアムス(YB) ホールトン(H) レストビッチ(H) 森谷(E)
 30才 ヒューズ(YB) スタンドリッジ(H)
 31才 ビグビー(YB) マットホワイト(YB) ガトームソン(H) 佐藤宏(E) 木村(E)
 32才 フォード(T) 土肥(YB) 小関(YB) 河端(S)引退 パウエル(H)
 33才 高波(E)
 34才 野口(G) 戸部(E) 貝塚(L)
 35才 上田(D)引退 ニコースキー(H) 鷹野(E) デイビー(Bs)
 36才 川村(YB)引退 入来(YB) 度会(S)引退 沖原(E) 高木浩(L)引退
 37才 真中(S)引退 吉岡(E) 種田(L)
 38才 小倉(E)引退
 41才 清原(Bs)引退

 こうしてみると、まだまだ若くて力のありそうな選手もたくさん居る。姜建銘や土肥は充分一軍ローテを守れそうだし、森谷は代走・守備要因として重宝しそう。貝塚や鷹野だって代打の切り札として一花も二花も咲かせることができるだろう。

2008年10月1日水曜日

2008年9月MSVランキング

1位 : HANABI (Mr.Children)
2位 : truth (嵐)
3位 : 偶然の確率 (GIRL NEXT DOOR)
4位 : 君のすべてに (Spontania feat. JUJU)
5位 : Secret Code (KinKi Kids)
6位 : I AM YOUR SINGER (サザンオールスターズ)
7位 : 手紙 (アンジェラ・アキ)
8位 : NEXUS 4 (L'Arc~en~Ciel)
9位 : LIGHT IN YOUR HEART (V6)
10位 : 崖の上のポニョ (藤岡藤巻と大橋のぞみ)

 1位は貫禄のMr.Children。3位には期待のニューカマーGIRL NEXT DOORが見事ランクインした。また、意外にもアンジェラ・アキはこれが初のランクインとなった。

2008年9月30日火曜日

支店長からの直電

 午前中の10時半ぐらいだっただろうか。支店長からペーペーの僕に直電が。何事だろうと思って出てみると、こう仰る。

 「君が、今朝送ってくれたメールだけど、添付ファイルが付いてないよ。」

 毎朝、8時半ぐらいに支店長を含めた社内の関係者30名ぐらいに、とある報告書類を送っているのだが、どうやら、今日はファイルを添付するのを忘れてメールを送信してしまったらしい。

 送信してから2時間も経っているんだから、他の誰かが先に気付けよ!

 いや、むしろ、誰も見てない?

 上司に言われて、毎朝8時出勤(1時間のサービス残業)してまで作っている資料なのだが、実際のところ、全然意味の無いことをしているのではないかと感じてしまった一瞬でもあった。

 まあ、でも、逆に言えば、少なくとも支店長は見てくれているみたいだから、ま、いっか。

2008年9月28日日曜日

速報!史上初のナイトレース

 初めて見る光景だ。

 F1第15戦シンガポールグランプリはF1史上初のナイトレース。闇夜の中、サーキットだけが煌々と照らされた様子は何だかちょっぴり幻想的。

 しかもここは公道サーキット。見たところ、モナコ以上にオーバーテイクできなさそう。ピット戦略がモノを言うか。

 とにかく、誰も見たことのない不思議な光景、ナイトレース。まだまだレースは始まったばかり。目が離せないぞ!

2008年9月26日金曜日

1位なんて取るもんじゃない!

 仕事の話。

 夏季の社内販売コンテストにおいて、わが三重支店は、現場の皆さんの頑張りもあって、見事1位を獲得した。え?めでたいって?とんでもない!ただでさえクソ忙しいのに、このせいで、さらに稼動大逼迫だ。

 まず、副賞金ということで、本社より金一封を頂けるのだが、支店のコンテスト事務局となっている僕の担当では、これを受け取って、使い道を考え、決裁処理をして、適切に使用し、報告書類を本社に提出しないといけない。超めんどくさい。

 それ以上にうっとうしいのが、1位を取ると本社より社長か副社長が激励にやってくること。ま、やってくるだけならいいのだが、当然支店長以下支店幹部によるお出迎えが必要であり、多忙を極めるこれらメンバーのスケジュール調整の大変さは、想像を絶する。

 さらには、そこには意見交換会という名の成果発表の場があり、1位獲得に至った取組の説明をしないといけない。この資料を作成するのも、もちろんコンテストの事務局。社長若しくは副社長にプレゼンする資料なのだから、求められるクオリティは普段の会議資料とは比べ物にならないほどのものだし、そのためには並々ならぬ労力を必要とする。

 さらには、意見交換会のあとは、懇親会という名の飲み会があり、店の選定(会社の食堂でやる場合は料理の手配)、アテンド、関係各部署への出席依頼、その他諸々の段取りと、やることてんこ盛り。

 三重支店のみなさ~~ん!もう、ほんと、お願いですから、次期コンテストでは2位を狙いましょう!ほんとにです。マジです。僕を助けると思って。

 っていうか、社内イントラにもSNSがあって、日記とか書けるから、この内容をそっくりそのままコピペしてやろうかな。

2008年9月25日木曜日

反動が恐い

 帰宅して、ネットで野球の結果をチェックしてみる。どうやら今日もジャイアンツは勝ったようだ。しかも前日リリーフ登板した東野が先発し完投勝利とはね。さらに今日は珍しくノーアーチでの勝利。これで引き分けを挟んで12連勝。神がかり的だ。

 ここまで勝ち続けると、むしろ連勝がストップした時の反動が恐くて心配だと感じるのは、僕だけではないはず。贅沢過ぎることかも知れないが、そろそろ、後に残らないスッキリとした形で1試合ぐらい負けてしまった方がいいんじゃないかなぁ。

2008年9月24日水曜日

話題てんこ盛りのプロ野球

 ペナントレースもいよいよ大詰め。

 セ・リーグは独走していた阪神が失速。一方で巨人が1992年以来の11連勝を記録し、ついに最大13.0ゲームあった差を追いついてしまった。このまま逆転優勝すれば、セ・リーグ史上最大の逆転劇。国民的行事だった1994年の中日も、昨年の阪神も、大差を追いついたチームはその時点で息切れしてしまい、結局優勝を逃してしまうという結果に終わっているため、今回も簡単に優勝できるとは思っていないが、それでも期待してしまう。ちなみに前回11連勝した1992年は、2位に終わっている。この年、スタートダッシュに失敗した巨人だったが、途中加入のモスビーと大久保が大当たりして11連勝したっけ。

 パ・リーグは優勝決定目前。今日も西武の試合途中にオリックスの敗戦が決まり、その時点でM1。直後に、今日から一軍合流で即4番起用の後藤が走者一掃の逆転タイムリーを放ち、球場は完全に優勝決定ムードに包まれた。そこから試合をひっくり返した楽天には意地を感じたし、あそこで逆転グランドスラムを放つのだから、フェルナンデスの集中力には恐れ入る。

 これだけ大詰めを迎えているというのに、不思議なほど巨人、阪神、西武に注目が集まっていない。むしろ、広島と中日、日本ハムとロッテで繰り広げられている3位争いの方が話題だ。もちろん、CSというクソ制度のせい。いい加減、何とかならんのかな。

 とは言え、今年も行われてしまうCS。大反対派の僕としては、1位通過のチームが日本シリーズに進出して欲しいと思っているし、そういう意味では中日とロッテが3位に滑り込んで欲しいと考えている。というのも、超短期決戦のCS。特に第1ステージは2勝先取なので、1勝すれば即王手。そんな制度だから絶対的なエースが居るチームの方が有利に決まっている。よってルイスやダルビッシュのような球界を代表するような、負けないエースが居るチームは、CSに出てきてもらいたくない。

 岩隈が20勝をマークした。20勝投手の誕生は2003年の井川と斉藤和以来、5年ぶり。楽天は現在5位と0.5差の最下位。このまま最下位で終われば、最下位チームからの20勝投手ということで、これは、1974年の広島金城以来であり、パ・リーグに限れば1962年の近鉄久保以来という珍記録。最下位脱出の可能性も十分残されている楽天だが、記録マニアの僕としてはこのまま最下位で終わって欲しいかも。

 おかわり中村が44号アーチを放った。西武球団の日本人選手としては田淵と秋山を抜き、史上最多記録。これはこれで凄いし、中村の快挙にケチをつけるつもりはないが、それでもやはり使用球は国際標準のものにした方がいいんじゃないかと感じさせられたニュース。

 王監督が勇退することになった。一度は病に倒れながらも、ここまでチームを指揮し続けた姿勢には、本当に頭が下がる。ただただ、お疲れさまである。今後は野球界を見守りながら、ご意見番・アドバイザーとして力を貸して頂ければと思う。

 2004年の球界再編で近鉄球団を消滅させ、球界の悪役に成り下がっていたオリックス。人気は落ち、チーム力も落ち、毎年のように監督交代を繰り返すドタバタ劇を演じ、何もプラスの話題がなかったオリックス。そんなオリックスが大石監督になって生まれ変わった。金子、小松、山本、近藤で構成されるローテーションは、「オリ近」の色を感じさせず、合併チームというマイナスのイメージを感じさせない(山本と近藤は元近鉄ではあるが)。イメージが良くなり勝つようになったのか、勝つようになったからイメージも良くなったのか、もちろん後者なのだろうが、ともかく大石監督になってからは、50勝38敗で勝率.568(西武の勝率は.564)と絶好調。CSでも台風の目になりそう。

 メジャーに目を移すと、イチローが史上2人目の8年連続200安打を達成した。次は、張本が持つ日本記録の3085安打を、そしていよいよ来年は前人未到の9年連続200安打を目指す。こうなると、もう行くところまで行き尽くした感がある。個人的には、継続的に結果を残し続け、今もなお成長するイチローが、今後どのようにして衰えていくのかということに興味がある。

(記録は全て9月23日現在)

2008年9月23日火曜日

千原ジュニア@トップランナー

 今晩のトップランナーのゲストは、お笑い界の奇才、千原ジュニアだった。

 もともと、この番組は大好きで、いつも40分があっという間に過ぎるのだが、今日は特に興味深くて、話に惹き込まれてしまった。

 何がどのようにして興味深かったのかは敢えて書かないけど、ここ半年ぐらいの身の回りの出来事を、色々と思い返させられた。

 詳しく語らないのなら、中途半端な書き込みをしなくてもいいのだが、僕自身が、いつの日か、この記事を読みなおすことがあったとしたら、この時期にこの番組を見て、「何か」を強烈に感じたんだということを思い出すために、敢えてその足跡を残したかったのである。

 たまにはこんなブログの使い方もアリだよね。

2008年9月21日日曜日

白川郷へ

 ダイビングに行く予定だったこの週末。ところが台風の影響で海は大荒れ。そのため、予定変更して白川郷へ行ってきた。僕自身、白川郷へ行くのは6年ぶり。前回は、「松井秀喜野球の館(現、松井秀喜ベースボールミュージアム)」に行った際に、行く場所に困って突発的に打ったっけ。2回も行っているのに2回ともほぼ無計画な状態で行くとは、どんだけ気軽な世界遺産だろう。

 何度見ても不思議な風景。まるで弥生時代とかにタイムスリップしたようだ。

 中を公開している家もあって、今回は中に入ってみた。

 1階に必ず囲炉裏があり、そこからの煙が防腐作用を施しているとのこと。昔の人の知恵は素晴らしい。そのため、家の柱はこのように真っ黒になっている。

 合掌造りの家々は高い家だと4階建てにもなる。最上階からの眺めは素晴らしい。

 もちろん、名物の朴葉味噌も頂きましたよ。

 最後に今回一緒に行ったメンバーを。会社の後輩達です。本当はこのメンバーでダイビングに行く予定だったんですけどねー。

2008年9月17日水曜日

ついてないようでついている一日

 有給休暇の残日数の関係で、今月末までにあと3.5日休まないといけない。今日の業務スケジュールを考えると、出勤前の時点では比較的ヒマな一日になることが想定されたので、これはチャンスと思い、午後から休もうと密かに考えていた。それなので夕方から雨の予報だったにもかかわらず、洗濯物を干したまま出勤した。

 しかし、超くだらん仕事が山のように舞い込んできて、とてもとても帰れそうな状況ではない。15時、16時、17時。空模様はどんどん悪くなってきて今にも降り出しそう。仕事の進捗よりも洗濯物の方が気になって仕方ない。

 終わってみれば4時間残業で、会社を出たのは22時前。もちろん、オールサービス残業。とんだ一日だ。

 でも、ラッキーなことに会社出たときも雲ってはいるものの雨は降ってない。真っ直ぐ帰宅して、洗濯物は無事セーフ。天気予報が良い方に外れてくれたようだ。最後にラッキーなことがあったから、まいっか。

2008年9月16日火曜日

空き時間の過ごし方

 ほんの数分の空き時間。外食した際の注文してから料理が出てくるまでの時間は、まさにこれの代表格と言えるだろう。雑誌や新聞が置いてある店ならそれを読んでいればいいが、必ずしも置いてある店ばかりでない。

 そんな時によくやるのが、ケータイのニュースサイトやプロ野球速報などのチェック。でも、こればっかりやっているとパケット代がもったいないので、今日はケータイのリダイヤルや着信履歴を眺めながら過ごしていた。

 ・・・

 ・・・

 う~む。なんか、ケータイの基本料金を払っているのが、もんのすごくもったい感じ。通話料はめっちゃ高くていいから、基本料金ゼロのプランとか無いんかな。

 現在、「FOMAタイプSバリュー」プラン利用なのだが、少なくともタイプSSに変更した方がいいのは間違いなさそう。一応、「ぴったり料金プラン診断」(後日追記:類似サービスにリンク先を変更)をやってみたところ、現行プランが最適と診断されたけど、本当かな。

2008年9月15日月曜日

CDレビュー 安室奈美恵「BEST FICTION」

 売れに売れまくっている安室奈美恵の3枚目のベスト版「BEST FICTION」。2002年の「Wishing On The Same Star」以降のシングルをリリース順に並べ、最初と最後に新曲を付け加えたというシンプルな構成だ。

 90年代にヒットチャートを賑わせまくった彼女も、2000年代に入るとチャートでの存在感は薄れていく。しかし、2005年の「WANT ME, WANT ME」あたりからは徐々に存在感を取り戻し、2007年の「Baby Don't Cry」、そして今年の「60s 70s 80s」と立て続けにビッグヒットを飛ばした。

 今作「BEST FICTION」に収録されている時期の彼女を振り返ると、ざっとこんな感じだと思うが、2005年以前に楽曲のクオリティ的に低迷していたかというと決してそんなことはない。M4「Put 'Em Up」、M5「SO CRAZY」、M6「ALARM」あたりはめちゃめちゃカッコイイし、むしろここ数年になって、やっと時代が安室に追いついたというのが、正しい見方だろう。

 初回版にはアルバム収録曲全曲のPVを収録。まさに一粒で二度美味しいベスト版だ。

2008年9月14日日曜日

3連休の過ごし方

 世間一般的には、3連休真っ只中。でも僕は土曜日と月曜日は、共に数時間だけだけど出勤。全然連休ではない。とは言え、この仕事は、僕が入社して10年以上経つが、「楽しい」という感情と「会社にとって有意義な仕事だ」という思いが両立した初めての仕事。だから全然苦にならない。

 空いた時間は試験勉強。10月5日に迫ってきた、とある資格試験。4月頃、かねてから興味があったこと、仕事に直結して役に立つ資格であること、基本的に残業が無いため平日もまとまって自分の時間が取れること、の3要素が偶然にも組み合わさり、その資格に挑戦してみることにした。ところが、7月に会社の組織再編があり僕も担当業務が変更。その結果、その資格とは全然関係のない仕事に携わることになり、平日は早くても21時、遅いと日付が変わるぐらいまで帰れないため、平日の自分の時間は実質ゼロ。そんなこともあって資格取得へのモチベーションは一気に下がったが、申し込んでしまった以上、受験しないわけにもいかない。受験する以上、少しぐらいは準備しないわけにもいかない。

 来週は、人生2度目のダイビング。前回からは3ヶ月以上も空いているので、教材のDVDで復習しておかなければ。

 先日、友人に無理やり加入させられた携帯端末向けSNSのGREE。毎日メールマガジンがケータイに届きパケット代がもったいないので、配信解除の手続きをしようと思い、受信したメールを見ていたら、「友だちの新着日記」に気になるタイトルが。アクセスしてみるとちょっぴり元気付けられる内容が書いてあった。こんなこともあるんだったら、しばらくは配信を継続してみてもいいかな。

 そんな3連休。

2008年9月13日土曜日

「HANABI」と「生きてることが辛いなら」

 観る番組の約半分は音楽番組と言っても過言ではない(さすがに言い過ぎかも知れないが)僕だが、今日は、とりわけ気になる曲が2曲あった。

 1曲目はMr.Childrenの「HANABI」。第一印象はとにかくどこか懐かしいサウンドだということ。その不思議な懐かしさはAtomic Heartあたりに収録されていたんじゃないかと錯覚するほど。デビュー当時を思わせるような透き通ったボーカルに心地よいミディアムバラードで、「GIFT」よりもこっちの曲こそ、夏本番の時期に聴きたかったかも。

 もう一曲は、その歌詞の内容から、一部コンビニで店内放送を自粛するに至った森山直太朗の「生きてることが辛いなら」。話題性もあったので、いつも以上に真剣に耳を傾けてみたが、良くも悪くも、別にどーってことのない、普通の歌。そんなに問題になるような歌詞だとは思えなかった。これぐらいの曲が問題になるなんて、何か良く分からんけど、日本の社会って、ほんの些細なことに対しても、異常に敏感になりすぎているんじゃないですかね。

 森山直太朗「生きてることが辛いなら」の歌詞はこちら

2008年9月11日木曜日

日本の宝をコロスキカ?

 とんでもないニュース記事が飛び込んできた。

 「ナベツネ一転「土下座して王さんに頼め」 WBC監督」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 球界の至宝、いや、球界なんてものには収まらず、日本の宝、人間国宝級の人物をコロス気ですか?

2008年9月10日水曜日

外国人スポーツ選手どこへゆく

 薬物にあまり縁の無かった日本プロスポーツ界に、ドーピングという言葉を意識させたのは、昨年のガトームソンの一件からだったと思う。それから以降、今年になってゴンザレス、リオスと次々にドーピングにより重い処分を受けた。

 また、コトの重大さからするとプロ野球のドーピングと同じように扱っていいものではないが、ここのところ相撲界もロシア人力士による大麻所持問題が世間を賑わせている。

 これは、ちょっと乱暴なまとめ方かも知れないが、いま、日本のプロスポーツ界は薬物にまみれていると言ってもいいだろう。ん?ちょっと待てよ。偶然かどうかは分からないが、これまで問題となっているのはみんな外国人選手。不思議なほど日本人選手はこの手の話に登場しない。

 日本人選手はクリーンなスポーツマンシップのもと、薬物には手を染めないということだろうか。それとも外国人選手に対しては、日本人選手よりも厳しく検査をやっているということだろうか。若しくは、外国人選手はプレッシャーやストレスなどにより薬物に頼らざるを得ない状況を、まわりが作り出しているということだろうか。

 何にしろ、外国人選手ばかりが取り沙汰されるのは、どうにも不自然さを感じてしまう。どのようにして検査を行っているのかということをもう少しオープンにして、不透明さを払拭してもらいたいと思うし、もし本当に外国人選手に限ってこのようなことを行っているのであれば、日本でのプレー環境について、全体的にどこかしら見直した方がいいのではないかと思う。

2008年9月9日火曜日

プロ野球チームをつくろう!ONLINE2

 話すと長くなるし、虚しくなるので省略するが、ともあれ、この週末、「プロ野球チームをつくろう!ONLINE2」なるオンラインゲームの存在を再認知し、興味を持ち、ちょっと始めてみることにした。

 まだやり始めたばかりなので、システムもよく分かってないが、ベストプレープロ野球が監督としてプレーするプロ野球シミュレーションゲームなら、このプロ野球チームをつくろう!ONLINE2は、GMとしてプレーするプロ野球シミュレーションゲームと言ったところか。

 まだ「ビギナーランク」に所属しているせいなのかも知れないが、できることと言えば、選手を獲得することと、スキルを獲得することと、1・2軍の入れ替え、オーダーの変更ぐらい。あとは、放っておけば1日に12試合のペースでどんどん試合は消化されていく。

 試合を重ねればポイントを獲得できて、そのポイントと引き換えに選手を獲得できるのだが、各選手には「コスト」が付与されており、1軍メンバーに置いておける選手の「総コスト」には上限があるため、どんなにオールスター的な選手を獲得しまくっても、全員を試合に出すことはできないといった仕組みだ。きっと、ある程度ゲームを進めていけば、その上限値が上がって、より凄いオーダーが組めるのだろう。ちなみに選手は好きな選手を獲得できるわけではなく、ランダムのため、なかなか思い通りのオーダーは組めない。

 試合を重ね、勝利し、ポイントを重ね、さらに強力なチームにしていき、自分だけの最強チームを作るというのが、このゲームの楽しみ方と言ったところだろう。まだ、始めたばかりなので、イマイチその楽しみが実感できていないが。

 でも、さすがはプロ野球マニアを自画自賛する僕だけあって、要領がよく分かってなくても今のところ中々の成績。14試合を消化して9勝5敗だからいい感じの滑り出しだ。

 ちなみに、現行オーダーはこんな感じ。

1右 川島慶 .266 2本 10点
2二 塀内 .241 2本 6点
3三 後藤武 .310 0本 7点
4一 李承燁 .357 4本 9点
5中 迎 .309 3本 10点
6左 河野(YB) .235 2本 6点
7捕 銀仁朗 .364 2本 8点
8指 今成 .271 2本 9点
9遊 野中 .380 2本 9点

先発 高橋尚 1-1 3.57
先発 佐藤充 1-1 2.93
先発 青木高 3-0 1.59
先発 杉山 2-0 3.92
先発 斉藤(赤ハンカチ王子) 0-1 5.11
セットアッパー 竹岡 1-1 1.08
抑え 林昌勇 1-0 4S 3.00

 打線はともかくとして、投手陣はそれなりの顔ぶれかも。無料でプレーできるので、興味のある方は、やってみてはいかがだろう。

 プロ野球チームをつくろう!ONLINE2
 http://www.yakyutsuku-online.com/

2008年9月4日木曜日

投げ出したい

 いつも拝読している、とある文才の日記に、こんなことが書いてあった。以下、無断転記。

 「部屋に入ってテレビを点けると、福田総理が辞任表明したという臨時ニュースが流れていた。日本でいちばん重い責任を背負っている人がそれを投げ出したのだから、俺ていどの人間が何もかも投げ出したところで別にかまわないような気がする。」

 全く同感だ。うん。

2008年9月3日水曜日

CDレビュー HOME MADE 家族「Come Back Home」

 HOME MADE 家族のニューシングルは久しぶりのラブソング。ドラマティックなメロディラインは秋を迎えるこれからの季節にピッタリだ。

 M3収録の「EASY WALK(DJ Deckstream Remix)」は4月にリリースされた「EASY WALK」のリミックスバージョン。これまでシングルのc/wでリミックスバージョンを収録し、楽曲の新たな魅力を引き出してきた彼らだが、この曲の新アレンジはオリジナルの魅力である元気の良さをあまりにも消してしまっており、好きな曲なだけにちょっと残念かも。

 昨年とは違い、超ハイペースでリリースを続ける今年のHOME MADE 家族。その集大成が、10月リリースのレインボーライブDVDだ!

https://www.sonymusic.co.jp/artist/HomeMadeKazoku/discography/KSCL-1285
(後日追記:オトフレームがリンク切れのため、リンク先変更)

2008年9月2日火曜日

WBC監督論

 中日の球団社長が、次回WBCの監督を今シーズンの日本一チームの監督にすべきだと言う見解を公表した。ニュース記事はこちら。

 「中日・西川球団社長「現役がいい」WBC監督はシリーズVで」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 言わんとすることは分かる。確かに監督決定までの経緯は不透明だし、これなら基準が分かりやすい。でも、この案は僕は大反対だ。

 プロ野球チームの監督は激務だ。ただでさえ大変なのに、チームの1年間の戦い方を決めるべく3月と言う時期にチームから離れるなんて、どう考えてもおかしい。王監督は第1回WBCでその任務を全うしたが、あれは第1回ということで例外中の例外。実際、それが影響したかどうかは分からないが、王監督はその夏に倒れている。

 更には、今回のオリンピックでの敗北から見ても分かるように、世界大会を戦い勝ち進むのは至難の業。自分のチームを持ちながら、片手間でできるような仕事ではない。絶対に専任であるべきだし、その中で中長期的なビジョンを持ちながら、チームを編成し、大会に臨むべきである。

 では、どのようにして監督を選出するか。僕の中でまだこれといったアイデアは無い。でも、今回、中日の球団社長が出してきた案だけは絶対に違う気がするし、それだけは確信している。

2008年9月1日月曜日

笑゛が負けた

 どまつりは凄かった。

 安濃津よさこいにも、もちろんレベルが高いチームは居る。どまつり会場で、あっぱれと笑楽を観ることができたが、さすが安濃津のトップチームだけあって、どまつりの中でも充分に輝いていた。

 それでもどまつりは層の厚さが全然違う。安濃津なら、あっぱれや笑楽レベルに達していれば、よっぽど組み合わせが悪くない限りファイナルに残れるだろうが、どまつりはそれぐらいのレベルのチームならごまんといる。これには本当に驚いた。

 そんなどまつりの二日目に行われたファイナルシード決定戦を堪能したのだが、層の厚い中で、群を抜いていたのが笑゛。演舞を観て鳥肌が立ったのは、これまで観た中で笑゛が初めて!あの迫力と美しさを兼ね備えた演舞は、タダモノではない。

 これは結果を見るまでもなく笑゛が優勝だろうと思っていたら、公式サイトによると笑゛は準どまつり大賞どまりで、猩々が優勝したとのこと。これには驚いた。

2008年8月31日日曜日

2008年8月MSVランキング

1位 : I AM YOUR SINGER (サザンオールスターズ)
2位 : GIFT (Mr.Children)
3位 : 崖の上のポニョ (藤岡藤巻と大橋のぞみ)
4位 : truth (嵐)
5位 : 陽は、また昇る (アラジン)
6位 : この瞬間、きっと夢じゃない (SMAP)
7位 : KissHug (aiko)
8位 : 何度も (青山テルマ)
9位 : 告白 (FUNKY MONKEY BABYS)
10位 : LIFE (キマグレン)

 サザンオールスターズのラスト(?)シングルが堂々の1位獲得。サザンの1位獲得は「愛と欲望の日々」以来、約3年半ぶり8回目。8回と言うと少ない感じもするが、月に一度の発表なので充分に凄い記録。サザン以外で過去8回以上1位を獲得したのは宇多田ヒカル、浜崎あゆみ、Mr.Childrenだけ。

 また10位にランクインしたキマグレンはこれで4ヶ月連続ランクイン。これは今年の青山テルマ feat. SoulJaの「そばにいるね」以来、26曲目の記録。これが5ヶ月連続となると、一気に過去2曲だけとなるのだから、この壁は厚い。

 そういえば、前月より、10年前のランキングを振り返る「ディケードメモリー」をやっていないことに気がついた。ま、そんなに愛着のあるコーナーでもなかったから、いったん休止。また、気が向いた時に復活させるかも。

2008年8月30日土曜日

今回の東海地方の水害との微妙な距離感

 報道されているとおり、28日深夜より、僕の地元である東海地方ではとんでもない水害に見舞われている。これによる被害は2000年に発生した「東海豪雨」に匹敵するほどの甚大なものであり、とても気がかりなところである。

 特に、最も降雨量が多かった美合地区にも、僕の大切な友人が住んでおり、メール連絡により無事は確認できたが、それでもどんな状況なのか、とても心配だ。

 と言っても、その程度の気になり方。知人・友人が全く被害を受けなかった6月の「岩手・宮城内陸地震」と比較して、正直なところ、僕の関心度としては同じぐらいか、むしろ岩手・宮城内陸地震の方が大きかったぐらいだ。2000年の東海豪雨の時はもっと関心を持っていたはずなのに、この心境の変化は一体なに?

 ドンズバ地元で発生している大災害にも関わらず、感じずにはいられない、この何とも言えない距離感。何だかちょっぴり変だな。

2008年8月28日木曜日

今週末はどまつり!

 いよいよ明日、どまつり開幕である。

 それほど関心のあるイベントではなかったが、昨年来、安濃津よさこいフリークとなった僕としては一気に放っておけないイベントと化した。と言うのも、これは名古屋のよさこいの祭りでありながら、三重のチームも多数参加するからである。

 笑楽も出る。めっちゃも出る。情熱組も出るし、舞も出る。そして天狗ぅも極津もあっぱれも出る!これは行くしかない。だったらが出ないのは残念だけど。

2008年8月25日月曜日

北京オリンピック後半戦雑感

 後半戦も色々あった北京オリンピック。野球日本代表の惨敗はあまりにも残念。一方、ソフトボールは変則トーナメントにも助けられ悲願の金メダルを獲得した。また、レスリングでは日本伝統の強さを見せ付けてくれた。期待していたマラソン大崎選手の欠場もあった。

 そんな色々あった後半戦だが、ぶっち切りでNo.1ニュースなのは4×100mリレーの銅メダル獲得だろう。オリンピックトラック短距離競技での史上初のメダル獲得はまさに大快挙。強豪チームのバトンミスによる予選敗退というハプニングもあったが、バトンパス技術も含めた速さを競うのがリレー。日本は堂々と世界No.3を誇っていい。

 陸上といえば、もちろん忘れていけないのはウサイン・ボルトという名前。全て世界新記録での3冠は超人以外の何者でもない。でも、かつてこれに加えて走り幅跳びでも優勝して4冠を達成したカール・ルイスはバケモンだな。

 ということで2週間にわたって行われた北京オリンピックもこれで終了。心配されていた諸々の事件も発生せず(もしかして発生していて報道されていないだけかも知れないが)、終わってみれば感動に包まれた素晴らしいオリンピックだったのではなかろうか。

2008年8月24日日曜日

オリンピックはトッププロが集まるものなのか?

 IOCの会長が、2016年オリンピックにおける野球の復活条件として大リーガーの参加をあげた。ニュース記事はこちら(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)。

 会長の言い分も分からないでもないが、果たしてオリンピックとはトッププロが集まらないといけないものなのだろうか?確かに、テニスにはフェデラーなナダルといったトップ選手が出てる。バスケはNBAからのドリームチームが出場している。でも、サッカーは年齢制限を設け、決してトッププロを集結させているわけではない。

 そもそもプロリーグは興行として試合を行っているわけであり、当然観客はお金を払って試合を観に来ている。それなのにオリンピック期間中にトップ選手を奪われるということは、これは国内プロリーグをおろそかにしているということであり、そこまでの犠牲を払う必要があるのだろうか。野球世界一を争う大会はWBCという世界選手権があるではないか。オリンピック開催時期である夏は、どこの国(キューバを除く)でもプロリーグでの優勝争いが佳境を迎える大切な時期。この時期に水をさされるのは、あまり得策ではない。

 今後、オリンピックに野球が復活するかしないのか分からないが、復活するのだとしたら、参加選手の基準を明確にするべきだ。その際、野球世界一を決める大会はWBCがあるのだから、オリンピックの野球はサッカーと同様に年齢制限を設けるか、従来どおりプロリーグに所属していない選手のみの参加を認めるといった形でやってみてはどうだろう。

2008年8月23日土曜日

終わったことは仕方ない。次回WBCに向けてやれることを考えよう!

 負けた。

 オリンピック準決勝韓国戦。先制したところまでは良かったが、投手陣を小刻みに継投させると、リリーフ陣がどうもピリッとしない。藤川が同点に追いつかれると、岩瀬が悩める主砲李承燁に一発を食らってジ・エンド。日本は明日の3位決定戦に回る。

 敗因はもちろん、決定的な場面で代打村田を起用しなかったこと。

 という冗談は置いといて、やはり岩瀬の投入だろう。

 この試合、先発をダルビッシュではなく杉内にしたこと、マスクを阿部でもなく里崎でもなく矢野にかぶらせたことから見て取れるように、星野監督はこの試合の選手起用に関して、これまでの実績や代表チームでの功績とは全然関係なく、現時点での調子を最優先させたはず。ならば登板した3試合で全てヒットを打たれ、しかも予選の韓国戦・アメリカ戦で決勝打を打たれ、絶不調に陥っている岩瀬を、あの場面で起用したというのは、どう考えても理解不能。最後の最後で、采配によって負けてしまったと言わざるを得ない。

 でも、負けたからと言って2年前は世界一だった日本野球のレベルが落ちているのかといったらそうではない。WBCとオリンピックでは参加できる選手の条件が違う。言うまでもなくメジャーリーグ選手の参加可否だ。今回のオリンピック代表なんて、イチロー・ダブル松井・松坂・黒田・福留・岩村・井口・城島が入っていない日本代表。本当の意味での日本代表メンバーからはワンランクは落ちるメンバー構成だったのだ。(もちろん他国もそうですが)

 では、特に心配することなく次回WBCを迎えてもいいかと言うとそうでもないだろう。世界大会で勝てるチームを作るため、できることやできないことなど色々とあると思うが、世界標準に合わせられるものは合わせた方がいいのではないかと思う。例えば、簡単にできそうなところでは使用球。聞くところによると韓国プロ野球では、世界大会に標準を絞り今シーズンから使用球を世界標準のものに変えたらしい。ライバル国の真似っこするのはシャクだが、まずはそんなところから始めてみるのもいいのではないだろうか。

2008年8月22日金曜日

明日、大決戦!キーマンは村田だ!

 いよいよ明日は準決勝韓国戦。女子ソフトボールのような変則的なトーナメントは採用していないので、ホントのホントの大一番である。

 予選は4位とギリギリ通過。星勘定的にはギリギリってこともないが、順位的にはギリギリだ。

 そして準決勝は前述のとおり韓国戦。ん?これってWBCの時に似てませんか?

 思えばWBC準決勝韓国戦。主力としての活躍が期待されつつ絶不調に陥りスタメン落ちした福留が、代打決勝ホームランを放ち、見事な勝利を収めた。これは是非ともWBCの再現といきましょう。

 あの時の福留と同様、主力としての活躍が期待されつつも絶不調に陥っている選手がいる。それが村田。星野さん!明日は村田スタメン落ちさせましょう!そしてここぞの場面での代打起用です!!

 その準決勝はデーゲームということで、明日はマジで仕事している場合じゃないな。

2008年8月21日木曜日

ヘッドライトが役に立つ話

 先日の富士登山準備中の話。

 必需品の中には、日常生活で普通に使っているものもあれば、普段は絶対に使わないだろうと思われるようなものもある。今回、初めての富士登山となった同行者の一人は、後者のようなものはいくら必要なものであっても、一回限りの富士登山のために買うのは少し勇気が要ると言う。至極最もだ。曰く、ヘッドライトもその一つ。

 「いやいやいやいや。停電した時とかにヘッドライトは大活躍しますよ」と言ってみたものの、

 「今日び、停電なんて滅多に無いよね。」と一刀両断。返す言葉も無い。

 で、本日。

 ヘッドライト大活躍しました。

 だって、懐中電灯だと片手がふさがるけど、ヘッドライトなら両手使えますよ!

 本当に便利です。

 停電の時大活躍します。

 実感しました。

2008年8月20日水曜日

SPEED再結成!

 90年代後半のJ-POP界を席巻したSPEEDが再結成する。ニュース記事はこちら。

 「SPEED:完全復活! 今井、長男の聴力障害明かす」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 2000年3月に解散後、何回か期間限定の再結成を果たしたSPEEDだが、今回は期間を設けない、完全復活。元ファンとしてはこれは嬉しい。

 背景に日テレの商業主義がこれでもかと言わんばかりに見え隠れするのは気に入らないが、まあそれもこの嬉しさに比べれば些細なこと。

 CDリリースはもちろんのこと、ツアーや来年の夏フェスへの参加にも期待したいところだ。

2008年8月19日火曜日

a-nation'08@ポートメッセなごや野外特設会場

 もともと予定してなかったし、今回は出演者にあまり魅力を感じてなかったため、行きたいという気持ちが少なかった今年のa-nation。それでも、2002年のイベント開始以来毎年行っていることもあって、いざ目前に迫ってくると、これに行かないと夏が終わらない気がしたので、衝動的に名古屋公演に参加してきた。

 結果的に、上々のセットリストに大満足。やはり夏は野外ライブに行かないとね。

 ということで、以下、セットリストと一言コメントを。いつもの如く超ネタバレなので、これからa-nationに行く人は、ご注意を。

○BRIGHT
01.a-nation ウェルカムメドレー
02.One Summer Time
03.手紙

○JONTE
04.道の先
05.Dear...

○Act Dance Stage

 ここまでオープニングアクト。

○安室奈美恵
06.WHAT A FEELING
07.Sexy Girl
08.WANT ME, WANT ME
09.Chase the Chance
10.Baby Don't Cry

 a-nation初参加の安室。彼女を見たいというのも、今回衝動的に参加した理由の一つだが、さすが女王の貫禄。ダンスの切れ味バツグン!欲を言えばもっと何曲も見たかった。

○AAA
11.ハレルヤ
12.BEYOND~ハリケーン・リリ,ボストン・マリ
13.Getチュー!
14.SUNSHINE

 ノリのいい曲ばかりで、こういう野外イベントに向いている印象。

○鈴木亜美
15.BE TOGETHER
16.all night long
17.love the island
18.Delightful
19.ONE

 このセットリストを待っていた!小室時代の曲をここまでやってくれたのは初めて!「love the island」を真夏の空の下で聴けるなんて最高だ。

○三浦大知
20.Be Shining
21.Inside Your Head
22.No Limit feat.宇多丸(RHYMESTER)

 ここで観客が一気にトイレタイムに。少しかわいそう。MSV-Radioで彼が所属していたFolderをComing Numberとして紹介したことを思い出しながら過ごす。

○J Soul Brothers
23.WE!
24.FREAKOUT!
25.Fly Away

 オリジナルのようでオリジナルではない「Fly Away」を聴けたのは何とも嬉しい。会場はあまり盛り上がってなかったけど、EXILEブレイク直前の名曲ですよ!

○MY LITTLE LOVER
26.DESTINY
27.イニシャル
28.白いカイト

 これも会心のセットリスト。昨年のa-nationでは「Man & Woman」「Hello, Again」を演ったが、かぶらない選曲は素晴らしい。

○東方神起
29.Pruple Line
30.Choosey Lover
31.どうして君を好きになってしまったんだろう?
32.SHINE~Somebody To Love
33.Summer Dream

 相変わらず、一定の層に絶大なる人気の彼ら。終了後に満足して帰路につく客もチラホラと。

○alan
34.RED CLIFF
35.懐かしい未来

 じっくりバラードを聴かせるタイプで、ちょっと野外には向いてない感じ。毎年こういうミュージシャンがa-nationに出てくる。

○大塚愛
36.黒毛和牛上塩タン焼680円
37.クラゲ、流れ星
38.金魚花火
39.ロケットスニーカー
40.SMILY

 黒毛和牛はロック風のアレンジで、オリジナルとは全然違う感じ。新曲「クラゲ、流れ星」は彼女が毎年のように秋頃にリリースするお得意のバラードナンバー。何か、この曲を聴いていて、秋の訪れを少し感じるどころか、今年もこのまま淡々と暮れていくなぁと感じてしまった。

○天上智喜
41.Here feat. CLIFF EDGE
42.Near

 三浦大知のときもそうだったが、ちょっとだれてしまいそうなところでコラボナンバーが入るのが今年のa-nationの特長か。これはいいアクセントになってグッドアイデアかも。

○Every Little Thing
43.Someday, Someplace
44.あたらしい日々
45.fragile
46.Dear My Friend
47.Shapes Of Love

 もっちーは凄くライブを楽しんでいるように見える。変に気が入りすぎることもなく、自分のペースで自由自在に歌っている感じ。何か、表現するのは難しいけど、とにかく楽しさが伝わってきて、そのおかげで聴いている方も凄く楽しい気分でライブを聴くことができた。

○中村中
48.迷い子
49.風立ちぬ

 圧倒的な歌唱力。この人は本当に凄い。テレビで見ている限りシリアスな感じの人かと思っていたら、ノリのいMCもしたのはいい意味で期待を裏切ってくれた。

○trf
50.BRAVE STORY
51.Boy Meets Girl
52.LEGEND OF WIND
53.Live Your Days~EZ DO DANCE
54.Where to begin
55.survival dAnce

 毎年、ほぼ不動のセットリスト。まさに偉大なるマンネリ。でも、この曲を聴きたいから人はa-nationに集まってくるのだと思う。少なくとも僕はそう。もちろん今年も大満足。

○倖田來未
56.Lady Go!
57.Venus
58.キューティーハニー feat. YU-KI
59.Moon Crying
60.Once Again
61.Shake It Up~BUT~real Emotion~Butterfly~Crazy 4 U
62.girls

 あおなみ線の大混雑(前回は2時間待ち!)を避けるため、キューティーハニーを聴きながら退場。演奏を聴きながら帰れるかと思っていたら、レイアウトがうまく考えられているのか、一歩会場を出たら、音は全く聴こえなかった。なので、キューティーハニー以降のセットリストは、ネットから探して拾ってきたもの。

 まあこんな感じで大満足の今年のa-nation。来年も行くしかないかな。

2008年8月18日月曜日

 歯が痛い。間違いなく虫歯である。

 1週間ぐらい前から何となくおかしかった。でも、完全におかしいわけではないので、放っておいた。そしたら昨晩ぐらいから本格的に痛くなってきた。こりゃ、今日で夏休みが終わって明日から仕事だっていうストレスも、痛み発症に加担したか?

 一応、人並みには歯をケアしているつもりだ。でも、どうもそのやり方が下手くそらしい。過去、生まれ育った愛知県を含めて、その後住んだ浜松、岸和田、調布と全ての土地において歯医者の世話になっている。そして今回。ちょっと根本から歯のケアの仕方を見直した方がよさそうだ。

 それはそれとして、明日から、業務上、会社を休めない日が続くが、半日ぐらいなら何とか抜けられる日を作れそうなので、早めに治療に行った方が良さそうだ。その前に、職場の人に津で評判のいい歯医者を聞かないといけないな。

2008年8月17日日曜日

復刻ユニフォームもほどほどに

 ここのところ昔のユニフォームを復刻ユニフォームとして着用するのが流行している。

 巨人はV9時代のユニフォームを復刻させ、西武はAKDが猛威を奮った90年代前半のユニフォームを復刻させた。また、ソフトバンク・西武は球団買収の垣根を越え、南海・西鉄時代のユニフォームを蘇らせた。

 と、この辺までは意義ある復刻ユニフォームだと言えるが、ヤクルトが弱小チームだったころのアトムズのユニフォームを復刻しても、何だか弱いチームに見えてしまうだけで、あまり意味がないのではないだろうか。

 極めつけが現在実施中のロッテの復刻ユニフォーム。弱くて人気も無かった頃のユニフォームをわざわざ蘇らせなくてもいいのに。

 (公式サイトより拝借)

 ちなみに8/13~18のホーム6連戦で実施しているが、現在1勝3敗と苦戦中。そりゃ、このユニフォームが相手なら、勝てそうな気がしますからね。

2008年8月16日土曜日

やはりこの2チームの調子が上がってきた!

 予想できていたことだが、やはりこの2チームの調子が上がってきた。その2チームとは広島とオリックス。言うまでもなく、北京オリンピックに1人の選手も供給していない2チーム。ペナントを争うのに大事なこの時期に、フルメンバーで戦うことのできる2チームだ。

 特に広島は絶好調。オリンピック期間になってから、7勝2敗のハイペースで勝ち続けている。これでプレーオフ進出圏内の3位まで1.0差。完全に射程距離だ。

 一方のオリックスは5勝4敗と平凡な成績ではあるが、ここのところ3連勝と上り調子。しかもプレーオフを狙うための当面の敵である日本ハム相手に3タテとあって、3位日本ハムまで0.5差と肉薄。勢いは増すばかりだ。

 オリンピック選手不在の戦いはまだまだ続く。この調子ならこの両チームは間違いなく、プレーオフ圏内に入ってきそうだ。(オリンピック選手が戻ってきたら、すぐに失速しそうですが。)

 ※記録は全て15日現在

2008年8月15日金曜日

北京オリンピック前半戦雑感

 気付いてみたら、北京オリンピックも半分が終了。そこで、前半戦の主な出来事を振り返ってみる。

 何と言っても一番のビッグニュースはフェンシング太田選手の銀メダルだろう。フェンシングという競技があることはもちろん知っていたが、選手の名前は全く知らなかったし、ルールも全然知らなかった。そこに彗星の如く現れたニューヒーローは、間違いなく北京オリンピック前半戦のMVPだ。ただ、試合をテレビで観戦したのだが、ルールは全く分からないまま。種目は「フルーレ」「エペ」「サーブル」の3種目あるとのことだが、何が何だか全然分からない。ただ、装備が妙に電子機器に包まれているのが印象的。ちなみに太田選手はフルーレの選手。

 柔道もいろいろあった。谷選手はママでは銅。代わりに谷本選手がオール一本で金メダルを獲得した。中継中、アナウンサーや解説者達が、しきりに言っていたのが、ここ最近の柔道事情。もはや柔道ではなくて、「JUDO」に変貌してしまっており、日本人としては残念な気持ちだとのことだが、柔道の基本を全く理解していない僕からしてみると、解説者たちが言っているこの言葉の意味がイマイチ分からない。ただ、以前に比べて、相手の背中を畳につければポイントが得られるということが明確化してきているような気がするので、僕的には今のほうが見てて分かりやすく面白く感じられる。でも、これってレスリングとの棲み分けがなくなってきているってこと?

 野球は順調な滑り出し。初戦のキューバ戦は落としたが、目指すのは金メダルであり全勝ではない。むしろ気になるのはミクロなところで、予選の時は「サブロー」ではなく「大村三郎」と、登録名での参加が認められなかったのに、本戦では何故「佐藤隆彦」ではなくて、「G.G.佐藤」として出場しているのかということ。まあ、どうでもいいことだが。あと、台湾戦の3回終了時、北京の球場にFLOWの「GO!!!」が流れてたのも気になった。何故、中国の球場でJ-POPが流れるんだ?

 もちろん北島の2冠は凄すぎ。アテネの「チョー気持ちいい」に続いて、今回の「何も言えねぇ」も流行語になるか?

 残念なのは野口みずき選手の欠場。メダルへの期待感、競技としての人気度、本人のスター性と、どれをとっても今大会注目度No.1だっただけに、残念な気持ちで一杯だ。それでも土佐選手と中村選手という力のある選手が出場するだけに、注目の競技であることには変わりない。

 さあこれから後半戦。前述の女子マラソンを含めたオリンピックの華である陸上競技はこれからが本番。野球は金メダルを獲れるか?ソフトボールだって予選では王者アメリカ相手にエース上野をぶつけてないし、今日はコールド負けしたが、決勝トーナメントを見据えた戦いをしていると言える。さらには最強女子レスリングチームからは金メダル量産が期待できるし、女子バレーも決勝トーナメント進出に向け、負けられない試合が続く。

 こりゃ、来週も仕事している場合ではないな。

2008年8月14日木曜日

笹の滝ドライブ

 大型8連休なのに、予定らしき予定は、初日の野球観戦と津花火大会ぐらいという体たらく。あとはオリンピック観戦三昧の7日間になりそうで、それはそれとしてまあいいんだが、それにしてもいかがなものかと思い、行ってきたのが「笹の滝」(ささのたき)。場所は奈良県で、まあ隣県だし、軽いドライブ気分で行けるだろうと思い出発したのだが・・・すいません。十津川村をナメてました。津からだと、めっちゃ遠いです。4時間半を超えるロングドライブになってしまいました。

 国道168号を、有名な谷瀬の吊橋から少し南下すると、「笹の滝」の大きな看板が現れる。そこから超狭い山道を進むこと12km。目の前に滝の入り口が。

 ちなみに、国道から大きな看板で誘導している割には、全然観光地化されてなくて、駐車スペースは7,8台分ぐらいのみ。しかも半路駐みたいな環境である。

 そして入り口から、あまり整備されてない遊歩道を歩くこと数分。滝は意外にもあっさりと姿を見せた。


 高さ32mの豪快な滝。滝つぼの近くまでいけるし、水しぶきを浴びることもできる。但し、足場が岩場で、しかもコケのせいで凄く滑りやすいので、細心の注意が必要。


 足場はこんな感じ。写真では分かりにくいが、水とコケで凄く滑りやすく、ちょっとでも踏み外すと川に落ちる。実際、他の観光客が連れてきてた犬が川に落ちて、少し流されていた。(飼い主が無事に救助しましたよ。)

 ということで、滝そのものよりも、足場の紹介の方が長くなってしまったが、上からも岩が迫っていることもあってか、微妙な圧迫感もあり、そのせいもあってなかなかの迫力のある滝だった。

 おまけだが、行きは道路地図を片手に最短ルートだろうと思われる道をカン頼りに進んだところ4時間半かかり、帰りは楽するためにカーナビに従って帰ってきたところ5時間かかった。そういうことらしい。

2008年8月13日水曜日

ブログ通信簿

 gooが提供する「ブログ通信簿」なるものが話題になっている。これは、直近の10件の記事をもとに、様々な視点からブログを評価してくれるというもの。

 面白そうなので、早速やってみた。結果はこちら。

 それぞれ、5点満点らしいので、MSV-Blogはお気楽な主張するブログといったところか。なるほど、確かにそうかも。ブログ年齢が22歳とのことだが、実年齢とこれだけかけ離れているのは、喜んでいいのか、年齢不相応の内容を書いているということで悲しんでいいのか、微妙なところ。

 ともあれ、軽いネタ作りにはちょうどいい感じなので、ブログをやっている方は、一度評価してもらってはいかが?

・ブログ通信簿@gooラボ
 http://blogreport.labs.goo.ne.jp/(後日追記:パーツ配布終了のためサイト閉鎖)

 なお、通信簿をつけてもらうためには、「gooブログ検索」に「更新通知」が送信されている必要があります。ちょっと技術的に難しいですが、興味のある方は、利用しているブログサービスのFAQ等から調べてみてくださいね。

2008年8月12日火曜日

CDレビュー 斉藤和義「Golden Delicious」

 斉藤和義というミュージシャンは、日本音楽界の中でも珍しい存在だと思う。

 1994年リリースの「歩いて帰ろう」は、おそらく誰もが一度は耳にしたことがあるはず。キャッチーなメロディが印象的な彼の代表曲だ。

 1997年リリースの「歌うたいのバラッド」は、名曲中の名曲。ミュージシャンの中にもこの曲のファンは多く、昨年のap bank fesではBank Bandとして桜井和寿がカバーしたのは、あまりにも有名。

 このように数々の名曲を生み出し、今年デビュー15周年というキャリアを積み重ねているのに、不思議なことにシングルヒットに全くといっていいほど恵まれてない。これだけヒット曲と言える曲が無いのに、それでも皆の心に残る名曲を生み出し、15年という長い間第一線で活動を続けているミュージシャンは、他に類を見ないのではないだろうか。

 そんな斉藤和義がデビュー15周年を記念した3枚組ベストアルバム「歌うたい15」をリリースした。これだとちょっとボリュームがありすぎるので、ここでは1998年にリリースしたベスト版「Golden Delicious」をご紹介。このアルバムでも前述の「歩いて帰ろう」「歌うたいのバラッド」は収録されていますしね。


Golden DeliciousGolden Delicious
価格:¥ 3,059(税込)
発売日:1998-12-02

2008年8月11日月曜日

野球観戦記 ~一軍選手は別格だ~

 いよいよ今日(10日)から夏休み。如何にして過ごそうかと苦慮した結果、以前に行きつけの床屋の主人が、休みの日によくファームの試合に行くという話をしていたので、それにそそのかされた形で、ドラゴンズvsサーパス@ナゴヤ球場の試合に行ってきた。

 早速、ナゴヤ球場の最寄りの駅である山王駅に到着。

 ん?んん??山王駅って何???確かこの駅は「ナゴヤ球場前駅」だったはず・・・。

 調べてみると、2005年に改称したとのこと。何だかチョッピリ寂しいですね。

 ナゴヤ球場の外野スタンドはこんな感じ。風速と球場の音量を表していた鉄塔もなくなっているし、レフトスタンドはご覧のとおり完全に観客席が撤去された状態。あの国民的行事と言われた「10.8」の舞台も、完全に様変わり。14年という年月は、そういうものなのか。一つ嬉しかったのは、ホームランが飛び出したときにナゴヤ球場独特のファンファーレ(覚えている人いるかな?)が鳴り響くこと。何本もの劇的なホームランが、あのファンファーレに演出されたものだ。

 ナゴヤ球場への思い出に浸るのはこれぐらいにして、本日のスタメン。

 サーパスのスタメンは豪華すぎ。大引、村松、古木、木元、中山って完全に一軍メンバーだ。一方、ドラゴンズの1・2番は岩崎・谷と、「誰だ?」状態。まあ一軍のアライバが現役選手としてはピークを迎えていることを考えると、この岩崎・谷のイワタニコンビで何とかポストアライバを狙っていきたいというのが首脳陣の狙いか。

 (イワタニ+新井の3ショット)

 試合は新井の逆転3ランと李炳圭のタイムリーにより、6-3でドラゴンズの見事な勝利。それ以上に目立ったのが1軍クラス選手の別格ぶり。特に村松と李炳圭は打球の質が全然違っていた。この両選手はすぐにでも1軍にあげた方がいいだろう。

 別の意味で気になったのは大引。本来、村松や李炳圭と同様か、それ以上に別格ぶりを発揮しないといけない立場の選手だが、動きに全く精彩無し。ファーム落ちの理由がケガなのか不振なのか分からないが、こんな体たらくでは、しばらくはファーム暮らしが続きそうだ。

 それとは別の意味で気になったのは新井とリリーフで出てきた中里。この両選手も体のキレが完全に別格だったが、それでもこの両選手はなかなか1軍に定着できていない。2軍では別格だけど1軍では力になれないということは、技術以外のどこかに問題があるのではないだろうか。

 (そんな中里投手)

 あと、全体的に感じたのは、ファームの打者は緩急に全く対応できてないということ。両チームの先発が緩急を持ち味とする投手だったこともあり、特にそれが気になった。やはり投手はスピードだけではなくて、緩急を含めた投球術の総合力があってこそ、本当のトッププレイヤーになる資格があるということか。逆に打者はそういうものにしっかり対応ができないと、一流にはなれないのだろう。

 あと、期待されているドラゴンズの堂上直選手と、サーパスの謎の外国人投手ヤング(以下の写真)は、共に全然ダメ。1軍の戦力になるには、しばらく時間がかかりそうだ。

 (写真では分かりにくいが、ヤング投手はとにかくでかい。選手名鑑によると身長196cmとのこと。)

2008年8月9日土曜日

マナーモードにしてますか?

 こんな記事を発見。

 「「1日のほとんどがマナーモード」、若い世代ほど高い傾向に」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 若者世代になるほど、一日中マナーモードにしている人が多いそうな。そういうものなんですかね。

 ちなみに、僕は業務時間中とマナー的に音を出してはいけない場所(電車の中とか映画館とか)はマナーモードにしていて、その他は通常モードにしています。

 皆さんはどうですか?

2008年8月7日木曜日

オリンピック直前恒例!各局のテーマソング特集

 一部競技は既に始まっているが、いよいよ北京オリンピック開幕まであと1日。テロ、大気汚染、食の問題、競泳の水着問題などなど色々と取り沙汰されている今回のオリンピックだが、そんなことを差し引いてもワクワク楽しくなってくるのがオリンピック。個人的には野球日本代表、野口みずきを筆頭に、見所満載だ。(来週のお盆休みはテレビにかじりつきになりそう。)

 競技について気になったことは随時ここにも書いていこうかと思っているが、開幕前ということで、恒例(?)となっている各局のテーマソングを紹介したい。

 ・NHK Mr.Children 「GIFT」
 ・フジ レミオロメン 「もっと遠くへ」
 ・日テレ 嵐 「風の向こうへ」
 ・テレ朝 福山雅治 「HIGHER STAGE」
 ・TBS SMAP 「この瞬間、きっと夢じゃない」
 ・テレ東 EXILE「Fly Away」

 正直、過去のオリンピックと比べると、見劣りする印象。日テレとTBSはメインキャスターに配慮した選曲と言わざるを得ないし、これまで一貫してスポーツ中継でSMAPを起用してきたテレ朝はTBSに先手を打たれてしまったため、シドニーオリンピックの時に起用した福山雅治を無理やり引っ張ってきた印象。NHKのMr.Childrenはさすがといいたくなるキャスティングだが、楽曲があまりにもMr.Children独特のバラード節が強くてスポーツ中継のテーマソングには不似合い。

 一方で、フジのレミオロメンはスポーツ中継に相応しいさわやかなサウンドだし、テレ東のEXILEは6年も前のナンバー(オリジナルは8年前!)だが、ブレイク前の名曲を掘り起こしたと言う意味で功績は大きく、何よりスポーツ中継にあっている。どうやらテーマソングの選曲ではこの2局に軍配が上がったといえそうだ。(別に勝負してるわけではないだろうけど。)

 参考までに過去のオリンピックにおけるテーマソングはこちらから。

2008年8月5日火曜日

速報!山本昌が200勝達成!

 山本昌がついに200勝を達成。名球会入りを果たした。

 昨年は僅か2勝の大不振。もうダメかと思われただけに、今シーズンの復活、そして偉業達成は見事としかいいようがない。

 選手のメジャー流出が止まらない昨今のNPB。おそらく日本球界だけで200勝する投手は、もう現れないだろう。

 すごいのは、この試合で完投しているところ。継投全盛のこの時代に完投してしまうっていうのは、記念すべき試合でのモチベーションの高さの賜物か。いや、それとも岩瀬がオリンピックのため離脱しているというチーム事情によるものか。

 と思ったら工藤も200勝を達成した試合で完投している。しかも自ら決勝ホームランまで放っている。200勝してしまうピッチャーは、みんな凄い。

 話は戻って、本当に山本昌の次に国内200勝しそうな投手は居ないのか?昨シーズン終了時点で国内100勝をあげているのは、西口(151勝)、三浦(117勝)、小宮山(113勝)、上原(106勝)、川上(103勝)、下柳(103勝)の僅か6選手。年齢とメジャー志向の有無を考えると、この中で唯一可能性がありそうなのは西口か。

 何にしろ、一度も「エース」の称号を手にしないまま名球会投手になってしまった山本昌。こんな投手も珍しい。

 ※ 昨晩の深夜帰宅と今朝の早朝出勤のせいで、今日(5日)の帰宅後に今朝の新聞でこのニュースを知りました。なので、僕的にはものすごく旬なニュースなのです。

2008年8月3日日曜日

オールスターがダブルヘッダー

 木曜日と金曜日が共に22時過ぎまで仕事だったため、本日(2日)、まとめてオールスターを観戦した。このため、オールスターダブルヘッダー状態。感想を思いついたままに。

○第1戦
 ・高橋-小笠原-下柳のリレーって地味すぎ。そりゃ、得点シーンも地味になりますね。せっかくだから石川も第1戦に登板させればよかったのに。
 ・セカンド西岡、サード中島、ショート西岡というオリンピックを意識した布陣には鳥肌が立った。守っている選手にも妙な緊張感と笑顔があったのが印象的。
 ・西武の応援団は来てなかったのかな。だからと言って、中島が打席の時に中島輝士の応援歌で代用するのはいかがなものかと。

○第2戦
 ・大松は左投手の時には必ず交代させられるイメージがあるので、石川からホームランを打ったのは価値がある。2打席連続アーチということもあって後半戦に大ブレイクの予感。
 ・第2戦に限らず雑な守備が目立った。特に片岡の後逸はいただけない。もう一皮むけて超一流のプレイヤーになり、日本代表に選ばれるようになるためには、あのようなプレーは許されないだろう。
 ・成瀬、大丈夫?

2008年8月2日土曜日

CDレビュー HOME MADE 家族「NO RAIN NO RAINBOW」

 ついにリリースされた「NO RAIN NO RAINBOW」。まさかあの伝説のライブから半年経った今になってシングルとしてリリースされるとは思っていなかったから、嬉しいような待ちくたびれたようなホッとしたような、何とも言えない気持ちだ。と言いつつも、やっぱり嬉しい気持ちが一番強いが。

 あらためて歌詞を読むと、これがまた彼らお得意の前向きアッパーチューン。本当に彼らの曲は聴いていて気持ち良い。

 M2は「RISE & SHINE」に続く地デジキャンペーンソング。これもまた絶対にライブで盛り上がりそうなパーティチューンだ。

 さらに初回限定のDVDには、伝説の日本ガイシホールライブ模様から「真夏のダンスコール」と「NO RAIN NO RAINBOW」を収録。小出しにせずにライブDVDを出せばいいのにと思いながら観てたら、最後に「ライブDVD 10月リリース決定」のテロップが!待ってました!これには買わないという選択肢は絶対にあり得ない。

https://www.sonymusic.co.jp/artist/HomeMadeKazoku/discography/KSCL-1273
(後日追記:オトフレームがリンク切れのため、リンク先変更)

2008年8月1日金曜日

CDレビュー BUMP OF CHICKEN「present for you」

 以前にSOUL'd OUTのB面コレクションを紹介したとき、B面コレクションは完成度の高い曲から実験的な曲まで、実にバラエティに富んでいて、初めて聴く人からコアなファンまで、幅広いファン層が楽しめるのがいいところだというような主旨で紹介した。

 そして今回のBUMP OF CHICKENのB面コレクション。このアルバムもまさにそれが当てはまる一枚。全体的な印象としては、シングル曲よりもライブ映えしそうな楽曲が多いと感じたが、ともかくシングルナンバーでは感じ取ることのできない彼らのある意味ロックな一面を感じることができるこのアルバムは、是非ともじっくりと聴き込んでみたいアルバムだ。

 それにしても、いわゆるベスト版がまだリリースされていないのに先にB面コレクションを出すなんて、珍しいケースではないだろうか。このあたりにもマイペースな活動を続ける彼らの自信のようなものが伺える。

2008年7月30日水曜日

CDレビュー 久松史奈「Penny Rose」

 久松史奈の約1年ぶりの新譜はロックテイストあふれるミニアルバム。これで2005年に国内リリースを再開してから1年に1枚のペースでリリースを続けており、コンスタントな活動が定着してきているのはファンとして嬉しいところだ。

 今作はM1「Loet it go!」やM4「Rockin' drive」のような近年のロック色の強い楽曲から、かつてを彷彿させるポップなM3「永遠のPhotogragh」まで、新旧の史奈を楽しめる濃厚な1枚になっていて、ミニアルバムながら聴きごたえたっぷり。

 これだけいいものを、しかもコンスタントにリリースしているのだから、そろそろ地元の夏フェス登場ってのを期待したいものだ。(以前にも同じようなこと書いたかな。)

2008年7月29日火曜日

富士登山2008 ~二日目~

・0:30
 起床。23:30頃に出発するパーティがガサガサしていたこともあって、なかなか眠れなかったため、睡眠不足感は否めないが、それでも前日に感じていた指先のしびれは回復。事前に購入しておいたおにぎりを食べ、1時には山小屋を後にした。

・2:20
 頂上前最後の山小屋である御来光館到着。ここの標高は3,450m。渋滞はあるものの、頂上での御来光に向けて、順調な歩みだ。

・3:30頃
 9合目(鳥居)通過。まだ真っ暗。それでも鳥居での記念撮影渋滞と、それ以降の難所の岩場ボトルネック渋滞が重なり、とにかく全然進まない状態が続く。とは言えご来光まではまだ1時間ある。ツアー客が多いが、そのガイドがこのまま行けば頂上でご来光を拝めるようなことを言っているので、それに勇気づけられる。

・4:35
 登頂!東の空は随分と明るいが、まだ太陽は顔を出してない。山頂は登山客だらけだが、何とか座ってご来光を拝める場所を確保する。

・4:45頃
 ご来光。ちょうど陽が出てくる方向に形がいびつな雲があったため、素直な日の出とはいかなかったが、それでも見事なご来光だった。8合目以降ならどこで見てもご来光のキレイさは同じだと言うが、やはり山頂でのご来光は特別感がある。

 (ご来光直前)

 (ご来光)

 僕自身、山頂でご来光を拝むのは2回目だが、前回は山頂での待ち時間が長かったため、意識朦朧とした状態でのご来光だった。今回はタイミングバッチリだったこともあり、より記憶に残るものとなった。

 その後は山頂の山小屋で腹ごしらえ。気圧の関係で沸点が低いためあまり美味しくないことは分かっていたが、それでもラーメンを注文してしまった。

・5:45
 同行者のMさん(会社の先輩)の達ての希望でお鉢巡り開始。一方、同行者のIさん(サークルの先輩)とAさん(Mさんの友人)は疲労のため先に8合目江戸屋まで下山して待機することに。ちなみに、今回はこの4人編成。

・8:30
 お鉢巡り終了。通常、1時間半程度で終わるはずのお鉢めぐりだが、途中でトイレ待ちと剣が峰記念写真撮影待ちがあったため、随分と時間がかかってしまった。
 (山頂から見た宝永山らしき山。)

 (どこまでも広がる雲海)

 (剣が峰の象徴と言える三角点)

 (その三角点の説明書き)

 (あまりの大きさにどうやって撮影してもその迫力が伝わらない富士山の火口。毎回登頂する度に撮影しているが、満足できる写真を撮れた例が無い。)

 (山頂から見た山中湖)

・9:15
 8合目江戸屋で先に下山していた2人に合流。

・11:00
 7合目のトイレポイント到着。下山時はメンバー個々で体力の余裕が異なるため、それぞれのペースでバラバラに下山することが多かったが、今回は敢えて全員一緒に下山。下山道はとにかく単調で、しかも山小屋がないこともあって目の前の目標物がなく、肉体的だけでなく精神的にも疲れてしまうが、一緒に降りればバカ言いながら歩みを進めることができるので、結果的にこの方が早く下山できるのかも知れない。

・12:30
 下山。4時間弱で下山できたのだから、まあまあだろう。驚いたのはこれまでと比べて、膝や足に痛みが無いこと。足が鍛えられているとは思えないので、年のため翌日以降にガタが来るのかと思っていたら現時点(2日経過)でそれもなし。かつての富士登山時よりも、多少減量しているので、それにより膝への負担が減ったことが理由かも。

 下山後はお土産を買って、富士登山終了後恒例の銭湯へ。河口湖口と言えば、立ち寄るのは毎度お馴染みの「紅富士の湯」。今回は下山時8合目以降、ずっと曇っていたのでさほど汗はかいてないが、そうは言ってもそれなりの汗と埃が体にまとわり付いているので、銭湯で気持ちよく洗い流させてもらった。

 ということで、大満足のまま終了した今回の富士登山。全行程中、一度も雨が降らなかったことも非常に良かった。やはり富士登山は天候が比較的安定している7月に限る。

 あと、もし来年以降に再度登ることがあるのだとしたら、次回はTシャツの替えを持っていこうと決意。荷物は増えるが、汗っかきの僕にとっては必需品だ。

 最後に、一緒に登った皆様、お疲れさまでした&ありがとうございました。4人で挑戦して4人とも山頂で御来光を拝むことができたっていうのは、それだけでとても素晴らしいことだったと思います。

2008年7月28日月曜日

富士登山2008 ~一日目~

 昨年の経験を活かし、13時半か遅くとも14時には登山開始となるようタイムスケジュールを組んだ今回の富士登山。ところが、どこでどう時間を読み間違えた(要因の一つは昼食にガッツリと「ほうとう」を食べたことだが、登る体力をつけるために必要だったから、しょうがない)か、結果的に5合目を出発したのは15時。明るいうちに山小屋に到着するには余裕の無い時間になってしまい、不安を抱えながらの出発となってしまった。ちなみに金曜日の午後だというのに5合目の駐車場は満車寸前。さすが人気No.1の登山口だ。

 (出発地点の河口湖口5合目)

・16:00頃
 6合目に売店があったように記憶していたため、そこで休憩を取ろうとしたのだが、その売店が閉鎖されていたため、6合目の存在に気付くことなく通過。

 (翌日の下山中に閉鎖された売店を激写)

・17:00
 7合目花小屋到着。標高は2,700m。このあたりで既に雲の高さに突入。

・18:20
 7合目最後の山小屋である東洋館到着。河口湖口登山道では通常でも8合目以降にツアー客などの影響で大渋滞するのだが、今回は7合目付近から既に大渋滞。おかげでスローペースをキープできて、僕以外は全員富士山初挑戦という今回のパーティ構成を考えると体に優しい状態ではあるが、それにしてもこの混雑ぶりはさすがにまいる。スタートが遅れたこともあり、明るい時間に宿泊予定の山小屋(元祖室)に到着することを諦めた。

・18:55
 8合目太子館到着。ここからようやく8合目。

 富士登山中にかならず一度は遭遇する「ラピュタ」を思い起こさせる雲のかたまりに遭遇。ここから標高3,000m超だが、やはりこの高さになると空気の薄さを実感。寒さのためか指先がしびれて、感覚が無くなってきた。

・19:50
 8合目元祖室到着。手前の白雲荘までは陽の光で登れたが、とうとう最後はヘッドライトを使うことになった。

 到着直前に鮮やかな流れ星を発見。一瞬すぎて、とても願い事を3回も言えやしないが、発見できただけで感動した。

 そんな感じで一日目は終了。晩飯は山小屋定番メニューのカレーライス。同行者のMさん(会社の先輩)の達ての希望でビールを飲むことになったが、標高が高く地上の3倍程度の酔いがまわるとのことだったので、350ml缶一本を二人で空ける程度に止めることにした。

・21:00
 消灯。昨年のような足が伸ばせない程のスシ詰め状態ではないが、それでも男女関係なく、寝返りできないぐらい狭い空間に詰め込まれる状態。おまけにかけ布団が厚すぎるせいか、とにかく暑くて、全然眠れなかった。